民主党のニューリーダーが誕生した。前原氏と菅氏の二人から選ぶというなら、前原氏を選ばないと、民主党の再起は不可能ではあろう。菅氏であっても、会見等で意気込んでいたようにできればいいが、やはり新鮮さに欠ける。
が、結果は2票差。これが演出なのかどうなのかはわからないが、とりあえずこれで、民主党の「仕切り直し」にはなるだろう。もちろん、これまでの総括、反省等、これからが大変であるが。
民主党は大幅に議席を落としたといっても、100を超える議席がある。参議院議員山本一太氏が、「そして本物だけが生き残った。」と評しているように、ふるいにかけれ、いわば民主党の「精鋭」議員が残ったとすれば、そのメンバーが団結していくことで大きな力を発揮しうる。
例えば、前原誠司氏、枝野幸男氏、野田佳彦氏、古川元久氏、原口一博氏、安住淳氏など。まぁ、こうしてみてみると、エリートというのか、優等生が多いように思う。庶民らしさが感じられない。一概には言えないが。そういうところにも、民主党の敗因があるのかな。
とにかく、前原氏がどこまでやれるのか、期待している。思い切って政党名を変えるのもいいのかもしれない。良い名は浮かばないが。あと、「次の内閣(ネクスト・キャビネット)」とかいうのはやめたほうが良いと思う。イギリスでは公的な存在としてそういうものがあるようだが、まだ政権を取ったこともない政党がやるべきではない。まさに、絵に描いた餅である。もっと、謙虚になるべきだ。
「民主党を、あきらめない。」