さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

メルケル・ドイツ新首相

2005年11月23日 00時04分00秒 | 国際

ドイツ新首相にメルケル氏選出…初の女性、旧東独出身

 さて、日本で女性首相が誕生する日は訪れるのだろうか。それに一番近いと思われていた野田聖子さんは一線から退いた。残る可能性としては、小泉シスターズの面々か。

 日本のことはさておき、ドイツでは社会民主党(SPD)と、キリスト教民主同盟/社会同盟(CDU/SCU)の大連立が組まれた。9月の選挙では、社会民主党が222議席、キリスト教民主同盟/社会同盟は226議席で、いずれも過半数には及ばなかった。そこで、一時は自由民主党や、緑の党との連立も模索されたがうまくいかず、結局、大連立という形になった。

 両党の議席を合わせると、448議席。全議席が614だから、与党が約73%を占めることになる。ドイツの議会がどのように機能しているかは詳しく知らないが、一般的に考えて、与党がこんなに巨大になると、抑制がきかなくなるおそれがあるのではないか。これは今の日本に対しても言われていることだけれど。

 もっとも、連立といっても、日本の自民・公明の関係とは異なり、SPDとCDU/SCUの間には未だ対立点も多く、妥協に妥協を重ねた上での大連立のようだから、そういう意味では与党内部での抑制が働くのかもしれない。

 ちなみに、社会民主党のシンボルカラーはで、キリスト教民主同盟/社会同盟のそれは。ということで、この大連立は「赤と黒」を著したフランスの作家にちなんで、「スタンダール連立」と言われているそうだ。

 来年6月にはW杯もあるし、とりあえずここで収拾を図ろうというのもあったのかもしれない。メルケルさんの手腕が楽しみです。


鳥インフルエンザ

2005年11月19日 14時07分05秒 | 国際

鳥インフルエンザ、中国で感染者 周辺国に被害拡大懸念
鳥インフル感染阻止で結束 APEC首脳会議が閉幕

 東条英機らのことをナチスのヒトラーと同視する某国の外務大臣がいると思えば、今度は、アメリカの現職大統領のいる公の場で、アメリカの奴隷制について講釈をたれ、挙句の果てに自分はリンカーンだと言わんばかりの某国の大統領もいる。

 悪口はここまでにして、問題はそんな指導者が治める国で、鳥インフルエンザの感染が拡大することだ。これが大流行すれば、まず中国では人口からして大量の死者が出るだろうし、世界中に拡散することになる。今のような隠蔽的な体質では迷惑である。また、中国では感染者は徹底的に隔離し、もう人間ではないような扱うことも、人権侵害甚だしい。

 人権侵害といえば、北の某国であるが、もしかの地でも鳥インフルエンザが広まるとどうなるのだろうか、おそろしいことだ。今現在、感染者がいるのかどうかもわからないし、今後感染が広がった場合、飢餓に苦しむと言われる国民は耐えられないのではないだろうか。そういうことに容易に想像も及ばず、「人権の問題はまぁ、おいおい考えていきましょう」と言える大統領とはどういう感覚をしているのだろうか。もとは人権派弁護士だったと聞いているが…。

 悪口はここまでにして…、いつ、どのように感染が広がるか、それとも広がらないのかもわからないが、お医者さんによると、今のところ、普通のインフルエンザ用のワクチン接種が有効のようだ。有効というか、実際鳥インフルエンザが流行すればそんなワクチンでは対処できないのだろうが、今、打てるものは打っといた方がいい、ということらしい。

 ということで、はやいこと、インフルエンザのワクチンを打ってもらおうっと。


パキスタン大地震

2005年10月08日 22時50分41秒 | 国際

死者1000人超にも、邦人親子の遺体 パキスタン地震<朝日新聞>

 1000人って、規模がでかいなぁ。まだ、詳細は不明だが。一人でも多くの人が助かることを祈る。

 昨年暮れのスマトラ島大地震の時、「死者の数、1万人」というニュースを見て、目を見張る、とはまさにこういうことかと感じた。

 地震による死因でもっとも多いのが、焼死とかよりも圧死だそうだ。阪神大震災の時もそうだった。タンスや天井が降ってきて、身動きできない状態になる。でも、息はまだかすかにある中で、助けを待ちながら死んでしまう…想像するだけで、胸が張り裂ける思いがする。

 日本でも、東南海大地震が、明日起きてもおかしくないと言われているけれど、危機感はまるでない(少なくとも私は…)。

 地下に避難用シェルターを作る、とまではいかなくとも、地震が起きた時に自分はどう行動するのか、その時何が必要になるのか、具体的に頭の中でシュミレーションするだけで、意味はある。逃げる間もなかったらどうしようもないが。

