お気に召したまんま。

美術館をさまよい、映画に涙し笑い、音楽に震え。さだまさしさんのファン歴41年目。唯一得意な家事は料理だけ。

映画も原作も『マディソン郡の橋』に泣く。

2020-02-06 | お気に召した映画
マディソン郡の橋は、まず原作を購入して読みました。
その時に原作の持つ力に、読み終わってボロボロと泣いてしまいました。
これは、きっと売れる本になる!と確信したのです。

その後間もなく、クリント・イーストウッドが主演をすると聞いてまた落涙。
わたしは小さな頃からクリント・イーストウッドのファンなのです。
原作を読んだ時に「主演はこの人でしょう!」
と強く思ったのです。

さらに監督も務めると聞いて感激!
メリル・ストリープが相手役と聞いてイメージが起きなかったのですが、

「僕は相手役を決める時、たった1人にしか電話をしなかった」



映画を見て納得。

自分を田舎の主婦と言いつつ、秘めた知性と品のある女性を見事に演じていました。

そして映画でこそ表せる映像の美しさと、イーストウッド監督の使う陰影の深さ。

こうやって書いているとまた観たくなります。

1番の泣かせるシーンも原作と違うけど、
映画ならではの張りがあって
別作品としてすごく完成度が高かった。 

ちなみに役者クリント・イーストウッドは52歳のロバート・キンケイドを演じた時、すでに60代だったはず。肉体改造がスゴイ。


この実在の橋が数年後に燃えてしまったのは本当に残念ですが…





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