いつまで

いつまで踊れるかわからないから、
一つ一つの舞台が心底大切。
それはいつも思うこと。

でも最近は、いつまで教えていられるのか、考えることが時々あり…。
一回、一回、自分を削りながら全身全霊で、
一人一人に持てる愛全部で向き合ってしまうから、辛いことが多くなるのかもしれない…。

一人一人がかけがえのない大切な存在。
みんなにとっては、ただの習い事の一つでも、
来てくれる限りは、どこに行っても恥ずかしくないように、
技術もマナーも、一つずつキチンと丁寧に何度でも何度でも…。

でも、手とり足とり、一から育ててきた誰かが抜けると自分自身へのダメージが大きくて。
それだけ大切に思ってきたということだけど。
その繰り返しに心身がいつまで耐えられるのかな…。