さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

阪神優勝

2005年09月29日 21時00分00秒 | スポーツ

 阪神タイガース、優勝おめでとう!

 今年の優勝は、2003年の時とは違い、なにか落ち着いた雰囲気の中で決まった。新鮮味がなくなった(とか言うと、他球団のファンに怒られるが…)ということもあるだろうし、本当に強くなったなぁと、安心して見ていられるというのもある。

 2年前の盛り上がり方が異様で、今年ぐらいが普通なのかもしれない。今年は道頓堀に飛び込んで、うんこまみれになる人もいなかった。2年前は、テレビ各局が道頓堀を映せる場所をわざわざ確保し、優勝直後から、道頓堀に飛び込む人々の様子を垂れ流し続けた。それを見ながら、アナウンサー等が「危ないから飛び込むのは止めてください」と無責任な発言を繰り返すのをみて、非常に腹が立ったとを思い出す。そんなこというなら、中継しなければいい、と言ってやりたかった。

 今年は飛び込み防止のための柵を作り、それだけかと思えば、優勝当日は、戎橋を封鎖した。戎橋は閑散としていた。警察も大変ですねぇ。というか、こんなことにここまで税金を注ぎ込む必要はあるのだろうか。

 と、ごちゃごちゃ言っても仕方ない。今年はぜひとも日本一になってほしい!

 あと、今、気になっているのが、メジャーリーグ。ア・リーグ東地区、ヤンキースとレッドソックスが激しい優勝争いをしている。これだけ両者が拮抗していたら、どちらかが優勝して、2位のチームはワイルドカードでプレーオフに行けていいと思うが、今年は中地区のインディアンスが頑張っている。なんとか松井秀喜選手には、ワールドシリーズで活躍するところが見たい。ヤンキース、がんばってくれ。


NHK受信税!?

2005年09月23日 22時15分07秒 | 社会

NHKが「新生プラン」、不払いなどに法的手段で対応

 以前にも書いたが、受信料とは一体、何者なのか。その点が不明確である。

 受信料を、「NHKの番組を見ることの対価」と考えた場合、受信料を払わない者には、NHKを見れないようにすればいい。無理に受信料を取り立てなくてもいいのではないか、と思う。

 もっとも、一件ごとにNHKのみを見れなくするという手段は、現段階では技術的に困難なようだ。→将来のスクランブル化に言及 NHK未払い問題で総務相

 ただ、NHKは何かと特殊性があるようだ。記事の中に「…960万件にも上る未契約者に対しても民事手続きを導入する構え…未契約者に対しても、契約の意思表示を求める訴訟を検討している」とあるが、NHKの視聴契約?は義務ということなのか。この点については、ニュースで説明があった。すなわち、受信機(要するにテレビ?)があるところは必ず受信料を払わなければならないということらしい。これは、契約自由の原則に反するのではないか、また、消費者保護の見地からも問題があるとの弁護士の指摘もあった。

 なんにしてもすっきりしない。NHKが本当にメディアとして必要と言うなら、受信料という形の徴収は止めて、「NHK受信税」「NHK視聴税」といった形で徴収したほうがいいんじゃないか。それだったら、いくらNHK不信が高まっていたとしても、税金だから払わざるを得ない。政治不信、公務員不信が高まっていても、税金を払わなければならないのと同じように…。

 


六カ国協議

2005年09月21日 00時36分22秒 | 国際

北、核放棄を確約…6か国協議が共同声明採択
「大きな成果」と期待 家族会、一方で不安も

 北朝鮮との間に「約束」なんて、無理な話だ。しかも、今回の共同声明は、「核兵器を放棄します」、と宣言したわけではなく、「核兵器を放棄するか否か問題となっています」ということを確認した、その程度の話だろう。なんだかんだ理屈をつけて、約束を反故にするのは目に見えている。

 今回のこの採択については、アメリカ側の事情もあるようだ。ブッシュ大統領は先のハリケーンに対する対応で、国民の批判を浴びている。そういう時期に北朝鮮との間に新たな衝突を起こせばややこしいことになるから、今回は適当なところで落ち着かせよう、そういう意図もあったようだ。

 拉致については具体的な記載はなかったが、「平壌宣言に従って、…懸案事項を解決…」という文言はあった。それでも、拉致被害者の御家族にとっては、わらにもすがる思いで、「大きな成果」と言えるだろう。一体、いつになれば、横田さん夫妻をはじめとしたご家族に安寧がもたらされるのか。このままでは死んでも死にきれないだろう。

 こういう状態を打破できるのは、国民の声である。できることはなんでもすべきだろう。経済制裁もすべきである。そういう世論ができあがれば、世論の人、小泉さんも決断するだろう。

 北朝鮮に対して、国際社会は甘すぎる。アメリカは、大量破壊兵器の疑惑でしかなかったイラクは攻撃し、核兵器まではっきり作っていると宣言した北朝鮮は攻撃しない。それは韓国や日本、中国との関係を考慮してのことだろうが。そういうことを見越して、北朝鮮も図に乗っているのだろう。

