さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

オーストラリア

2005年06月30日 13時05分12秒 | スポーツ

豪州のAFC転籍正式承認 国際サッカー連盟理事会
日本の強力なライバルに アジアに転籍する豪州

 まず、「オーストラリア」は、地図をどう眺めても、「アジア」ではない。もし、オーストラリアが来年アジア地区予選を勝ち上がれば、「アジア代表」となるのだが…

 そもそも、「アジア」っていうのも厳密には限定できない。イランやサウジアラビアがアジアかといえば、まぁ広い意味ではそうなるが。ウズベキスタンやカザフスタンも微妙である。カザフスタンは今年からどういう意図か不明であるが、ヨーロッパ地区で予選を戦い、見事に最下位を突っ走っている。W杯に出たいならアジアの方が絶対有利だと思うのだが。

 オーストラリアの転籍の理由は、アジア地区の方がW杯に近道だからである。オーストラリアが今所属するオセアニア地区はオーストラリア以外にはニュージーランドぐらいしか目ぼしい国はないが、この地区ではたとえ予選1位となっても、それで「W杯出場おめでとう!」とはならない。1位の国は2位の国とプレーオフを戦い、その勝者はさらに「南米」地区の5位とプレーオフを戦わなければならない。「南米」である。よりにもよって。アジアの場合のプレーオフは、北米地区とである。まだましである。

 以上のことから、普通に考えれば、アジアで戦いたいと思うのは自然だろう。おそらく、オーストラリアだけでなく、ヨーロッパ地区において名だたる強豪国の中で、力はあるのに勝ち残れない国もアジアで戦いたいだろう。でもまぁ、そんなことを言い出したら、W杯は成り立たない。あくまで、その地域の代表なんだから。今後、オセアニアとアジアの予選統合も考えるべきであろう。



ダルビッシュ

2005年06月29日 15時33分20秒 | スポーツ

2戦2勝、ダルビッシュ危険な魅力…松坂の自滅誘い

 ダルビッシュパパの腹黒い一面が…

 入団当初はダルビッシュママが、日ハムのなんとかいう選手のファンだったとかが入団の決め手の一つとも言われていたが。

 まぁ、どんな親でもこういう気持ちになるのだろうなぁ。子を思う親の気持ち、ってやつですな。


若者

2005年06月28日 23時03分22秒 | 社会

山口県: 漫画見て思い付いた」 山口・光高校爆発事件

東京都: 「2人では抵抗される」 夫婦殺害、極めて計画的

福岡県: 「ヒトラーと呼べ」兄から命令…殺害事件の中3が供述

 「最近こういう事件が多いねぇ」という会話が世間で飛び交うようになって何十年と経っているんではないだろうか。そう考えると、「最近」の10代の若者による犯罪も特異なものではないように思う。それとも、こういう事件が当たり前になりすぎて感覚が麻痺しているのだろうか。

 なんにしても、こういう事件が起きる要因を考えなければならない。とはいっても、そんなことは容易にわかるものではない。人の心の内面など、神のみぞ知ることなのであって、新聞等に出てくる教育心理学者、精神医学者等による無責任な「推測」をもって、それで良しとすることはできない。

 話はそれるが、フジテレビの『グータン』という番組があった。今もやっているようだけど、内容がずいぶん異なる。以前のグータンには、名越康文なる精神科医がゲストの言動をもって、「あなたは○○のタイプです」などと精神分析をしていた。それをみていて、「あんた、それは人をみて言ってるだけじゃないの?」と疑いたくなるようなことがたびたびあった。もっとも、その分析を聞いて、出演されていたタレントの皆さんは、「当たってる~!」とかいって、盛り上がっていたので番組としてはよかったのかもしれませんが…。

 結局のところ、精神医学やら心理学は、統計学じゃないのかと思う。過去のデータの積み重ねによって、分析が成り立っているところがある。人生経験の豊富さがものをいう職業なのではないか。

 話を戻して、なぜこういう事件が多発するのか。あまり無責任なことはいえないが、時間的制約も考慮して、一つ、その要因を挙げるなら、「我慢」というものがなくなっていると思う。最近、五木寛之氏の『大河の一滴』を読んでそう感じた。その一部を抜粋すると、

 「現代の人間そのものを悪と見て、そこから出発する生き方もあるのではないか。その真暗闇の虚空に、もし一条の光がさしこむのが見え、暖かな風が肌に触れるのを感じたとしたなら、それはすばらしい体験である。まさに奇跡のような幸運であると思いたい。まず、これまでの人生観を根底からひっくり返し、「人が生きるということは苦しみの連続なのだ」と覚悟するところから出直す必要があるのではないか。」(20頁)

 まだ私は20年そこそこの人生しか歩んでいないので説得力に欠けると思うが(もしかすると、以上のところで批判的に見てしまった心理学者等の部類に属し、無責任な結論になるのではないかと危惧するが、まぁ私はこれで飯を食っているわけではないので…許容されるところでしょう。)、人生楽しいことばかりではない。嫌なこと、煩わしいことを避けてばかりではいけない。むしろ、煩わしいことのほうが多いのではないか。そういうことを我慢して乗り越えていくしかない。

