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郵政解散

2005年08月08日 15時30分32秒 | 政治

郵政法案を否決、衆院解散へ

 否決と相成った。こうなった以上、小泉さんは解散するしかない。もう1年ちょっと経てば、また選挙をやらなければならないのだから、今が絶好の機会だろう。

 衆議院で反対した議員は公認しないとなると分裂選挙になる。選挙の争点は、郵政民営化の是非のみ、というわけではないが、やはりそれがメインとなる。

 単純に言えば、小泉総裁率いる自民党の議席が確保されれば郵政民営化に賛成、綿貫、亀井氏らの率いる新党の議席が確保されれば郵政民営化に反対という民意を読み取ることができる。それとも、この郵政のゴタゴタ、それだけでなくこれまでの自民党政治への失望から、民主党が議席数を伸ばすのか。

 昨日の投稿でウダウダと場合分けして考えてみたが、②の線が有力になってきた。反対した議員に対立候補を擁立できたとしても、綿貫、亀井氏らの選挙基盤の前に勝ち目はないのではないか。そればっかりは選挙してみなければわからないが。

 ただ、綿貫氏ら率いる新党にどれだけの議員が参加し、どれだけの議員が参加するのか。まさか、綿貫新党が全国の選挙区に候補者を立てるということは無理だろうし、公明党の協力も得られないことになるだろう。そうすると、選挙が終わっても、綿貫新党はせいぜい2,30人程度。

 その後どうするつもりなのか。小泉自民党に再びくっつくのか。それでは何のために選挙をやるのかわからない。そうすると、民主党に接近するのか。それも民主党は認めないだろう。獲得議席数にもよるが、民主党が単独過半数を得られるのなら、綿貫新党など厄介な連中を抱え込むことはない。

 綿貫、亀井氏らも、民主主義のプロセスがどうこう言うより、こうなる前に内閣不信任案に賛成したほうが、すっきりして良かったのに。こんな無駄に時間を使って、他の大事な問題への関心を希薄化するべきでなかった。

 結局、自民党は空中分解することになりかねない。小泉さんにぶっ壊されることになる。もうこうなれば、政権交代しかない。そうなれば、郵政民営化はいずこに…

 またウダウダなってきたが、要するに、小泉さんを支持し郵政民営化を実現するのか、それとも小泉さんを支持せず民主党政権を実現するのか、これが有権者の判断の指針となるのだろう。

 どうなるんだろうな、本当に。解散には賛成だが、この時期に選挙となると、経済や行政にも影響が出てくる。財務省は予算が組めなくて困っているようだし。予算が組めないと他の官庁の活動にも影響が出る。国民生活にも関わってくる。まぁ、でもここは将来の日本のために、我慢のしどころだな。


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