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Colors of Breath

★オリジナルソング・絵・詩・写真・猫・心ブログ('07.11.4開始)★『Breath』音楽活動('11.9.4開始)

COLORSも17年目。

◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。

雨粒さんの歌

2008-02-15 17:34:24 | 9.詩(写真&絵)





雨粒さんの歌


雨の日に
てるてるぼうずをいっぱい提げるのは
晴れてほしいわけじゃなくて

誰かといっしょに
雨粒の歌を聴いていたいからなんだ


こうやって
窓辺で頬杖ついて
きみたちを見上げていると

それだけでなんだか嬉しくなるんだ

 


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新しい光

2008-02-15 17:33:28 | 9.詩(写真&絵)





新しい光


新しい光です

太陽の周りをぐるっと回って
元の場所に辿り着いて
しっかり深呼吸して(願わくば)
新しく始まるんです

わたしの眼差しや想いなんてちっぽけだけど
その光を見つめる360度の眼差しと想いを全てつなげたら
太陽をすっぽり包んでしまうくらい…
計り知れない力を秘めて
新しく始まるんです


それは
宇宙の広さになるのかな…

凍える1月の朝に
しっかりとしがみ付いてる丸い実と
透けた葉っぱの向うの
新しい光を感じながら…


なんか
あったかいな…って

そんなことを思った

 

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エネルギー

2008-02-15 17:33:11 | 9.詩(写真&絵)

 

 

 エネルギー


樹木を見上げる

地面に滲みこんでいるエネルギーが
足元から登ってくる

樹脈を流れるスピードで
静脈から忍び込むように私を取り込んで
頭の上へと昇っていく

淀んだ物を透明にしながら
新たなエネルギーへと変えて
私の中を昇っていく

風にこすれる葉音が言の葉になって
カラカラと降り注ぐ
木霊のように囁く

本当は全ての生き物が
このエネルギーで生かされているのだと…

 

  


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あの頃…

2008-02-15 17:32:50 | 9.詩(写真&絵)





あの頃…


     
大きな時間の中に漂う
まるで、しゃぼん玉のような時間だった

他愛もない話に真っ直ぐな笑顔が溢れる
それが当たり前でいられる時間だった

邪魔されることのない世界に二人だけ……

あの頃はそれだけで
人生を語る一人前の大人のつもりだった

そして
そんな時間が大好きだった


あの頃の僕たち…




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放れて行く日まで (写真&ポエム)

2008-01-29 19:23:11 | 9.詩(写真&絵)





ぎゅうっと手をつないでる



ぼくらは それぞれが すてきな色で
それぞれが 自由に伸びて

でも どこかで ちゃんとつながってる
みんな ちゃんと つながってる

ほら こんなふうに
ぎゅうっと 手をつないでる


万が一 きみが 離れそうになったら
ぼくが ちゃんと その手をにぎるから

こんな 雨の日は そばにいて
ぼくが ぎゅうっと その手をにぎるから


ぼくらが いつか それぞれに
明日に向かって その未来(さき)を見つめて
放れて行く日まで…







この木の実を見てたら、成人の日を思い出しました。
若者が友達同志つるんでて、でもいつかみんなそれぞれの道を、
この木の実が一粒ずつ離れていくように一人立ちして行くんだなぁ、って。
どこかに根を下ろして一本の樹木になって行くんだなぁ、って。       うん。

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雪解け (イラスト(ふきのとう)&ポエム)

2008-01-26 14:45:55 | 9.詩(写真&絵)





雪解け


キミの歌を聴くために
ボクは静かに闘う

巨大な理不尽が頭を踏みつけようとも
真っ暗な孤独にこの身を削られようとも

その未来にキミの歌があるから

ボクは静かに闘うんだ



そして

キミの歌が聞こえてきたら
ボクは目を覚ます

キミの歌を聞きたいから
ボクは大きく腕を広げる

キミの笑顔と輝きを
一つ残らず受け止めるために


ありったけの力を込めて
キミに向かって腕を広げる

ボクは強くなるよ
キミのすべてを受け止めるために



 


ふきのとう

なんとなく
ふきのとうを描いてみた。
こんなんだっけ?
けっこういい感じ?

