゜・*:.。. ☆ The Little Prince with Mirei ☆ .。.:*・゜

英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

英語育児をする心構えって・・・???

2014-01-27 | 英語教育
ゆーくん、生後676日
1歳10か月5日
DWE歴は、1年 2か月 22日になりました
   
我が家は、ゆーくんが生後7か月半の頃から
DWEの教材を用いた英語環境を整えました

英語育児を始めて、まだ1年ちょっとの私ですが、
今回は、実体験をもとに、
  親としての視点
  英語教師としての視点
 から
「英語育児をする心構え」について書いてみたいと思います



       ☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆



    親としての視点

  赤ちゃんの頃から(あるいは、日本語の発語が少ないうちから)英語育児を始めたいというご家庭や、
 早期からの英語育児に興味があるご家庭が増えてきている印象の昨今ですが、
 私なりに、その理由を分類してみると、以下のようになりました

  ● 親が「英語」が苦手だったので、子どもに「英語」で苦労させたくないから、
     早くから英語に触れさせて、英語に慣れさせておきたい。

  ● 親自身が「英語」にコンプレックスを持っているため、
     漠然と、子どもには「バイリンガル」になってほしいと願ってしまう。

  ● 英語能力の差で、進路選択の幅が狭まらないように、
     早くから英語に触れさせて、英語に慣れさせておきたい。

  ● もともと英語育児に興味がなかったが、
     英語教材のDMなどで、その必要性や魅力を感じた。

  ● 親自身が「英語」が好きだったり、仕事などで必要だったりするために、
     親のための英語環境を、子どものための英語環境として
     見直してみようという考えを持った。



  以上の 5つの理由から、英語育児を検討されるご家庭が多い印象を受けます
 私は、英語育児の入口となる「始める理由・動機」について問題視するつもりはありません

  親が「英語が苦手」「英語が話せない」という理由から
 英語育児をスタートしたとしても、それは それでいいと思います
 大切なのは、これから始まる「英語育児の心構え」の方だと思うからです


    親が「英語」が苦手だから、子どもに英語環境を与えよう
   でも、親である自分は、英語が苦手だから、
     あまり英語に関わりたくない…
     最低限、子どもが一人で、英語で遊べるようになるまでは
     苦手な英語でも関わってあげなくちゃ…

   親である自分は、英語が苦手だからこそ、
     まっさらな気持ちで、子どもと一緒に英語を楽しもう

  一言で「英語」に苦手意識を持つ親御さんといっても、
 英語育児のスタート地点での心構えが、大きく異なることがあります

  マイナス思考からのスタートと プラス思考からのスタート――

  どちらが、子どもにとって良い英語環境が与えられるかは、
 言及するまでもないと思います

  「英語」が得意・苦手に関わらず、親が「英語」を楽しんでいなければ、
 子どもが英語好きになるのは難しいと思います

  「英語が好き」という気持ちさえ、子どもに植え付けることができたら、
 英語以外のものに興味が注がれても、いずれ英語に戻ってきます


  そのために、親子で英語を楽しむ習慣をつけることが何より肝要だと思うのです

  我が家は、親子で楽しむ英語教材として DWEを選びましたが、
 英語育児を始める良質なツールは、他にもいっぱいあります
     
  「子ども以上に、親が惚れ込める英語教材」
  「子ども以上に、親が楽しめる英語教材」
であれば、
 親が教材内容に飽きることなく、子どもに長く英語環境を与えることができます
  私自身、DWEを今日まで 1日も欠かさず愛用できているのは、
 子ども以上に、私が惚れ込んだ教材だからです

  英語を子どもと一緒に楽しむスタンスが、英語育児を長く継続する秘訣だと思います




    英語教師としての視点

  私は、公立の小・中学校の教師の両方を経験しています
 教育現場で感じた「早期英語教育の弊害と有効性」という視点から、
 「英語育児を進める心構え」について書きたいと思います

  小学校では、「コミュニケーション能力の素地の育成」を目指し、
 ゲームなどを通して、英語に慣れ親しむことに重点がおかれます

 コミュニケーション能力(聞く・話す)を中心に授業が展開しますので、
 早期から英語に親しんできた子どもたちは、意欲的に取り組んでくれる場合が多いです
     
  ALTの先生に発音の良さを認められたり、クラス内で褒められたりすることで、
 さらに意欲がアップします
  小学校の時期は、(私の主観からですが)
 早期英語教育が有効に働くことが多いと見ていいと思います

  問題は、早期から英語に親しんできた子どもたちが、
 中学校以上の英語教育を受けるときです

  早期英語教育の弊害が見受けられることは、
 中学校英語入門期に多い傾向にあると言えると思います
     
  中学校英語では、「聞く」「話す」に加えて、「読む」「書く」という作業が入ってきます
 中学校では、「聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う」ことを
 目標にしています
  早期から英語に親しんできた子どもたちにとっては、
 すでに知っている英語表現について、改めて「読む」「書く」ことを学ぶのです

  早期から英語に親しんできた子どもたちにとって、これほど退屈な作業はありませんし、
 「英文法や和訳などの日本語を介して学ぶ英語」と「英語のまま理解してきた英語」の差に納得できないことも出てきます
  早期から英語に親しんできた子どもたちが 学校の英語の成績が芳しくない傾向にあるのは
 以上のことが原因になっているのだと思います

  では、親として、どのように対応したら良いのかと考えたときに、
 ● 「小学校の英語と中学校の英語の趣旨は違う」
 ● 「『聞く』『話す』で身につけた すでに知っていることを、理論的に学ぶのが中学校の英語の授業」
 という内容の話を、中学校の英語がスタートする前に、
 自分の子どもに、心構えとして伝えておくことが必要だと思います

  私は、中学校1年生を担当すると、上記のことを、
 4月の最初の授業で、オリエンテーションの内容の1つとして話します

  「うちの子は、早期から英語に親しんでいるのに、
 中学校の英語の成績が芳しくないのは、現在の学校英語教育が遅れているからだ。」

  「うちの子には、高い英語力がある。今年の英語の先生と合わなかっただけ。」

  「うちの子の英語力を引き出せないのは、先生の指導力の無さにある。」

  「うちの子は、確実に英語力がある。それを評価しない学校教育の方がおかしい。」

 
 ――と短絡的にとらえられるものではないのです


  早期から自分の子に 熱心に英語育児をされていた保護者の方が、
 「自分の子の英語の成績が思ったほど芳しくない」と
 中学校英語教師に相談するケースも、時々見受けられます

 小学校以前の「コミュニケーションを楽しむ英語」と
 中学校以降の「学問としての英語」は趣旨が異なる
ことを
 保護者としても、理解しておく必要があるかもしれません。。。

  「中学校英語」は、その先の「高校英語」の基礎・基盤にもなりますし、
 学問的な英語として、身につける必要があります
  早期から英語に親しんできた子どもたちにとって 特に言えることですが、
 学校英語の入門期を、どう乗り切るかが、その先の「子どもの英語の付き合い方」に
 影響してきます



       ☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆.。.:*・゜*:.。.☆☆



今回、親としての視点・英語教師としての視点から
英語育児の心構えについて書いてみましたが、
英語育児の道のりは長いなぁと改めて思いました

英語育児の道のりが長いからこそ、
これから 子どもと一緒に英語を楽しむ日々を送ること、
その過程が楽しみだなぁと思うのでした






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
 にほんブログ村 英語ブログ DWEへにほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

PVアクセスランキング にほんブログ村