さ て、みなさん

最近のニュースをピックアップ!そして、若干のコメントを。

2005年の10大ニュース

2005年12月26日 17時55分03秒 | 総括

 毎年のことながら、今年もあっという間に、というよりも、あっという間もないぐらい早く、終わりを迎えようとしている。日本漢字能力検定協会が選ぶ今年を表す漢字は、「愛」だそうだが、果たしてそういう一年だっただろうか。

 今年一年を振り返り、メディア等で大きく取り上げられ、このブログでも、野次馬的にしょうもないコメントを施してしまったニュースを、独断と偏見でランク付けしてみた。

衆議院総選挙、自民大勝、郵政民営化へ
JR脱線事故、未曾有の大惨事
耐震性偽装問題
ライブドアvsフジテレビ楽天vsTBS
女児殺害事件
靖国、竹島問題、反日ムード高まる
女性天皇論議紀宮さま結婚
自民党、新憲法草案発表
アメリカ産牛肉輸入再開
大阪市役所問題、市長選

 他に今年のキーワードを羅列してみると、ジーコジャパンW杯出場決定、タイガース優勝ロッテ日本一、ロンドンテロ、アスベスト、安保理、NHK受信料、ドイツ新首相、鳥インフルエンザ、野口さん、宇宙へ、愛知万博。

 2006年、良い一年でありますように


M-1グランプリ

2005年12月25日 23時14分10秒 | たわごと

 ブラックマヨネーズ、優勝おめでとうございます。

 やはり素直に見て、ブラックマヨネーズが一番おもしろかった。松本、紳助の両師匠がブラマヨに入れたんだから、大したものだ。笑い飯はまたしても、優勝できなかった。あと一歩、足りなかったのだろう。

 「エ○タの神様」やらをたまにみると、一発狙いの、わけのわからない芸人が氾濫しているように思えるが、今日の9組は本物の芸人、笑いのプロ、といっていいだろう。今後も良質の笑いを期待しています。


A Heavy Snow

2005年12月22日 22時55分43秒 | 社会

日本海側と東北の太平洋側で大雪の恐れ
大雪、朝の足大幅乱れ 停電、近畿で70万世帯

 今年は暖冬、と、どこの誰かが言っていたが…寒い。天気予報士じゃなくて、もっと謙虚に、天気「予想」士、ぐらいにしとけばいいのに、といじわるもいってみる。

 雪が降ってきゃーきゃー言う土地に住む人間にとっては、たまにはこんなのもいいか、と思うが、やはり、雪に慣れていないので滑ってヒヤッとした人も多いだろう。朝積もった雪は昼ごろには大方溶けていたが、残った雪は夕方になると、アイスバーンになって危なかった。

 北国に住む方々はうんざりしているだろう。それに、今年も雪かきの最中に数名の方が亡くなられている。

 今年も残りあと一週間ほど。去年はたしか、12月27日にインド洋で大地震が起きた。今年は、そんな大きな事件、事故もなく終わってほしい。


Ray

2005年12月20日 19時45分23秒 | 映画

 『Ray

 〈評価〉 ★★★☆☆

 テンプレートをクリスマスバージョンにしてみた。このブログの内容とは合わない感じだけど。

 さて、ジェイミー・フォックス主演「Ray」について。亡くなったレイ・チャールズさんの生涯を描いた映画である。正直なところ、レイ・チャールズさんに関しては、サザンオールスターズのいとしのエリーを巡って、パクったか、パクられたか(よく知らないけど)でもめてた、それぐらいの知識しかなかった。

 でも、アカデミー賞ももらっているし、きっとレイ・チャールズを知らなくても感動させられる映画なんだろうな、という思いでみた。が、実際、見てみるとと泣くには至らなかった。はっきり言って、「薬漬けの女たらしやん!」と思ってしまった。