ふきのとうのお味噌おいしいよ。
恋しいな…、ほろ苦い春の味覚…。
きっと今
雪の下でう~~んって頑張ってるんだよ。

もうすぐ…、もうすぐ…、もうすぐ元気に飛び出すからね。
春のいい香り、待ち遠しいな…。

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青のイメージ (イラスト&ポエム)

2008-01-21 01:22:12 | 9.詩(写真&絵)



 

青のイメージ

水面(みなも)をスキップする光ように
樹上の青空に身をひるがえす
一筋の青い模様が私の7月を染める

遠い昔に見た裏側の1月
一面の雪を照らす青い星月夜(ほしつきよ)
引き寄せるように私の中でリンクする


重なるはずのない時間軸の上の点
新しい1月を見てる私の瞳の奥で
緩やかに混ざり合い時間(とき)を超える


そうか
あれは同じ青…
忘れられない私の大切な青…


 

蝶1
(クスノキとアオスジアゲハのイメージ)
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白い聖夜 (イラスト&ポエム)

2007-12-23 10:31:16 | 9.詩(写真&絵)


   


白い聖夜


風の口笛に耳を澄ませて
あなたの歌を口ずさんでいます

透明な雪の精の真似をして
冷たい窓硝子をそっとノックしてみたり…

街灯の光は優しいはずなのに
今日は星がずっと遠い

あなたに贈るカードの言葉も
ああ、未だ見つからぬまま
ああ、明日はSt.Christmas

白い聖夜にあなたの靴音待ちながら
ポインセチアの花を添えましょう



窓に描かれた冬の景色は
待ちくたびれた寂しさの置手紙

空を伝って馳せる想いは
肩に降り積もる寂しがり屋の雪になる

今頃あなたは白い息を奮わせ
雪に眩みそうな家路を急ぐ

あなたに贈るカードの言葉も
ああ、未だ見つからぬまま
ああ、明日はSt.Christmas

白い聖夜にひらりと舞い降る雪の精
ポインセチアの花を添えましょう







やっとできた~!
イラスト&クリスマス・ポエムです。花言葉をおまけ

【赤いポインセチアの花言葉】
聖なる願い
私の心は燃えている

【白いポインセチアの花言葉】
祝福




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ピエロたちのクリスマス (イラスト&ポエム)

2007-12-12 23:32:00 | 9.詩(写真&絵)






ピエロたちのクリスマス


髪を切った帰りにイヴを思い出した

白い建物のお菓子屋で
ケーキとシャンパンを
可愛い小物屋で
洒落たキャンドルを

帰る途中で雪に気付いて足早になった


冷たいね私もあの人も
会いたい時には電話に出ない
(きっと私我侭になるから)

壁にもたれてシャンパンを開けながら
縁のないブルースをつぶやく




マザーグースが好きな二世の坊やに会った

ちょっと癖っ毛で
ソバカスが縄張りを張っていて
ジーンズのポケットに
両手突っ込むところが

憎らしいほど様になっていて悔しくなった

卑怯だよ私もあの人も
別れの言葉は言おうとしない

膝を抱きながらキリストを思い出し
歌詞のない賛美歌を歌う



今夜はどこかで若いピエロたちのクリスマス
終わらない夜と引き換えに
背徳の朝に捕まらぬように…

 

 


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12月の雨 (写真&ポエム)

2007-12-03 18:03:11 | 9.詩(写真&絵)






