一声訪問

今年の春から、地区のボランティア活動をしています。
その中の一つが、一声訪問員。

月に一度、独居高齢者の方の家を訪問し、
安否確認を行います。

私の担当はこの住宅内の１０人の方。
毎月最後の週に訪問していたのですが、
今月は、昨日まで講習会に行っていたため、
今日しか残っていませんでした。

今日は、久しぶりの仕事、それも２つ続けてあったので
なんだか、とても疲れていました。
ちょっとしんどいな…と少し重い気持ちで出かけました。

でも、一軒、一軒、お邪魔して、
お話を伺っているうちに、
なんだか疲れが流れていきました。

「お変りありませんか？」とたずねる私が
皆さんから、元気を分けてもらっていました。

一日、一日を一生懸命生きていらっしゃる
お一人、お一人の言葉が胸に沁みます。

「来てくれてありがとう…。」
その言葉に私の方が頭が下がる思いです。

最後の方を訪問したとき、
「いつもありがとう。
こんな役目、きっと、しんどいと思います。
嫌だなぁと思うこともあると思います。

でも、たくさんの人に会うのは、すごくいいことだと思うし、
きっといつか、あの時、しんどかったけれど
よかったかな…って思える日が来るんじゃないか思います。

仕事でも、何でも、今、一生懸命頑張っていることは、
きっと、何かにつながっていくし、
きっと、いいことがあると思いますよ。」

穏やかにゆったりと笑いながら、
話しかけてくださいました。
私の心の中を知っているような言葉でした。

励ましに行ってるはずの私が、反対に励まされ、
自分のしんどかった気持ちまで
大きく受け止めてもらったように感じて、
思わず涙ぐんでしまいました。

人と人って支えあって生きているんですね。
支えになりたいと思いながら、
いろんな人に支えられて生きている私です。

久しぶりにPCを開きました。
携帯から書きたいことだけ、
思いつくまま書いていて、
写真もなく、読みづらかったの思うのに、
毎日、読みに来て下さっていた方々に
心から感謝しています。
ありがとうございました。
って今日も長くなりました。

さぁ、又、そろそろ写真も撮りにいきたいですネ♪