さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

ブログ開設1周年

2005年08月25日 14時33分00秒 | たわごと

SINCE  2004年8月25日

 ブログを開設して、今日で1周年である。この記事で、185件目。2日に1回は必ず投稿してきたことになる。

 途中、閉鎖同然の時期もあったし、何を血迷ったか、毎日更新!と頑張った時期もあった。まぁ、このブログはその日、その時の自分の考えをまとめて、それをアップロードしておき、後で振り返ったときに、「あーこんなこと考えていたんだ」と自分が思えることに主眼を置いている。

 だから、専ら自己満足の世界である。いつまで続けるかはわからないが、今後も気が向いたときに書いていきます。


理由

2005年08月24日 22時13分21秒 | 

宮部みゆき 『理由』 (新潮文庫)  ※映画

 登場人物が非常に多く、途中で誰が誰だか混乱しそうになるが、それぞれの人物描写はすごい。一応フィクションだが、ノンフィクションと言われれば、うなづいてしまう。 

 内容のメインとなるのは、民法の短期賃貸借の話。法律が現実社会でどのように生きているのか、という点で興味深い。ただ、今は民法の改正がなされて、短期賃貸借制度は廃止され、この小説のような事態は起こらない(はず…)。

 この小説を読んで、人間、きれいごとだけでは生きていけないなぁ、としみじみ思ってしまった。世の中には、恨みや憎しみで満ち満ちている。まぁ、そんな暗いことばかりではないんだけど。

 いろいろ考えさせられる小説です。


羽柴誠三秀吉

2005年08月23日 18時28分25秒 | 政治

無風が一転、熱戦に 首相の地元、神奈川11区

 小泉首相のお膝元に、過去、大阪市長選、長野知事選など、幾多の選挙に挑戦し、負け続ける、あの羽柴秀吉氏が立候補するようだ。

 相変わらず意味不明だ。そもそもあんた、羽柴秀吉じゃないだろ…勘違いの塊のようなおっさんだな。

 今度の選挙はいつもの選挙と違って、いろんな人に立候補、当選のチャンスがある。だから、羽柴秀吉さんにもチャンスはあるわけだが、よりにもよって、なぜ小泉首相の選挙区に?地元の青森の選挙区とかで、もっと当選の可能性の高いところを選べばいいのに。小泉軍を打ち破り、一気に天下を取るという魂胆か…

 まぁ、頑張ってください。


ホリエ議員

2005年08月19日 21時29分05秒 | 政治

「誰もやらないから僕がやる」 堀江社長が出馬会見

 ホリエモンは国会でもノーネクタイで、ラフなシャツ?まぁ、クールビズだから、いいのかもね。

 政治のわからない人は立候補すべきでない、という声もあるようだが、そういう思考を変えないと、いつまでたっても地元とのつながりが深く、組織票の固い候補者しか立候補、当選ということはできない。

 義理人情から政策本位の選挙へ。このことが、今回の選挙で一番問われるのだと思う。そういう意味では、地元になんのゆかりもないホリエモンの出馬は歓迎されていい。

 ただ、今まで政治に興味があるような言動は、少なくともメディアを通じては感じなかったし、なぜ広島6区なのか、なぜ無所属なのか、不可解な点も多い。異常に権力欲、名誉欲が強いだけなのか…

 他にも刺客を次々解き放つ自民党執行部。解散から今に至る流れを見ていて思ったのは、今回の選挙の争点は郵政民営化がメインではないということだ。

 もちろん争点の一つであることは間違いない。仮に、小泉さん率いる自民党が勝てば、郵政民営化は実現されることになる。しかし、国会は郵政のためだけに存在するわけではない。郵政が決着した後、どういう政権を望むのか。どういう政策を実現してもらいたいのか。それが最大のポイントである。

 だから、今回の選挙を、「郵政民営化の是非を問う国民投票」であるかのように位置づける小泉首相、自民党執行部は、間違っている。1つの政策について、いくら総理大臣の強い信念があるからといって、いちいち選挙をしていたらきりがないし、それなら、国会議員など不要になるのではないか(国民が直接、政策に賛成票、反対票を投じればいい)。こういうやり方が常態化するのなら、議院内閣制、間接民主制をも揺るがし、憲法に反することにもなりかねない。

 内閣支持率は上昇しているが、小泉さんもやり方に騙されてはいけない。だからといって、小泉さんがダメだというわけでもないし、民主党がいいというわけでもない。残り約3週間、じっくり各党、各候補者を見定めていこう。


綿貫新党

2005年08月17日 19時31分48秒 | 政治

「国民新党」を結成 郵政反対派5人でスタート

 まだ自分たちのことがわかっていないのだろうか。国民の声が聞こえないのだろうか。

 郵政解散後、小泉内閣の支持率は上昇し、解散に対しても賛成という人が多い。「義理人情から政策本位の選挙へ」…民主党の「日本を、あきらめない」という意味不明なキャッチフレーズに比べれば、やっぱり小泉フレーズはわかりやすい。(民主党も、「政治をリセット!」とかシンプルなものにすればいいのに…)

 だからといって、小泉さんのやることはなんでも正しくて、その流れに逆らってはいけないとは思わない。小泉さんのやり方に疑問を感じるようにもなってきた。メディアでは、刺客だなんだ騒いでいるが、郵政民営化に賛成するなら誰だっていいのか。(なんで堀江社長まででてくるんだ?)