 映画の随所に、レイ・チャールズの曲が演奏されて、ファンの人にはたまらないものなんだろうけど。まぁ、ジェイミー・フォックスの演技力はすごいな、とは感じた。

 なんだか、ネガティブな評価になってしまったが、ファンのひとには最高の映画だと思う。ということで、星3つ。


耐震偽装、証人喚問

2005年12月14日 23時55分35秒 | 社会

「何度も無理と伝えた」姉歯元建築士、国会で弁明  
耐震偽装関与を全面否定 総研所長を証人喚問

 もし、この問題が9月の総選挙前に公になっていれば、郵政民営化の問題はふっとんでいたかもしれない。果たして自民党の圧勝に終わっていたかどうか…

 ウソをついたら偽証罪という、プレッシャーの中での証人喚問。姉歯氏、内河氏は体調不良等を理由に来ないんじゃないか、ということも囁かれたが、両氏とも受け答えはきちんとしていた。

 この証人喚問の目的は、なぜこういう偽装がまかり通ったのか、誰に責任があるのか、そういう点を明らかにするいうことであり、それを今後何をどのように改善していくかということにつなげていくことである。結果ははたしてどうであったのだろうか。それは、今後、各証人の発言を照らし合わせながら吟味されることであるが、今の段階でみている限り、すっきりするものはない。結局、この前の参考人招致と同じ、責任のなすりつけ合いにしかみえない。

 質問する側の国会議員にも問題がある。この日まで準備する時間はあったはずであり、もっと各証人があたふたするような核心を鋭く突く質問があってほしかった。このやりとりが生中継されることとなって、自分が質問に立てば国民へのアピール、より正確に言えば自分の選挙区へのアピールの格好の場であるという打算が働いていたかもしれない。

 今日の4人にとどまらず、こういう構図が建築業界に暗黙のうちに存在しているのではないか、今日の証人喚問をひやひやしながら、あるいは淡々と見守っている黒幕が日本のどこかにいるかもしれない。ひょっとすると強大な既得権益がそこにあるのかもしれない。考えると怖いことであるが、それと戦うのが国会や司法の真骨頂であろう。


女児殺害事件

2005年12月11日 19時12分41秒 | 社会

小6女児、塾で刺され死亡 講師の同大生逮捕 宇治

 11月22日には広島で7歳の女児が、その10日後の12月2日には栃木でこれまた7歳の女児が、そして12月10日に京都で12歳の女児が犠牲となった。不謹慎ではあるが、猟奇的なミステリー小説のようである。

 広島、栃木の事件のように登下校が狙われたのであれば、監視カメラの設置や見回り組の組織等、なんらかの対策の取りようもあるが、この京都の事件のように塾で殺害されたとなるとなんらかの対策を取るといっても難しい。

 なぜ、この女児が殺されなければならなかったのか。この女児が容疑者を嫌っていた、というまるで怨恨が理由であるかのように言われているが、23歳ともなれば大の大人であり、10歳も下の子供の言動をいちいち気にするのは異常である。うまく受け流す分別はないとおかしい。

 まして、殺害するなんてことは、狂人の所業である。このような狂人を監視したりすることは無理である。とすると、このような狂人に命を絶たれてしまったということは、そういう運命であったとしか言いようがない。そのような運命を創り出した神を恨むしかない。

 とはいえ、我が子を失った家族の心中は察しようにも、察しきれないものだろう。傷は時間が癒してくれる、というが時間によっても癒すことのできない傷もある。もうすぐクリスマスであるが、そういうイベントがあるたびに我が子を思い出し、亡くなった我が子の年齢を指折り数えて日々を暮らす。考えるだけで胸が張り裂けそうになる。

 ご冥福をお祈りいたします。どうか安らかにお眠りください。


2006W杯組合せ

2005年12月10日 18時50分28秒 | スポーツ

日本はブラジルなどとF組、初戦は豪州…W杯

 グループF組 

国旗国旗国旗

     
 いよいよ、来年のW杯の組合せが決まった。「楽な相手とやりたいなぁ」なんてことをついつい考えてしまったが、やはりそんな甘い考えはダメだな。どの組であっても、厳しいことには変わりないんだし。

