さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

男たちの大和

2006年01月13日 23時27分51秒 | 映画

男たちの大和/YAMATO男たちの大和/YAMATO

〈評価〉 ★★★★★

 涙なしには見られない、素晴らしい作品だった。

 このような戦争を二度と繰り返してはならないという思いと同時に、いざというときには国のため、家族にために戦わなければならないという思いも強くした。

 幾多の尊い命によって守られた日本、その60年後の今の姿は、彼らが思い描いていた国であろうか。先人たちが、自分の命をかけてまで守る甲斐があったと、自分の犠牲に意味はあったと、あの世で思ってくれているだろうか。今を生きる若者として考えざるを得ない。

 また、夢や希望、やりたい仕事を追い求めることがすべてなんだろうか。最高のことなんだろうか。そんなことも考えさせられた。

 先人たちに静かに合掌し、この思いを胸に刻んで生きていくと誓う。


Ray

2005年12月20日 19時45分23秒 | 映画

 『Ray

 〈評価〉 ★★★☆☆

 テンプレートをクリスマスバージョンにしてみた。このブログの内容とは合わない感じだけど。

 さて、ジェイミー・フォックス主演「Ray」について。亡くなったレイ・チャールズさんの生涯を描いた映画である。正直なところ、レイ・チャールズさんに関しては、サザンオールスターズのいとしのエリーを巡って、パクったか、パクられたか(よく知らないけど)でもめてた、それぐらいの知識しかなかった。

 でも、アカデミー賞ももらっているし、きっとレイ・チャールズを知らなくても感動させられる映画なんだろうな、という思いでみた。が、実際、見てみるとと泣くには至らなかった。はっきり言って、「薬漬けの女たらしやん!」と思ってしまった。

 映画の随所に、レイ・チャールズの曲が演奏されて、ファンの人にはたまらないものなんだろうけど。まぁ、ジェイミー・フォックスの演技力はすごいな、とは感じた。

 なんだか、ネガティブな評価になってしまったが、ファンのひとには最高の映画だと思う。ということで、星3つ。


七人の侍

2005年12月01日 00時13分58秒 | 映画

『七人の侍』  ※黒澤明 東宝DVD HP

 <評価> ★★★★★

 いつの間にか、投稿画面に「ジャンル」という謎の項目が出現。しかも必須。下の方にスクロールしてくと、さりげなく「韓流スター」というジャンルが…。

 まぁ、それはおいといて、黒澤明監督『七人の侍』の感想を少し。

 さすがは「世界のクロサワ」と言われるだけのことはある。ストーリーの展開もうまいし、役者一人ひとりの迫力がすごい。三船敏郎さんや志村喬さんら、役者さん個人の力もあるだろうし、監督の見せ方のうまさもあるのだろう。

 ただ、白黒なのが残念だ。白黒ならではの味もあるのだろうけど。あと、五郎兵衛、七郎次、平八の三人の顔と名前を一致させるのが難しかった。

 そもそも映画評論家でもない僕がこの作品に評価をつけるのもおこがましいことだけど、星5つ。黒澤監督への敬意も込めて。

 ハリウッドもいいが、たまにはこういう昔の作品を見るのもいい。この作品の見て、他の黒澤作品が見たくなった。隠し砦の三悪人や、影武者やらを。


サハラに舞う羽根

2005年11月30日 23時30分58秒 | 映画

 『サハラに舞う羽根』

<評価> ★★★☆☆

 やや古い映画ではあるが(といっても2002年だが)、前からおもしろそうと思っていたので見てみた。

 世界に多くの植民地を抱えていた時代のイギリス。その植民地の一つ(になろうとしていた)アフリカのスーダンで地元の指導者により反乱が起き、その鎮圧のため、イギリス本土から精鋭部隊が送られることになった。その中の一人が主人公で、彼とその友人、恋人を巡って話は展開してゆく。

 アフリカでの、イギリス軍vsスーダン反乱軍の戦いは圧巻だった。イギリス軍は「角陣」(この訳が適当なのかどうかわからないが)という四角いフォーメーションを組み、それは四方どこから敵が来ても防ぐことができる最強の布陣(らしい)。そこへ突っ込んでいく反乱軍。