 しかし、小泉さんのやり方以上に、綿貫・亀井氏の言動は、見ていて不快である。今日の新党結成の記者会見での綿貫氏の発言……

 「密室で決めた政策を行うことがないように先兵として、新しい政党で頑張りたい」「国民の声を聞く」「国民の命を守る」「あたたかい政治を行う」…

 国民の声を聞かない(あるいは、聞いているつもりでいる)密室政治は、あなたたちが今までやってきたことではないか。民主主義、議会政治のルールをねじ曲げ、政治不信を高めた根源は、あなたたちではないのか。

 小泉さんが首相になってから、派閥談合政治が多少なりとも解消された。その事実をなぜ直視しないのか。それではいつまでたっても、国民の支持は得られないだろう。

 


ターミナル

2005年08月16日 22時43分23秒 | 映画

トム・ハンクス主演 『ターミナル』

<評価> ★★★★☆

 最近、政治のネタばかりなので、今日は映画について。

 なかなか見たい!と思う映画が少ない。アメリカ映画については、スタローンやセガール系の過激な爆発シーンが売りの、勧善懲悪的なものは飽きてきたし、その流れを汲むCGを使ったものもわざわざ借りてみようと思わない。

 そんな中で、『ターミナル』は結構おもしろかった。やっぱり、トム・ハンクスの演技力は凄いと思った。ストーリー的にはかなり無理なところもあるが、それをトム・ハンクスの力でカバーしている。

 この映画を見て、やっぱりアメリカはいいなぁと改めて思った。対米追従だなんだ言ってても心の奥底ではアメリカへの憧れを持っている人は多いだろう。

 ニューヨーク行きたいなぁ~


選挙戦

2005年08月11日 22時17分22秒 | 政治

「日本を、あきらめない。」 民主党が衆院選スローガン
各党のチラシやポスター、キャッチフレーズ出そろう

 運命の選挙まであと1ヶ月。1ヶ月後の今の時間帯は、テレビ各局が選挙特番を組み、各党の議席数がカウントされているだろう。個人的には選挙特番を見るのが大好きである。どの政党がどれだけ議席を伸ばすのか、数字遊びをしているわけではないが、ある意味ゲーム感覚で楽しんでいる。それから、自分の入れた票がどのように流れていくのか、行方も気になるし、自分の投票と、日本全体の民意が一致するものなのかを確認したいという思いもある。

 残念ながら!?、私の住む選挙区には〝刺客〟が登場することはなさそうだが、選挙には必ず行く…と、ここで宣言することに何の意味があるのか不明であるが、今度の選挙においても投票率が低迷するとなると、日本の将来の先行きは不安なものとなる。

 自由選挙なので、投票するもしないも各人の自由な選択である。しかし、投票に行かなければ何も変わらない。今の政治に少なからず不信感を持っているなら、投票に行くべきだろう。投票率が7,8割になってくれば、1粒の滴に過ぎなかった自分の1票が、大きなうねりとなり、波となり、国を突き動かすことになるのである。

 小泉さんに期待して、新しい自民党を支持するのか、それとも思い切って政権交代のために民主党を支持するのか、(あるいは公明、社民、共産か…)、残り1ヶ月、国民一人一人、よくよく考えなければならない。


郵政解散

2005年08月08日 15時30分32秒 | 政治

郵政法案を否決、衆院解散へ

 否決と相成った。こうなった以上、小泉さんは解散するしかない。もう1年ちょっと経てば、また選挙をやらなければならないのだから、今が絶好の機会だろう。

 衆議院で反対した議員は公認しないとなると分裂選挙になる。選挙の争点は、郵政民営化の是非のみ、というわけではないが、やはりそれがメインとなる。

 単純に言えば、小泉総裁率いる自民党の議席が確保されれば郵政民営化に賛成、綿貫、亀井氏らの率いる新党の議席が確保されれば郵政民営化に反対という民意を読み取ることができる。それとも、この郵政のゴタゴタ、それだけでなくこれまでの自民党政治への失望から、民主党が議席数を伸ばすのか。

 昨日の投稿でウダウダと場合分けして考えてみたが、②の線が有力になってきた。反対した議員に対立候補を擁立できたとしても、綿貫、亀井氏らの選挙基盤の前に勝ち目はないのではないか。そればっかりは選挙してみなければわからないが。

 ただ、綿貫氏ら率いる新党にどれだけの議員が参加し、どれだけの議員が参加するのか。まさか、綿貫新党が全国の選挙区に候補者を立てるということは無理だろうし、公明党の協力も得られないことになるだろう。そうすると、選挙が終わっても、綿貫新党はせいぜい2,30人程度。

 その後どうするつもりなのか。小泉自民党に再びくっつくのか。それでは何のために選挙をやるのかわからない。そうすると、民主党に接近するのか。それも民主党は認めないだろう。獲得議席数にもよるが、民主党が単独過半数を得られるのなら、綿貫新党など厄介な連中を抱え込むことはない。

