帰路はフェリーで

鳴子峡から仙台に戻り、レンタカーを返して港まで送ってもらいました。

以前同じ太平洋フェリーの《きそ》で名古屋まで帰った時、快適でした。

今回はうまく《いしかり》の日程と合致し、早割を使えばかなりお得に利用できます。

　　

造りは殆ど《きそ》と同じ。不満なのはレストラン・カフェ・ショップなどが短時間しか開いていないこと。

アナウンスされた時に行かないと短時間（2時間くらい）で閉まってしまいます。

少人数で賄っているので仕方ないとはいえますが・・・

ショップは北海道・仙台・名古屋の寄港地のお土産もの。コンビニではありません（苫小牧港にはあったのですが、仙台港には

ないので予め買って持って行かないと・・・）飲み物の自販機はたくさんあります。

 

しばらくして仙台港に向かう『きそ』とすれ違うとアナウンスがあり、皆デッキに走ります。

この時のために部屋から見えるようにとこちら側の部屋をとったのだから、デッキに行かなくとも部屋から見えるんだけど・・・

ついデッキに出て行ってしまいました。（風が強くなっていました）

　　　　　　　　

3時頃ラウンジではピアノ・オカリナ・三味線の演奏がありました。

この頃までは元気だったんですが・・・夕方ころから船の揺れが感じられ、起き上がるとめまいのような・・・

食事はあるもので済ませ、ずっとベットで横になっていました。疲れていたのか朝方までぐっすり眠ることができ、

5時頃スッキリして大浴場に行くことができました（大浴場は唯一、乗船時から下船30分前までＯＫです）

思い返してみると私《船》に弱かったんです。過去何度か船酔いで苦しんだことを思い出しました。

《クルーズ》に憧れがあったけど、すっぱり諦めることにしました。

 

 

鳴子峡

鳴子温泉に泊まった翌朝、鳴子峡に行ってみました。

まだ紅葉には早い！とわかってはいたのですが、東北の名所に行ってみたかったのです。

朝早いのでガラガラ　

まだ準備中で駐車料金もかかりませんでした

芭蕉の足跡や義経伝説はいたるところに

そういえば平泉も近くなんですね

　　　　　　　　　

ぐるっとひと回りして帰ろうと思ったら、ツアーの人たちが来たのでついていってみました。

おかげで見ずに帰ってしまうところだったビューポイントに行くことができてラッキー

2週間早かったようで今、10月下旬は見頃のようです。こんななのかな？（ネットより）

　　　　　　　　

 

 

蔵王・お釜と懐かしい場所

仙台からは1時間半ほど車で走ると蔵王・お釜に到着

 

風が強くて、光線のせいかもっと濃いエメラルド色を想像していましたが、意外と暗く感じます。

レストランがあるくらいで思ったより観光客は少なく、いとこ会を行う磐梯熱海温泉に向かいました。

今回の『いとこ会』参加者は7名。4人欠席です。いとこたちは１５，６人いるはずですが、地元組より東京以西が多く、高齢化とともに参加できなくなっていくのは致し方ないこと。故郷を離れている方が熱心なのは、歳とともに懐かしむ気持ちが大きくなるからでしょう。

翌日は安達太良山に向かいます。麓の岳温泉は子供の頃何度か祖母の湯治について行った懐かしい温泉です。

そして安達太良山は高校生の時何度か登った、これも懐かしい所です。

磐梯山よりは登りやすい山だったんだと思いますが、昔はロープウェイなんてなかったし、紅葉の名所としてパンフレットで見た時は驚きました。

 　

 

　　　　　　　　　　　　　　　

　

　　　　　　　　紅葉真っ盛りのポスター　

山の上の方は盛りなんでしょう。登山客がゾクゾクと登って行きました。

 

 

 

豊平峡ダム～小樽そしてフェリー乗船

久しぶりにカラッと晴れ渡った気持ちの良い朝

まずは豊平峡ダムへ

大きな駐車場に車を置いて電気バスに乗り換えて、または徒歩でダムに向かえるそうです。

殆どトンネルで1車線の道　途中橋の上で止まってきれいな所を見せてくれますが、満員で写真も撮れません

 

 

歩く元気もなく、帰りもバスを利用しますが殆どアジアの旅行者のようで賑やかなこと。

札幌に出る前に紅葉の名所だという国際スキー場に寄ってみましたが、閉門していました。

 

まだ午前中、夕方のフェリーに乗ればいいので時間はたっぷりあります。

札幌の市場で頼まれたカニを買うつもりですが、ここからは小樽の方が近いかな？というので急遽小樽に変更。

小樽は何度も行っているのですが、駅前の三角市場に行き、カニを買い海鮮丼を食べ観光はなし。

　　　

狭い三角市場はアジア人旅行者でいっぱい。私の前に会計をしていた旅行者は万札を数枚出していたのでびっくり。大金を落としてくれるお客は有難いものです。

その後ゆっくり千歳に戻り、レンタカーを返して苫小牧から太平洋フェリーに乗る頃には真っ暗になっていました。

 

 

定山渓

支笏湖から定山渓へ向かう山の中の４５３号線沿いは黄紅葉真っ盛りで、今回一番きれいでした。

雨模様の天気が何とも残念でした。

定山渓には50年近く前に来たことがありますが、川沿いの景色しか覚えていません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　

　

　　　　　

 

　　　　　　　　　　　

札幌の奥座敷であり、アクセスも良いからでしょうか、北海道では経験したことのない渋滞がありました。

散策後、ゆっくり温泉につかり早めの食事を取ってぐっすり眠りました。