さて、日本で女性首相が誕生する日は訪れるのだろうか。それに一番近いと思われていた野田聖子さんは一線から退いた。残る可能性としては、小泉シスターズの面々か。
日本のことはさておき、ドイツでは社会民主党(SPD)と、キリスト教民主同盟/社会同盟(CDU/SCU)の大連立が組まれた。9月の選挙では、社会民主党が222議席、キリスト教民主同盟/社会同盟は226議席で、いずれも過半数には及ばなかった。そこで、一時は自由民主党や、緑の党との連立も模索されたがうまくいかず、結局、大連立という形になった。
両党の議席を合わせると、448議席。全議席が614だから、与党が約73%を占めることになる。ドイツの議会がどのように機能しているかは詳しく知らないが、一般的に考えて、与党がこんなに巨大になると、抑制がきかなくなるおそれがあるのではないか。これは今の日本に対しても言われていることだけれど。
もっとも、連立といっても、日本の自民・公明の関係とは異なり、SPDとCDU/SCUの間には未だ対立点も多く、妥協に妥協を重ねた上での大連立のようだから、そういう意味では与党内部での抑制が働くのかもしれない。
ちなみに、社会民主党のシンボルカラーは赤で、キリスト教民主同盟/社会同盟のそれは黒。ということで、この大連立は「赤と黒」を著したフランスの作家にちなんで、「スタンダール連立」と言われているそうだ。
来年6月にはW杯もあるし、とりあえずここで収拾を図ろうというのもあったのかもしれない。メルケルさんの手腕が楽しみです。