12月の雨


目覚めると外は雨

少し開けた窓から滑り込む
冷たい12月の匂い

夏とは違うどこか乾いた雨

しがみつく朽葉(わくらば)に
薄情な音をたてて落ちる


一本だけ伸びた蜘蛛の糸
雨空に付いた刹那色の傷

張り合わせるように
小さな雨粒が絡み付いている


あなたを忘れようとする
私の頬をぶっていいよ

真っ直ぐに落ちる痛い雨…

優しいあの人の代わりに
私の頬をぶっていいよ

ずっと高いところから
ただ真っ直ぐに落ちる痛い雨…


気休めでも少しはきっと
ましになるかな…


 


 

ポエム。12月の雨は冷たい…

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SILHOUETTE~残像~ (写真&ポエム)

2007-11-29 18:45:34 | 9.詩(写真&絵)






SILHOUETTE~残像~



予感さえなかった夕べの夢の続き…
街で見かけたあなたは
懐かしくなんてなかった

どこかで会えたらきっと優しいままですれ違えると
自分を信じていたのに…


人は幾つもの残像(シルエット)を
まるで服を着替えるように
替えてゆけるものなの?




あれは人違いだと自分に言い聞かせるけれど
通り歩きながら
瞳のうるむのがわかった

向こうから来る友達に笑顔を繕ったとき
こらえきれず涙が零れ落ちた


人は幾つもの残像(シルエット)を
まるで服を着替えるように
替えてゆけるものなの?






ポエム。
過ぎ去った夏…佇む哀愁…散り行く秋…囁き掛ける冬…

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流星群 (ポエム)

2007-11-23 17:29:34 | 9.詩(写真&絵)



                            『Newton別冊・銀河鉄道の夜』の一部

流星群



男に生まれたかったと今でも思うよ
そしたら人間に執着できたかもしれない

そんな滑稽そうな顔してみないでよ
あなたを嫌ってやしないんだから

もともと細胞は思考とは繋がってなくて
私が口にするのも本心とは限らない

明け方までつきあってくれるかしら?

流星群を見送るのは3年ぶりだから



私を恨みたがってる無邪気な子のこと
あなたも少しは気にしてあげてもいいじゃない

そんな寂しい瞳あなたに似合わない
心は分かってるつもりよ私

もともと細胞は思考とは繋がってなくて
私は今すぐにでもこんなところ去りたいわ

明け方までつきあってくれるかしら?

流星群を見送るのは3年ぶりだから


取るに足らないものね 人間なんて
こうしているとみんな 宇宙の塵(chiri)………




田舎で見る満天の星は素敵です。
冬でも天の川が見えるんだよ。
(写真は『Newton別冊・銀河鉄道の夜』の一部です。) 

ペルセウス座流星群(8月13日前後)、
ジャコビニ流星群(10月10日前後)、
しし座流星群(11月17日前後)、
ふたご座流星群(12月14日前後)、
しぶんぎ座流星群(1月4日前後)……
詳しくはWeb等で。
(かっこ内はピーク時の日付です。)



                       

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秋色にたたずんで(イラスト&ポエム)

2007-11-19 18:14:07 | 9.詩(写真&絵)






秋色にたたずんで


ひとり 天に昇るように 
白い階段を 数えていく
ドアの向こうには 
どこか 物寂しいだけの空が
遠く 広がっている

羽も無いのに 飛ぼうだなんて
まぶたの裏に…… 辛いね 
でも いつかは懐かしい昔になるから
五歳、六歳の幼少の時間
閉ざした扉は もう開けないの

下に眺める 白いアスファルトに
消えていったのは誰?



今度 生まれ変わるときは
形なんていらないよ と
澄んだ瞳をして
いつもつぶやいてた姿
長く伸びる影が 切なくて…

羽も無いのに 飛ぼうだなんて
まぶたの裏に…… 辛いね
でも いつかは足元のレールになるから
十四歳 十五歳に 脱ぎ捨てた夢
振り返る者を疎む 冷めた大人たち

見えない翼 繕うこと それさえ気付かずに
消えていったのは誰?


 

 

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