 聞くところによると、家の中で地震の際、一番安全な場所は、柱が4本あるトイレだそうだ。トイレにカンパンでも置いておこうかな。水は、一応あるし…


六カ国協議

2005年09月21日 00時36分22秒 | 国際

北、核放棄を確約…6か国協議が共同声明採択
「大きな成果」と期待 家族会、一方で不安も

 北朝鮮との間に「約束」なんて、無理な話だ。しかも、今回の共同声明は、「核兵器を放棄します」、と宣言したわけではなく、「核兵器を放棄するか否か問題となっています」ということを確認した、その程度の話だろう。なんだかんだ理屈をつけて、約束を反故にするのは目に見えている。

 今回のこの採択については、アメリカ側の事情もあるようだ。ブッシュ大統領は先のハリケーンに対する対応で、国民の批判を浴びている。そういう時期に北朝鮮との間に新たな衝突を起こせばややこしいことになるから、今回は適当なところで落ち着かせよう、そういう意図もあったようだ。

 拉致については具体的な記載はなかったが、「平壌宣言に従って、…懸案事項を解決…」という文言はあった。それでも、拉致被害者の御家族にとっては、わらにもすがる思いで、「大きな成果」と言えるだろう。一体、いつになれば、横田さん夫妻をはじめとしたご家族に安寧がもたらされるのか。このままでは死んでも死にきれないだろう。

 こういう状態を打破できるのは、国民の声である。できることはなんでもすべきだろう。経済制裁もすべきである。そういう世論ができあがれば、世論の人、小泉さんも決断するだろう。

 北朝鮮に対して、国際社会は甘すぎる。アメリカは、大量破壊兵器の疑惑でしかなかったイラクは攻撃し、核兵器まではっきり作っていると宣言した北朝鮮は攻撃しない。それは韓国や日本、中国との関係を考慮してのことだろうが。そういうことを見越して、北朝鮮も図に乗っているのだろう。

 日本はここでガツンと言ってやることが必要だ。交渉人も、あの風貌がなんともいえない外務省の局長ではなく、竹内力のようなパンチのきいた人物はいないのだろうか、と本気で悩む。ガツンと言い、制裁を加えた結果、北朝鮮がミサイルを発射し、核攻撃を仕掛けてきても、良いではないか。そんなことをしたとたん、北朝鮮は崩壊するのだから。

 竹内力さん、お願いしまーす。


安保理脅迫!?

2005年07月28日 15時39分56秒 | 国際

常任理入り果たせないと「分担金へ不満広がる」町村外相

 町村外相は、近年の外相の中では結構しっかりやっていると思う。言うこともはっきりしているし。

 「安保理常任理事国になれなければ、もう国連には金ださんよ」…まぁここまではっきりとは言ってないと思うが、世界にそう受け取られても仕方ないのだろう。

 でも、町村外相のいうことは間違っていないと思うけどねぇ。国連分担金の元は、日本国民の税金だから。日本の常任理事国入りに反対する国の中には、日本の足元にも及ばない程度しか分担金を負担していないところもある。なんで、そんな国に偉そうに言われなければならないんだ!?

 別に分担金の負担額で、発言力や影響力に違いがあるとは言わないけれど、日本は日本人の血税によって世界の平和、安定に財政的に貢献してきたというのは紛れもない事実である。それをもっと高く評価してくれてもいいんじゃないのかな。歴史認識がどうたらこうたらいうよりさ…

 もちろん、お金で常任理事国のイスを買うような強引なまねは良くない。そこまで価値のあるイスだとも思わないし。国連改革のプロセスの中で、日本の貢献、努力が正当に評価され、その結果として、常任理事国のイスが用意されている、そういう状況にもっていかなかなければならない。難しいことだが。


ディスカバリー

2005年07月28日 15時16分06秒 | 国際

シャトル打ち上げ成功 野口さん初搭乗 飛行順調、外部燃料タンク分離
また巨大断熱材片落下…次のシャトルは当分見合わせ

 打ち上げが成功したのは良かったけれど、断熱材が剥がれ落ちたってのは気になるところ。「コロンビア」の事故もそれが原因で、発射時ではなく帰還時に問題が起こった。

 専門的なことはわからないが、大気圏に突入した際に、その剥がれ落ちた部分から火が入り込み、全体に燃え広がったということだろう。今度もそうなるとは決まったわけではもちろんないので、修復して無事に戻ってきてもらいたい。



