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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 105-1】 When I Grow Up : 「不定詞・名詞的用法」 に注目!!

2015-06-26 | DWE・歌詞分析 【イエロー】
ゆーくん、3歳 3か月 4日
あやちゃん、1歳 2か月 1日
DWE歴は、2年 7か月 21日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、Sing Along! 10 のDVDに収録されている
"When I Grow Up" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、105曲目です

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、子どもたちが、大きくなったら何になりたいかを話している歌です

この曲で取り上げられている文法事項は、
  接続詞 when : When I grow up, I want to be a cowboy.   など
  不定詞・名詞的用法 : When I grow up, I want to be a cowboy.   など
  関係代名詞 what : A cowboy's what I really want to be.  です

今回は、「不定詞・名詞的用法」 に注目してみたいと思います

歌詞で言うと――

  When I grow up, I want to be a cowboy. 
  When I grow up, I want to be a dancer. 
  When I grow up, I want to be a pilot. 
  When I grow up, I want to be a doctor. 

 
という部分に登場しています



中学校2年生で学びますが、不定詞には――

  名詞的用法  「~すること」
  形容詞的用法 「~するための」
  副詞的用法  「~するために」


という意味があります


学校のテストで、不定詞の3つの用法の意味を理解しているか確認するために、
不定詞の含まれた英文を列挙して、どの用法なのか問うことがあります

学校英語では、「コミュニケーション能力」と「文法的理解」の両方が求められるので、
こういった「文法的な設問」を確実に解答することができることが望まれます

英語を感覚で理解している DWEキッズであっても、
学校英語を学んでいく以上、しかるべき時期がきたら、
「学問」としての英語も知っておく必要があると思います

そこで、今回は、この曲の歌詞に登場する 「不定詞・名詞的用法」 について
文法的な側面から 取り上げてみたいと思います


「to+動詞の原形」 という不定詞の形で、
「~すること」 という意味を持つのが 「不定詞・名詞的用法」 というのは、前述の通りです
「不定詞・名詞的用法」が用いられている例文を挙げてみます

 【例1】 I like to play the piano. (私は、ピアノを弾くことが好きです)

 【例2】 I want to play the piano. (私は、ピアノを演奏したいです)

上に挙げた【例1】の "like to play the piano" は、
「ピアノを弾くことが好き」 という意味なので、
「不定詞・名詞的用法」と気がつくのは容易ですね

ただ、【例2】については、"want to ~" 「~したい」 という意味だと分かっても、
和訳しただけでは、どの用法なのかが分かりにくいかもしれません
そんなときは、以下のとらえで考えてみます

"want to ~" は、「~することを欲する」 という意味から、
「~したい」 と意訳したものだととらえてみるのです

"want to play the piano" 「ピアノを演奏することを欲する」 ということから、
「ピアノを演奏したい という日本語に変換されているということが分かります

この曲の歌詞に登場する表現で言えば、
"want to be a cowboy" 「カウボーイになることを欲する」 ということから、
「カウボーイになりたい という日本語に変換されていることが分かります

つまり、"want to ~" は、「不定詞・名詞的用法」になるわけです
この理屈が分かれば、英文法が苦手な人でも大丈夫

「将来の夢」というテーマは、中学校のスピーチに使われることも多いですし、
定期試験・入試にも登場することが多い傾向にあります

幼い頃から、この曲に親しんでおいて、表現に慣れておくのは有効ですし、
将来の夢を語る英語表現の「基盤」を作るという意味では、バッチリな歌だと思います
そういった意味を込めて、この曲は、特に大切にしたいと思います






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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