木原美術館 江戸狂歌を書く 4.3.24木曜日

太平の眠りを覚ます上喜撰　たった四杯で夜も寝られず

　　幕末の江戸　突然として鎖国のわが国に真っ黒な蒸気船が四隻

(四はい)現われた。江戸中大騒動　静岡の銘茶喜撰を飲んで夜寝られないという掛詞はみごとなものである

先人の知恵はすばらしい　　これほど見事な歌は　見たことがない

◎◎　はなまる　!!

木原美術館 扇面に書く 4.3.23

天の原天さへ冴えやわたるらむ氷と見ゆる冬の夜の月

条幅を書く 4.3.22火曜日

年華已に梅梢に伴うて晩く　春色先ず草際従り帰る

扇面古今集を書く 4.3.22火曜日

人知れず絶えなましかば詫びつつもなき名ぞとだに言はましものを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊勢

木原美術館 朗詠集を書く 4.3.22

うぐいすの声なかりせば雪消えぬ

山里いかで春を知らまし　　　　　中務

鶯の鳴き声がもしも聞こえなかったならば　雪深い山里の人々は

一体どうやって春が来たことを知るのであろうか

なんという素晴らしい歌なんだろう

春がくるたびに　何度でも書きたくなる　日本最高の歌

あー　日本人に生れてよかった

それにしても　最近は都市化が加速して　滅多に鶯の声聞こえないのが　大変残念に思う

木原美術館 古今和歌集を書く③ 4.3.22

みわたせは花ももみちもなかりけりうらのとまやのあきのゆふくれ

　　　　　　　　　　　　　　　　藤原定家

木原美術館 古今和歌集を書く② 4.3.22

f花はちりそのいろとなくなかむれはむなしきそらにはるさめそふる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　式子内親王

木原美術館 古今和歌集を書く① 4.3.22

かせかよふねさめのそての花の香にかをるまくらのはるのよのゆめ

　　　　　　　　　　　　　　俊成

木原美術館 扇面に書く新古今集 4.3.21

あらたまの年たち返る朝より待たるるものは鶯の声　　　　素性

木原美術館 福翁百話を書く 4.3.20

木原美術館 漢詩を書く 4.3.20日曜日

日は香炉を照らして紫煙を生ず

遥かに看る瀑布の長川を掛くるを

飛流直下三千尺

疑うらくは是れ銀河の九天より

木原美術館 歌合せを書く 4.3.19

寛平　御時后宮歌合

左

素性

ちるとみてあるべきものをむめのはなうたてにほひのそらにとまれる

木原美術館 福翁百話 4.3.19

富者必ずしも快楽多からず

　　　　　　　　　　　　　　　福沢諭吉

木原美術館 芭蕉俳句を書く 4.3.19

①老いの名のありとも知らで四十雀

②大津絵の筆のはじめは何仏

　　　　　　　　　　　　松尾芭蕉

木原美術館 吉語 4.3.18

然信　　　信頼する