 日本はここでガツンと言ってやることが必要だ。交渉人も、あの風貌がなんともいえない外務省の局長ではなく、竹内力のようなパンチのきいた人物はいないのだろうか、と本気で悩む。ガツンと言い、制裁を加えた結果、北朝鮮がミサイルを発射し、核攻撃を仕掛けてきても、良いではないか。そんなことをしたとたん、北朝鮮は崩壊するのだから。

 竹内力さん、お願いしまーす。


24-TWENTY FOUR-

2005年09月19日 18時07分26秒 | 映画

 『24-TWENTY FOUR- SEASONⅡ』

 ようやく、シーズンⅡを見終わった。以前、テレビで放映されたものを録画し、見よう見よう、と思いつつ、そのままになっていた。

 このドラマは見るのにとても苦労する。1話見てしまうと、一気に24話見てしまいたいという衝動に駆られて、どうしようもなくなる。毎回、必ずと言っていいほど、終盤に「えっ?」というシーンがある。それがあるがために、「今日はここまででやめよう」というふんぎりがつかず、「あと、もう一話…」と、ずるずる見てしまう。本当によくできているドラマだ。

 内容についてはネタバレということになりそうなので、詳しく言わないが(このブログにそんな影響力はないが…)、気になることを少し。

 まず、主人公のジャック・バウアーは超人か。シーズンⅠでもかなり無茶だったが、シーズンⅡではさらに無茶になっている。「シーズンⅢやⅣもあるんだから、ここでは死なないんだろうなー」と思いつつも、普通の人間だったら、とっくにあの世行きという場面が多々ある。

 あと、娘のキンバリー。見ていて非常にいらいらすることがある。つくづく運のない女性だなとも思う。「なんでそんなことするの?」「もっとしっかりして!」と叫びたくなる。この娘がもう少し、しっかりしていれば、ジャックの負担ももう少し軽くなっていただろう。まぁ、女優さんは嫌いじゃないけどね。

 と言いつつ、シーズンⅢ、Ⅳが非常に楽しみだ。


民主党代表

2005年09月17日 22時06分08秒 | 政治

民主党新代表に前原氏、2票差で菅氏を破る

 民主党のニューリーダーが誕生した。前原氏と菅氏の二人から選ぶというなら、前原氏を選ばないと、民主党の再起は不可能ではあろう。菅氏であっても、会見等で意気込んでいたようにできればいいが、やはり新鮮さに欠ける。

 が、結果は2票差。これが演出なのかどうなのかはわからないが、とりあえずこれで、民主党の「仕切り直し」にはなるだろう。もちろん、これまでの総括、反省等、これからが大変であるが。

 民主党は大幅に議席を落としたといっても、100を超える議席がある。参議院議員山本一太氏が、「そして本物だけが生き残った。」と評しているように、ふるいにかけれ、いわば民主党の「精鋭」議員が残ったとすれば、そのメンバーが団結していくことで大きな力を発揮しうる。

 例えば、前原誠司氏、枝野幸男氏、野田佳彦氏、古川元久氏、原口一博氏、安住淳氏など。まぁ、こうしてみてみると、エリートというのか、優等生が多いように思う。庶民らしさが感じられない。一概には言えないが。そういうところにも、民主党の敗因があるのかな。

 とにかく、前原氏がどこまでやれるのか、期待している。思い切って政党名を変えるのもいいのかもしれない。良い名は浮かばないが。あと、「次の内閣(ネクスト・キャビネット)」とかいうのはやめたほうが良いと思う。イギリスでは公的な存在としてそういうものがあるようだが、まだ政権を取ったこともない政党がやるべきではない。まさに、絵に描いた餅である。もっと、謙虚になるべきだ。

 「民主党を、あきらめない。」


在外選挙権

2005年09月14日 23時07分11秒 | 

在外邦人の選挙権制限、最高裁が違憲判決

 大法廷、違憲判決が出た。この問題のような投票システムに関わることについては、「立法府の裁量」を理由に、司法判断を避けてきた。今回もそういうことになるのではないかと思っていたが、はっきり「違憲」とした。

 海外に住む有権者は約72万人。在外投票制度はあるが、比例代表の投票に限られている。しかも、投票するためには、煩雑な手続きがあるという。

 政府はこれまで、在外の有権者の投票を制限する理由として、「海外にいては、日本の政治情勢は把握できない。投票するには情報不足である」ということを挙げていた。しかし、これだけインターネットが普及し、海外にいても日本の政治に関する情報を容易に手に入れられる環境がある。

 日本国内にいれば、海外にいるより情報が豊富か、といえばそうとも限らない。海外にいればこそ、日本の政治に高い関心を寄せている人もいるわけだし、外国の政治と比較して、日本の政治はどうあるべきか、そういう視点で投票したい人もいるだろう。そういう貴重な「民意」を拾い上げなければならない。最高裁もそういう点も考慮したのだろう。