 役者はあまり知らないが、監督のシェカール・カプールは、『エリザベス』の監督で、これもなかなか良かった。時代考証がしっかりしているからだろう。

 ということで、星3つ。 


ローレライ

2005年11月21日 00時15分45秒 | 映画

  『ローレライ』

<評価> ★★★★☆

 ハリウッドに少しでも近づいてくれたらなぁ、と期待しつつ見たが、ストーリーは良かった。ただ、やはり、映像面でまだまだ劣るところもある。潜水艦のシーンはアニメっぽいというのか、サンダーバード的な匂いのするところもあったのが、やや残念であるが、まぁ、それでもかなりの進歩だと思う。

 ストーリーは、日本人としてのナショナリズムをかきたてられるもので、今の日本に対する痛烈な批判を交えながら、日本の未来を示唆していく。逆に言えば、アメリカ人が見たら怒るだろうな、という内容。中国人、韓国人にとっては論外かもしれない…。

 ともかく、そういうことで星4つ。(勝手に採点始めました。)


24-TWENTY FOUR-

2005年09月19日 18時07分26秒 | 映画

 『24-TWENTY FOUR- SEASONⅡ』

 ようやく、シーズンⅡを見終わった。以前、テレビで放映されたものを録画し、見よう見よう、と思いつつ、そのままになっていた。

 このドラマは見るのにとても苦労する。1話見てしまうと、一気に24話見てしまいたいという衝動に駆られて、どうしようもなくなる。毎回、必ずと言っていいほど、終盤に「えっ?」というシーンがある。それがあるがために、「今日はここまででやめよう」というふんぎりがつかず、「あと、もう一話…」と、ずるずる見てしまう。本当によくできているドラマだ。

 内容についてはネタバレということになりそうなので、詳しく言わないが(このブログにそんな影響力はないが…)、気になることを少し。

 まず、主人公のジャック・バウアーは超人か。シーズンⅠでもかなり無茶だったが、シーズンⅡではさらに無茶になっている。「シーズンⅢやⅣもあるんだから、ここでは死なないんだろうなー」と思いつつも、普通の人間だったら、とっくにあの世行きという場面が多々ある。

 あと、娘のキンバリー。見ていて非常にいらいらすることがある。つくづく運のない女性だなとも思う。「なんでそんなことするの?」「もっとしっかりして!」と叫びたくなる。この娘がもう少し、しっかりしていれば、ジャックの負担ももう少し軽くなっていただろう。まぁ、女優さんは嫌いじゃないけどね。

 と言いつつ、シーズンⅢ、Ⅳが非常に楽しみだ。


ターミナル

2005年08月16日 22時43分23秒 | 映画

トム・ハンクス主演 『ターミナル』

<評価> ★★★★☆

 最近、政治のネタばかりなので、今日は映画について。

 なかなか見たい!と思う映画が少ない。アメリカ映画については、スタローンやセガール系の過激な爆発シーンが売りの、勧善懲悪的なものは飽きてきたし、その流れを汲むCGを使ったものもわざわざ借りてみようと思わない。

 そんな中で、『ターミナル』は結構おもしろかった。やっぱり、トム・ハンクスの演技力は凄いと思った。ストーリー的にはかなり無理なところもあるが、それをトム・ハンクスの力でカバーしている。

 この映画を見て、やっぱりアメリカはいいなぁと改めて思った。対米追従だなんだ言ってても心の奥底ではアメリカへの憧れを持っている人は多いだろう。

 ニューヨーク行きたいなぁ~


デンゼル・ワシントン

2005年03月01日 19時58分48秒 | 映画
 最近、深夜映画を2本観た。
深夜にやるのは、たいていパッとしない、古くさい映画だったりすることが多いが、
たまに、おもしろいのもある。

 最近見たのは、『ザ・ハリケーン』と、『タイタンズを忘れない』
どちらも、デンゼル・ワシントン主演で、結構メジャーな映画である。

 内容は、どちらもアメリカにおける黒人差別をテーマにしたもの。
時代は2,30年前のものだから、今は、そこまで黒人差別が顕著である
とはいえないだろうが(実際生活してみないとわからないが)、
今なお、根深い問題であることは間違いない。

 そういう問題を抱えながらも、アメリカは国家として成り立っている。
日本における日本人と在日朝鮮人の関係についても考えさせられる。