NASA

2005年07月14日 18時12分40秒 | 国際

米シャトル、打ち上げ延期 燃料センサー異常

 NASAは、かなり神経質になっているようだ。今回、また失敗となれば、野口さんをはじめとした乗組員の命が失われてしまうということのみならず、アメリカの宇宙開発に対する威信が傷つけられ、そして、ロシア、中国との関係で、プライドにも傷がつくことになる。

 そんなピリピリムードのなか、テレビ朝日 『SmaSTATION-4』 ではいろいろやっているようだ…ええ根性しとるな。もうちょっと空気読めよ、とも思うが。

 STAR WARS のエピソード3が公開となって、テレビではエピソード1、2、4、5、6、と続々放送されてこってり見てしまったが、本当にあんな時代が訪れるのだろうか。ジェダイがいるかどうかは別にして。

 遥かなる希望に向けて、NASAの皆さんには頑張ってもらいたいな。


ロンドン同時多発テロ

2005年07月08日 19時10分11秒 | 国際

ロンドン同時爆破テロ 33人死亡 360人負傷
世界中から怒り ロンドン同時テロ 安保理、非難決議を採択

 こういう事件が起こるたびに、「日本も他人事ではない」という警鐘が鳴らされ、危機意識を持つことが促されるが、残念ながらそれは一過性のものであろう。

 テロを防ぐ施策、また、テロが起こった場合の対応策などは検討されている。それが実際の場面でどう機能するかは、起こってみなければわからないのだが。

 問題は、意識の問題である。テロが起きた場合、あるいは、某国のミサイルが飛び込んできた場合に、日本人、特に若者たちはどう行動するのだろう。繁華街を歩いている時、電車に乗っている時などに、ふと不安に思うことがある。

 誤解を恐れず書くのなら、アホみたいな顔をして、日本の将来のことなど考えてもいない、ミサイルが飛んできた時には日本を捨てて海外へ逃亡しようと安易に考えていそうな若者たちを見ると、無性に腹が立つと同時に悲しくなってくる。

 そんなことを他人事のように言っている自分も、「若者」の一人であった。鏡で、自分の顔を覗いてみた…アホみたいな顔をしていた…(←プロジェクトX風)

 たしかにアホみたいな顔をしているかもしれない。しかし、少なくとも私は、某国が攻撃を仕掛けてきた場合、それがテロであれ、ミサイルであれ、断固戦う決意を持っている。それは決して全体主義的な発想ではなく、日本のため、いやむしろ、家族のためになら命は惜しくないということである。それに、逃げ惑うなんてことは愚かな無意味なことだと思えるからだ。

 まぁ、そういう事態にならないことを切に祈っている。それに、実際そういう状態になったら、意外と若者も頑張ると思う。そう信じている。


ビーフ

2005年06月25日 18時20分48秒 | 国際

BSE逆転陽性、米農務長官は「輸出再開に影響なし」
米機関のBSE検査精度に疑問符、日欧方式と食い違い

 どうしても日本への輸出を再開させたいのなら、すればいいと思う。再開されたところで、賢明な日本人はおそらくそんな肉に手をつけないのだから。

 それより、こんな粗雑な検査のおかげで、アメリカ国民は危ない肉を食わされている。そのことについて、アメリカ政府はなんとも思わないのだろうか。

 

 


安保理

2005年06月19日 23時00分04秒 | 国際

 しばらく、ほったらかしにしている間に「HTMLエディター」、「おえかきツール」、と、なにやら不思議な機能が発生していた。「HTMLエディター」は、これで格段に自由度が増すなぁ。

 さて、ブログに書く暇が少しできそうなので、ぼちぼち更新していこうかな。

首相「G4を維持」 常任理拡大で米が逆提案
首相「米国案支持せず」 安保理改革、G4の結束を優先

 アメリカの言う、「日本を含む2カ国程度」ってのは、暗に日本とドイツを指しているのかな。インドやブラジルまで入れると、「オレもオレも!」という国が後から続々現れるのを危惧しているのかもしれない。

 日本の常任理事国入りについては、中国や韓国がやらしく反対するので、こうなったら日本政府としては意地でも常任理事国になれるよう努力してもらいたい。国益もへったくそもない。国家としての意地だ。 

 ただ、ライス国務長官が言うように、常任理事国の拡大だけを先走ってやっても意味がない。あくまで国連改革の一つとして進めるべきである。

 それにしても、常任理事国の拡大が叫ばれているけど、「P5」と呼ばれる5大国は見直されないのだろうか。中には国際社会への配慮が足りない、常任理事国として相応しくないような、人権抑圧国家もあるのだけど…

 その国と日本がチェンジってのもありなのでは?…