 ジーコ監督率いる日本が、ブラジルと同じ組に入るというのはなにかの因縁か。ブラジルとは最後にあたるし、そのときまでにブラジル、日本が勝ち点を積み上げておけばいいけどね。

 クロアチアは98年W杯でも同じ組だった。そのときはたしか、0-1で日本が負けた。今回はそのとき以上に日本もレベルアップしている(はず)だから、いい試合になるだろう。

 アフリカ勢ではなく、オーストラリアとあたるというのはいいんだか悪いんだか。過去に何回か対戦しているし、それに来年のW杯予選ではオーストラリアも同じアジアで戦うようだから、なんにしても簡単に負けられない。日本の初戦だから、ここは確実に勝っておきたいところだ。  

 さて、日本の初戦は6月12日。場所はカイザースラウテルンというフランス国境に近い、南部の都市。今から楽しみです。


アメリカ産牛肉輸入再開

2005年12月08日 23時47分07秒 | 社会

米・カナダ産牛肉の輸入再開容認、食品安全委が答申
牛肉の輸入再開容認、米農務省「安全性認められた」

 アメリカでは、イギリス産の牛肉は食わないそうだ…

 結局、アメリカの圧力に屈してしまったのか。関岡英之氏著『拒否できない日本』という本が巷で話題になっているが(まだ読んでいないが)、アメリカは未だに日本に対する占領意識があるようだ。今回の牛肉を巡る日本のわずかな抵抗もねじ伏せられてしまった。

 それならそれでいい。消費者には商品を選ぶ権利があるのだから。吉野家の社長かだれかが、「牛丼を食べたい、という人の自由を奪っていいのか」とかいうコメントをしていたが。結構なことです。牛丼食って、数十年後、狂牛病を発症したとしても、それはもう自己責任の問題だ。

 ただ、「アメリカ産牛肉」を買わなかったとしても、他の食品の原料として、だしやエキスとして入り込むおそれもある。というより、今現在もなんらかの形で口にしているかもしれない。

 また、危険が全くないとはいえない商品を売ることを認めるということ自体許されるのだろうか。危険を認識できればいいが、それが困難な、たとえば高齢者の方はどうするのだろうか。「じいさんやばあさんはいずれ死ぬんだから、危険なものを口にしてもかまわない」なんてことを、政府は言えるのか。

 それにしても、売れなかった場合はどうするのだろう。というか、売れないだろう。こんだけ疑念がつきまとう商品を。そういう場合は、どうするんだろうね、小泉さん。


七人の侍

2005年12月01日 00時13分58秒 | 映画

『七人の侍』  ※黒澤明 東宝DVD HP

 <評価> ★★★★★

 いつの間にか、投稿画面に「ジャンル」という謎の項目が出現。しかも必須。下の方にスクロールしてくと、さりげなく「韓流スター」というジャンルが…。

 まぁ、それはおいといて、黒澤明監督『七人の侍』の感想を少し。

 さすがは「世界のクロサワ」と言われるだけのことはある。ストーリーの展開もうまいし、役者一人ひとりの迫力がすごい。三船敏郎さんや志村喬さんら、役者さん個人の力もあるだろうし、監督の見せ方のうまさもあるのだろう。

 ただ、白黒なのが残念だ。白黒ならではの味もあるのだろうけど。あと、五郎兵衛、七郎次、平八の三人の顔と名前を一致させるのが難しかった。

 そもそも映画評論家でもない僕がこの作品に評価をつけるのもおこがましいことだけど、星5つ。黒澤監督への敬意も込めて。

 ハリウッドもいいが、たまにはこういう昔の作品を見るのもいい。この作品の見て、他の黒澤作品が見たくなった。隠し砦の三悪人や、影武者やらを。