 かつて、徳川家康はこういうことを言ったそうだ。
「人の一生は、重荷を負うて遠くへ行くがごとし。」 

 (以前にもこの言葉を引用したことがある。2005年3月26日
自分にとっては座右の銘の一つなのかもしれない。)

 「人生は苦しみの連続」である。こう考えていけば、人にもやさしい気持ちにもなれる余地も生まれる。こういう気概を、「最近の若者」はもってもらいたい。「最近の若者」の一人として、自分自身にも言い聞かせ、気を引き締め、生きていく。

 



 

 

 


バレー

2005年06月27日 23時52分11秒 | スポーツ

2005 ワールドグランプリ

 なんだか盛り上がっているようだけども、正直あまり見たくないし応援する気にもなれないなあ。それに、あの応援している光景をみていると、どこかの国のマスゲームを見ているような、全体主義的な匂いがするのだが。

 それになんで男子は放送すらないのだろう。勝つ見込みがないから?フジテレビも露骨ですなぁ。

 まぁ、見なければいい、それで済む話なんだが。なんだか危険だなと。

P.S  数字は取れるようですね…女子バレー21・8%、TG戦に圧勝
不思議だ。


ビーフ

2005年06月25日 18時20分48秒 | 国際

BSE逆転陽性、米農務長官は「輸出再開に影響なし」
米機関のBSE検査精度に疑問符、日欧方式と食い違い

 どうしても日本への輸出を再開させたいのなら、すればいいと思う。再開されたところで、賢明な日本人はおそらくそんな肉に手をつけないのだから。

 それより、こんな粗雑な検査のおかげで、アメリカ国民は危ない肉を食わされている。そのことについて、アメリカ政府はなんとも思わないのだろうか。

 

 


ZICO

2005年06月25日 00時59分05秒 | スポーツ

ジーコ「とてつもないことやれるチーム 
世界驚かせる予告編/コンフェデ杯

 ジーコはおそらく、日本サッカーの発展のために最も献身的に取り組んだ外国人だろう。

 Jリーグ発足当時、お荷物チームとまで言われた、住友金属を引き継いだ「鹿島アントラーズ」に入団。当時のアントラーズのメンバーといえば、アルシンド、サントス、秋田、奥野、古河、本田、長谷川、黒崎…全国的なJリーグブームの中で、僕自身もなぜか地元でもないのに、鹿島アントラーズの熱狂的なファンになった。アントラーズの勝敗に、異常なほど一喜一憂していたのを思い出す。いずれその熱は冷めることになるが。

 そんな中、引退前か後かは定かでないが、ジーコが僕の地元にやってきてくれたことがあった。それも、周りは工場に囲まれた、空き地のような劣悪な場所で、サッカー教室を開くために。全国各地で、そういうことを精力的に行っていたのだろう。

 今、こうやってJリーグが順調にやっていけている背景には、ジーコの力が大きく影響しているといっても過言ではない。

 そのジーコが率いる日本代表は着実に力をつけている。コンフェデ杯においても、日本サッカーの実力の一端を世界に知らしめることになった。それと同時に、ブラジルの英雄としてのジーコが率いるチームへの敬意もあるのだろう。

 来年のW杯まで、この調子を崩さず、そして、本番では自信を持って望んでもらいたい。

 

 ※余談だけど、FIFAのブラッター会長が、映画『バットマン・リターンズ』に出てくる怪人ペンギンに見えてしまうのは、私だけ……!?                                           


体操のお兄さん

2005年06月22日 22時43分58秒 | 社会

15万人の3歳児の定点観測 子供は変わらない、子育てが変わった

 NHKに長くいて、どっぷりNHKに漬かってしまっているのかと思ったが、健全というか、至極真っ当な感覚だと思う。

 「小さいうちから英語などを習わせて必死になる一方で、子供を公園で遊ばせながら携帯電話でメールばかりしている。いらないところで過干渉。でも親子の触れ合いは減っている」

 やっぱり12年間も子供やその親をみていると少なからず考えさせられることがあるのだろうな。それだけに説得力がある。

 子供は子供らしく育てていく。それはいつの時代も変わらない。

 

 


金属片

2005年06月21日 22時15分23秒 | 社会

金属片の大半、事故が原因 国交省調査委が結論   

 メディアでは、「謎の金属片」として取り上げられた。元警視庁捜査一課の田宮栄一とかいうおっさんは、この問題について「これは、パソコンやゲームばっかりしている若者の間で、ネットを通じて広まった、反社会的な行動だろう」という趣旨のコメントをしていた。いわゆる「最近の若者は…」式の発想である。  

 あほか。こんな暇なことするほど、最近の若者も落ちぶれてへんぞ。メディアも普通に考えたらわかるそうなもんやのに。 野次馬的な根性は勘弁してほしい。 

 メディアの情報をそのまま受容するのではなく、全てに疑いの目を向けて、つまり、自分の持つフィルターを通して、情報に接するという態度が望まれる。