弟Shinへ
目標の2008年2月19日になりました。
この日が無事に迎えられて、お姉ちゃんとしては、何より嬉しく思います。
あなたが急性リンパ性白血病を発症し、翌日から抗がん剤の治療を始め、次々行われる山のような検査で、予後が悪いタイプだと分かり、「治癒率は5%未満かもしれない」と言われたあの日のことを思い出します。
書きたいことは山ほどあります。言葉にしたいこともたくさんあります。
でも、なんだか上手く書けないし、私の気持ちを素直に伝える言葉がみつかりません。
元気なShinを見るたびに、本当に良かったって思うよ。
でも、一方で、同じ兄弟姉妹ドナーでも、同じ移植法でも、「Shinさんのように元気になりたい」っておっしゃっていたけれど、天国へ行ってしまった患者さんたちや、ご家族のことを思うと、私の胸はキリキリ痛むのです。
Shinだけ助かっちゃって、Shinだけ元気になってしまって、ごめんなさい。。。って気持ちが、いつもどこかにあるのです。
いろいろ思い出して、嬉しい反面で、やっぱり悲しいのです。
今日で5年。本当におめでとう。
やっと肩の荷が・・・軽くなります。もちろん、これからも、いつお声がかかっても良いように(笑)万全に体調を整えておきますよ。
でも、私の出番がないことを祈ります