ぎゅうっと手をつないでる
ぼくらは それぞれが すてきな色で
それぞれが 自由に伸びて
でも どこかで ちゃんとつながってる
みんな ちゃんと つながってる
ほら こんなふうに
ぎゅうっと 手をつないでる
万が一 きみが 離れそうになったら
ぼくが ちゃんと その手をにぎるから
こんな 雨の日は そばにいて
ぼくが ぎゅうっと その手をにぎるから
ぼくらが いつか それぞれに
明日に向かって その未来(さき)を見つめて
放れて行く日まで…
この木の実を見てたら、成人の日を思い出しました。
若者が友達同志つるんでて、でもいつかみんなそれぞれの道を、
この木の実が一粒ずつ離れていくように一人立ちして行くんだなぁ、って。
どこかに根を下ろして一本の樹木になって行くんだなぁ、って。 うん。
ポチしてね。
雪解け
キミの歌を聴くために
ボクは静かに闘う
巨大な理不尽が頭を踏みつけようとも
真っ暗な孤独にこの身を削られようとも
その未来にキミの歌があるから
ボクは静かに闘うんだ
そして
キミの歌が聞こえてきたら
ボクは目を覚ます
キミの歌を聞きたいから
ボクは大きく腕を広げる
キミの笑顔と輝きを
一つ残らず受け止めるために
ありったけの力を込めて
キミに向かって腕を広げる
ボクは強くなるよ
キミのすべてを受け止めるために
ふきのとう
なんとなく
ふきのとうを描いてみた。
こんなんだっけ?
けっこういい感じ?
ふきのとうのお味噌おいしいよ。
恋しいな…、ほろ苦い春の味覚…。
きっと今
雪の下でう~~んって頑張ってるんだよ。
もうすぐ…、もうすぐ…、もうすぐ元気に飛び出すからね。
春のいい香り、待ち遠しいな…。
白い聖夜
風の口笛に耳を澄ませて
あなたの歌を口ずさんでいます
透明な雪の精の真似をして
冷たい窓硝子をそっとノックしてみたり…
街灯の光は優しいはずなのに
今日は星がずっと遠い
あなたに贈るカードの言葉も
ああ、未だ見つからぬまま
ああ、明日はSt.Christmas
白い聖夜にあなたの靴音待ちながら
ポインセチアの花を添えましょう
窓に描かれた冬の景色は
待ちくたびれた寂しさの置手紙
空を伝って馳せる想いは
肩に降り積もる寂しがり屋の雪になる
今頃あなたは白い息を奮わせ
雪に眩みそうな家路を急ぐ
あなたに贈るカードの言葉も
ああ、未だ見つからぬまま
ああ、明日はSt.Christmas
白い聖夜にひらりと舞い降る雪の精
ポインセチアの花を添えましょう
やっとできた~!
イラスト&クリスマス・ポエムです。花言葉をおまけ
【赤いポインセチアの花言葉】
聖なる願い
私の心は燃えている
【白いポインセチアの花言葉】
祝福
ピエロたちのクリスマス
髪を切った帰りにイヴを思い出した
白い建物のお菓子屋で
ケーキとシャンパンを
可愛い小物屋で
洒落たキャンドルを
帰る途中で雪に気付いて足早になった
冷たいね私もあの人も
会いたい時には電話に出ない
(きっと私我侭になるから)
壁にもたれてシャンパンを開けながら
縁のないブルースをつぶやく
マザーグースが好きな二世の坊やに会った
ちょっと癖っ毛で
ソバカスが縄張りを張っていて
ジーンズのポケットに
両手突っ込むところが
憎らしいほど様になっていて悔しくなった
卑怯だよ私もあの人も
別れの言葉は言おうとしない
膝を抱きながらキリストを思い出し
歌詞のない賛美歌を歌う
今夜はどこかで若いピエロたちのクリスマス
終わらない夜と引き換えに
背徳の朝に捕まらぬように…
『Newton別冊・銀河鉄道の夜』の一部
流星群
男に生まれたかったと今でも思うよ
そしたら人間に執着できたかもしれない
そんな滑稽そうな顔してみないでよ
あなたを嫌ってやしないんだから
もともと細胞は思考とは繋がってなくて
私が口にするのも本心とは限らない
明け方までつきあってくれるかしら?
流星群を見送るのは3年ぶりだから
私を恨みたがってる無邪気な子のこと
あなたも少しは気にしてあげてもいいじゃない
そんな寂しい瞳あなたに似合わない
心は分かってるつもりよ私
もともと細胞は思考とは繋がってなくて
私は今すぐにでもこんなところ去りたいわ
明け方までつきあってくれるかしら?
流星群を見送るのは3年ぶりだから
取るに足らないものね 人間なんて
こうしているとみんな 宇宙の塵(chiri)………
田舎で見る満天の星は素敵です。
冬でも天の川が見えるんだよ。
(写真は『Newton別冊・銀河鉄道の夜』の一部です。)
ペルセウス座流星群(8月13日前後)、
ジャコビニ流星群(10月10日前後)、
しし座流星群(11月17日前後)、
ふたご座流星群(12月14日前後)、
しぶんぎ座流星群(1月4日前後)……
詳しくはWeb等で。
(かっこ内はピーク時の日付です。)
秋色にたたずんで
ひとり 天に昇るように
白い階段を 数えていく
ドアの向こうには
どこか 物寂しいだけの空が
遠く 広がっている
羽も無いのに 飛ぼうだなんて
まぶたの裏に…… 辛いね
でも いつかは懐かしい昔になるから
五歳、六歳の幼少の時間
閉ざした扉は もう開けないの
下に眺める 白いアスファルトに
消えていったのは誰?
今度 生まれ変わるときは
形なんていらないよ と
澄んだ瞳をして
いつもつぶやいてた姿
長く伸びる影が 切なくて…
羽も無いのに 飛ぼうだなんて
まぶたの裏に…… 辛いね
でも いつかは足元のレールになるから
十四歳 十五歳に 脱ぎ捨てた夢
振り返る者を疎む 冷めた大人たち
見えない翼 繕うこと それさえ気付かずに
消えていったのは誰?