旅の想い出

旅の記録 & 忘備録として

海抜500m~3650mまで

2014-11-09 | 中国・四川省2014

百聞は一見に如かず  毎回、特に海外旅行に行って感じることです。

今回は中国の四川省、特に高地でもあり自然豊かな、なかなか人も近づけない幽玄な所へ・・・という私の勝手な

イメージが覆された旅でもありました。

帰国後知った各地の大体の海抜です

2日目      成都       500m

        モン川      1600m

        松藩       2800  最初に息苦しさを感じた所

        九寨溝ホテル 2000m  途中吐き気が

3日目    九寨溝長海   3100m  息苦しさを感じた所

4日目    黄龍山麓     3198m  御飯が食べられない

        黄龍五彩池   3650m  気力で歩きました

        川主寺     3000m   吐き気 お粥少々

        茂県(泊)    2000m

5日目    都江堰      592m  体調は回復、ふくらはぎがパンパン

        楽山        500m

6日目     蛾眉山      3099m  意地で歩きました

         成都        500m

こうしてみると黄龍が一番高かったんですね。ロープウェイで3470mまで登り、歩いた距離や時間は長かった(4時間)けれど、

美しい景色に癒されました。

蛾眉山はバスとロープウェイを乗り継ぎ、石段の上り歩きがきつかったですが、時間的には1時間ほど歩いただけだったような・・・

 

自然はとても素晴らしかったけど、ぶつかり合うくらいの人の多さにはびっくり!

この国も中間層の人が多くなり旅行する人が増え、特に九寨溝などは1度は訪れたい地だそうで、ベストシーズンでもあり混雑は

仕方のないことです。が、マナー違反と大声でわめくのはいただけませんね。

 成都でみた戒めの看板

都市部では車の異常なほどのクラクションの応酬、バスでさえ鳴らしながら走り抜ける怖さ。

 

この国への旅はもうたくさん!というのが実感です。

 

 

 

 

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成都観光そして帰国へ

2014-11-07 | 中国・四川省2014

最終日は通勤ラッシュの様子を車窓から見ながら、まず古い街並みを再現したという錦里散策

朝早いためお店は閉まっていますが、どんな店なのか見てみたかったですね。

隣にある三国志の英雄・諸葛孔明を祀る武候祠 

     

説明を聞いたはずなんですが、元々三国志に興味がないのでスルーしちゃったようです

 

  

 

このあとお決まりの寝具店へ。もちろん買うはずもなく・・・

でも今回の旅行では観光で廻る所が多かったせいか、土産物屋への強制連行は殆どありませんでした。

で、買い物をする時間もなく、昨夜は成都のホテル傍のスーパーへ。といってもコンビニくらいのの規模でしたが。

 

さて帰途は成都~上海~名古屋への便。上海で出国手続きをするので、広~~い空港内を早足で移動。

やっと終わってまた元の飛行機へ小走りで戻る。経由地で入・出国申請をする決まりらしいけど、大きな

国際空港である成都空港で手続きができれば、楽なのに~~と。

すべてが急しすぎる今回の旅行でした。

 

2014年10月15日~21日   中国国際航空利用

 

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蛾眉山 行ってみれば・・・

2014-11-05 | 中国・四川省2014

中国仏教四大名山の聖地・世界遺産・蛾眉山といえば

地図や写真で見るとかなり険しい切り立った山で秘境と思っていました。

いや、実際そうなんでしょうけどグリーンバスで1時間、ロープウェイに乗り換えて後はひたすら階段を登り続けます。

 バス乗り場は超近代的

 

 

                 ロープウェイ乗り場だったと思います

あとはひたすら石段を登り続けます。 ここまで来たら行くっきゃない(実は日程も同じようなツアーで蛾眉山には行かないのがあって、

どうせなら・・・ときついのを覚悟で行くコースを選んでしまったんです)

幸い晴れていて遠くの山や雲も見えてはいますが、切り立った崖がすぐ傍に見えるわけではありません。

ひたすら登り続けると山頂に見える巨大な普賢菩薩像

 信仰の地だけあって、石段にひざまずき1段ずつお辞儀をしながら

上がっていく人たちもいました。

 

            

  

  とにかくすべてが大きくて金ピカで・・・中国らしいです

こんなに晴れているのは1年のうち数日だけだそうで、ホントラッキーでした。

この1時間後くらいの降りる時にはガスがかかり始めましたから。

帰りもあの石段を下りるのかとうんざりしていたら、100人乗りのロープウェイで一気に下り、あとはグリーンバスでまた1時間ほど。

我々は観光なので、途中のお寺には寄りませんが、たくさんのお寺と参拝するおおぜいの人を見受けました。

昔は参拝のため麓から一日かけて歩いて登ったそうです。

 

その後3時間かけて成都に戻りました。

 

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楽山大仏

2014-11-03 | 中国・四川省2014

楽山市は四川省の西南部にあり、この地を有名にしている楽山大仏は、岷江、青衣江、大渡という三つの大きな川が合流する凌雲山の上にあります。


このあたりは昔、洪水が頻発し、民衆を苦しめていたため、唐の玄宗皇帝は713年、凌雲寺の僧侶に大仏を作り洪水を止め、民衆に幸福をもたらすため、人力及び物資を広く募らせ、803年より竣工し始めました。大仏作りには90年かけ、費用も莫大なものでした。

まずは船に乗って川からの見学です。

「仏は一つの山、山は一体の仏」と言われるように、大仏は高さ71メートル、頭の高さ14.7メートル、耳の長さ6.72メートル、鼻の長さ5.33メートル、目の長さ3.3メートル、肩幅の24メートルのビックスケールを誇ります。

 川の反対側は超近代的なビル群が

霞んでいるのは曇っていたというより、PM2.5の影響なのかな。

他の大仏と違うところは 

頭の高さからも見ることができることです。

フリーで崖の下まで降りて廻ってくることもできましたが、人の多さと足の痛みのためこの辺を散策。

 

 

夜は、蛾眉山山麓のホテルで温泉に入り、ふくらはぎのマッサージをしました(もちろん自分でです)。

温泉というよりプールでぬるかったけど、足の疲れが取れた気がします。

«本日の移動»

茂県→都江堰 約3時間   都江堰→楽山 約3時間    楽山→峨眉山約  1時間

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都江堰(とこうえん)

2014-11-02 | 中国・四川省2014

 

宿泊した茂県は四川地震で壊滅したそうですが、今は再建されてきれいな街になっていました。

高山病(?)と思われた症状も体が高地に慣れたのか、すっかり良くなって一安心。

でもふくらはぎの張れがひどくてバスの乗降も一苦労。一難去ってまた一難というところです。

午前中は世界遺産・都江堰へ 2000年以上も前に治水のために造られ、現在まで豊かな恩恵をこの地に

もたらしているそうです。

全景を一望できる観景台から

   

都江堰建設を指揮した李冰と、その死後に工事を完成させた李二郎の親子を祀った「二王廟」、都江堰建設前にこの川に住む龍を離堆の下の川底に縛り付けたという伝承にちなみ龍を祀る「伏龍観」

 

 

定員オーバーかと思える吊り橋は揺れるし、ぶつかり合ってとても怖い

 

紀元前200年の大昔の工事というのにびっくり!昔の中国の人たちの凄さを思い知らされました。


午後からは楽山に向かいます。

 

 

 

 

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