 この判決理由について、全文読んだわけではないので安直なことはいえないが、この判決から派生させて、2つのことを考えてみた。

 一つ目は、在日外国人の参政権の問題である。在外の有権者の貴重な意見をも国政に反映させる、つまり、多様性こそ民主主義の根幹とするのなら、日本に永住する在日外国人の意思を反映させることも必要なのではないか。

 二つ目は、直接民主制についてである。海外にいても、日本の国内情勢を容易に把握できる時代になった。こうなればいっそのこと、選挙は全てインターネットで投票できるようにすればいい。投票率ももっと上がるだろう。そして、選挙だけでなく、一つ一つの法案についても、国民に賛成か、反対かをワンクリックで意思表明できるシステムもあっていい。たとえば、「郵政民営化に賛成か、反対か」…いちいち選挙するより、コストもかからないだろう。そうなると、国会議員はもういらなくなる…

 とまぁ、この判決を通じて考えてみたことを雑に書いてみた。


2005衆院選

2005年09月13日 17時21分13秒 | 政治

小泉自民が歴史的大勝 民主惨敗、岡田氏辞任

 平成の関ヶ原を制したのは、小泉純一郎率いる軍勢であった。岡田克也率いる軍勢はばったばったと、討ち死にした。

 これで、徳川家康の治世のように、今後、何十年、何百年と続く自民党による太平の世が始まるのか。それとも、徳川慶喜のごとく、江戸時代末期にいわばカリスマとして大政奉還を行ったように、自民党政治に引導を渡し、まさに自民党をぶっ壊し、これが終わりの始まりとなるのか。

 おそらく、自民党がこれだけ大勝したことで、政権交代が実現するのはかなり遠のいてしまった。今後4年間は、おそらく解散ということもないだろう。しかし、今後、どうなるかはわからない。宮崎哲弥さんが某番組でも述べられていたが、オセロゲームのように次の選挙では、民主党が大勝する可能性もある。

 自民党を白とすると、今度の選挙で自民党はとにかく、あらゆる手を使って、黒を白に変えようとした。その結果、オセロ盤は今、ほとんど白の状態である。しかし、勝負はまだ終わっていない。オセロの勝負の分かれ目は、角の4マスである。その4マスの取り方で、一気にひっくり返せる。つまり、民主党が角の4マスを上手く取れれば、一気に政権を取れるのである。

 もちろん、そのためには民主党は必死に努力しなければならない。今度の選挙で何が悪かったのか、何が足りなかったのかをしっかり分析し、もう今このときから、次の選挙に向けて準備を始めなければならない。次のリーダー選びも重要である。

 私自身、小泉さん率いる「新しい」自民党に賭けるか、それとも政権交代を実現するために民主党に賭けるか、迷った。最終的には政権交代を実現してもらいたいとおもったが、しかし、結果がこうなった以上、「新しい」自民党、小泉さんに期待するしかない。

 小泉さんの長年の持論、郵政民営化が実現してしまって、あとは惰性で任期をやり過ごす、なんてことはないように、しっかりやってもらいたい。


決戦の時

2005年09月09日 21時40分21秒 | 政治

 その時歴史が動いた、と後に評されることになるのだろうか。いよいよ、11日、決戦である。

 日本の将来よりも、自分の将来が今、私の最大の関心事である。とはいえ、その両者は切っても切り離せるものではなく、自分の生きる道にとって、どういう政治のあり方が望ましいのか、それを十分見極めたうえで、投票しなければならないと思っている。

 今の段階で、どの候補、どの政党にいれるか、まだ決めていない。ひょっとしたら、投票用紙に書く直前まで、決めていないかもしれない。それだけ、自分の1票の重みを感じている。

 先日、竹中平蔵大臣の街頭演説を聴きに行った。徐々に自分の周りには人が集まり、気がつくと、おっさんやおばはんに囲まれていた。まぁそんなことはどうでもいい。竹中大臣の演説を聞いた感想としては、演説慣れしているな、と感じた。政治家らしく?なっているように見えた。内容としては、やはり、郵政民営化のメリットをつらつら語り、合間、合間に民主党批判。

 演説は難しい。どれだけ、インパクトをもってアピールできるか、そして、政策をわかりやすく伝えられるか。この点、竹中大臣の演説の一部を挙げると、「郵便事業は宅配業者、郵貯は銀行、簡保は保険会社がやっていることと全く同じです。これを今は膨大な数の公務員がやっている。だから民営化が必要なんです」……たしかにわかりやすい。私の周りのおじさん、おばさんたちも拍手を送っていた。でも、そんな単純な話なの?とも思った。私を含めて民衆の中にはもう少し突っ込んだ話を聞きたいと思う人も多いはずだが。まぁ難しいところだ。

 メディアでは自民党圧勝という世論調査が発表されている。この結果通り、終わってしまうのか、それとも、民主党が頑張れるのか。「小泉さんは支持するが、じゃあ、自民党に入れるかというとそれはわからない。民主党に入れるかもしれない」という迷いが私にはあるが、こういう人も結構いるのではないか、と憶測している。

 いよいよ11日。楽しみになってきた。