この3年間で身近な人を4人見送った
今思うのはそれぞれ地域によって葬送の仕方が違うんだなぁということ
葬儀自体は葬儀会社が仕切るので大きな違いはないのかもしれないが・・・
東北(福島)・中部(名古屋)・関西(奈良)・関東(横須賀)での焼き場でのお骨上げの仕方が微妙に違う
一番驚いたのは奈良では骨壺が2つ用意されていたこと(頼んだわけではなく関西はこのようにするとか)
一つはお墓に、そして小ぶりのものは本山に納めるのだという。
33年前に義父が奈良で亡くなった時も2つあったのかな? すべて義母任せだったので覚えていない。
でも高野山に納めたというしるしは仏壇にあったし、よく高野山に行っていたのでそうなのだろう。
高野山はもう一度行きたいと思っているので、義母のお骨をもっていずれ再訪しよう。
関東と関西の違いはお布施袋もだ。関西は白と黄色の水引で、奈良で初めて見て『何?これ?』と昔思ったっけ。
今回我が家で仏壇を引き取るし、これからはこちらで法事も行う予定。
愛知県はどうやら布施袋は関東風のようだし、お寺さんも変わるので一から聞いていかなければ・・・
余談だが、お布施の値段 我が地方は奈良の1.5~2倍 高いとは聞いていたが地方によってこうも
違うとは? 同じ宗派なのだから統一してほしいなあ もちろん安いほうに(笑)
まあ、これは地域性に寄るんだろうな。高野山で見たお布施の値段は意外と安くて奈良もこれに準じていると思われる。
(お金のことを書くと嫌らしいが、自分の忘備録だから記録しておく)
そういえば昔は葬儀といえば、親戚やら従姉妹やら大勢来て見送ったものだが、我が家はどちらも
地元ではなく、故郷も遠いので親戚付き合いもしていない。
義母の弟・妹もなくなっているし、家族だけの見送りとなった。
大勢の伯母たちが美容院に行って喪服を着て・・・というのは昔のことで、今は和服は一人もいない。
義父の時は和服を着たので、この20年くらいで変わったのだろうかと感慨深い。