 綿貫、亀井氏らも、民主主義のプロセスがどうこう言うより、こうなる前に内閣不信任案に賛成したほうが、すっきりして良かったのに。こんな無駄に時間を使って、他の大事な問題への関心を希薄化するべきでなかった。

 結局、自民党は空中分解することになりかねない。小泉さんにぶっ壊されることになる。もうこうなれば、政権交代しかない。そうなれば、郵政民営化はいずこに…

 またウダウダなってきたが、要するに、小泉さんを支持し郵政民営化を実現するのか、それとも小泉さんを支持せず民主党政権を実現するのか、これが有権者の判断の指針となるのだろう。

 どうなるんだろうな、本当に。解散には賛成だが、この時期に選挙となると、経済や行政にも影響が出てくる。財務省は予算が組めなくて困っているようだし。予算が組めないと他の官庁の活動にも影響が出る。国民生活にも関わってくる。まぁ、でもここは将来の日本のために、我慢のしどころだな。


郵政解散…その後

2005年08月07日 17時00分00秒 | 政治

郵政法案、否決強まる 首相、即日解散断行の構え

 どうやら否決される公算が大きいようだ。とすると、小泉首相は即日解散に討って である。その後の政治について場合分けして考えてみる。気の早いことだが。


自民党→分裂→小泉党勝利→小泉首相続投    
     ↓  ↓                     
     ↓   →小泉党敗北→民主党政権    
           ↓                 ↑       
    回避→自民敗北→→→→→→↑       
     ↓                         
   自民勝利                      

※注 ・小泉党…小泉首相率いる自民党
    ・綿貫党…綿貫、亀井氏ら率いる新党 

 

①解散→自民党分裂→小泉党勝利→小泉首相続投→郵政民営化実現

 自民党は小泉党と、綿貫党に分裂し、選挙となる。小泉党は綿貫党の選挙区に新人候補を擁立し、公明党の協力を得る。綿貫党は公明党の支援がなく苦戦。小泉、公明連合がなんとか過半数の議席を維持。

②解散→自民党分裂→小泉党敗北、民主党与党に

 小泉党は綿貫党に対する候補者をうまく擁立できず、公明党の協力も及ばず、過半数割れ。民主党が政権獲得。ひょっとしたら、綿貫党が民主党に接近か。

③解散→自民党分裂回避→自民党勝利→小泉首相続投→郵政民営化実現

 小泉党は綿貫党に対する候補者を擁立できず、このままだと自民党が政権を維持できないという判断から、小泉党、綿貫党がお互いに妥協。公明党の協力を得て、なんとか過半数維持。郵政民営化も修正を重ね、実現か。

④解散→自民党分裂回避→自民党敗北、民主党与党に

 分裂回避するも、国民の支持は得られず、民主党が大躍進、一気に政権獲得。

 
 以上、非常に甘い分析です。妄想です。パターンとしては②が今のところ、あり得るかな。どうなるのだろう。

PS  即日解散となれば、小泉首相8月15日靖国参拝、というのも十分考えれるなぁ。

 


戦後60年

2005年08月07日 16時07分52秒 | 社会

60回目 広島「原爆の日」 核兵器廃絶の志 「行動に移す刻」

 戦後60年ということで、先の大戦をテーマにしたドラマが数多く放映されるようだ。

 戦争を題材としたドラマの中で、今最も印象に残っているのは、明石家さんま主演『さとうきび畑の歌』。他はおとといにも放送のあった定番、『火垂るの墓』。

 他にも数多くのこういうドラマ、映画をみると、自然と目頭が熱くなる。こういうものを見たら泣かなければならないという強迫観念に駆られているわけでもなく、こういうものをみて涙する自分の姿がかっこいいと思い自分を演出しているわけでもない。ただ純粋に涙が出てくる。

 それは、2度とこんな悲惨な戦争はしてはならないという当然の思いによるもの、というより、当時の人々は、皆必死に生きていた、そういう姿に感動するのである。

 先の戦争については、侵略かそれとも自衛のためか、評価の分かれるところであるが、アジア各国に多大な損害を与えたことは事実である。しかし、同時に日本人も大きな傷を負ったのである。民間人、軍人を問わず、天皇陛下万歳というより、自分の家族を守るために、必死に生きた。

 それが、結果的にアジア各国に損害を与えた、そう考えると、日本の仕掛けた戦争は間違っていた。もっと早い段階で降伏していれば助かる命もあった。しかし、間違っていたからといって、当時、生きていた人々の姿勢を否定、非難することはできない。

 平和教育では、こんな悲惨なことが起きたんだということを印象づけることが第一となっている。そのために、修学旅行等で、広島、長崎、沖縄を実際に訪れることが多い。それはそれで大事なことである。

 しかし、悲惨さや残虐さがクローズアップされ過ぎることによって、「日本人って最悪」というイメージだけが残る、そういうことではいけない。日本人が日本人を否定する、そういうことはあってはならない。

 日本の大地には、先人の血と汗と涙が染み込んでいる。