随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

今週のNEWSWEEK誌より~改革なくば死を

2005-08-18 21:55:43 | NEWSWEEK日本版



今週のNEWSWEEK(日本版)の表紙は「小泉の闘い日本が変わる3つのシナリオ~改革なくば死を」でした。

9.11決戦などと言われる今回の「郵政解散」ですが、我が松本の選挙区、長野2区でも、郵政法案に反対した自民党の衆議院議員が党の公認を得られず、議員を引退することになりました。全国でいろいろなドラマがあるものと思われます。以前神奈川県の大和市に住んでいましたが、選挙にはほとんど関心がありませんでした。残業が多かったせいでしょうか、家に帰るのは寝るためだけ、というありさまで、地元の議員さんの名前や顔も知らず、選挙に関心が持てるわけもありませんでした。却って、勤務先の方で、毎朝のように駅前広場に立って演説をしている議員さんとかがいて、選挙や議会を身近に感じたくらいです。都市部にて勤務するサラリーマンなどは、このような感覚の人が多いのではないかと思っています。今回の選挙は「郵政民営化賛成/反対」というわかりやすい選挙になっているため、松本に住んで1年あまりの新参者にも選挙に関心が持てそうです。

もうひとつ興味を持った記事が、「50年後も愛される映画はこれだ」でした。映画産業は巨大なマーケットであり、大作と呼ばれる映画もふんだんに放映されています。そしてビデオやDVDに姿を変えていくわけですが、50年後とはいわないまでも、10年、20年と愛される映画がどのくらいあるだろうか、というのは大いに関心のあるテーマです。記事では、現在の有名俳優の「出演作品数」、「不朽の名作候補数」と「不朽」の打率などがまとめられています。ニコール・キッドマンは「出演作:23」、「不朽の名作:1本(ムーラン・ルージュのみ)」で「打率.043」、ブラッド・ピットは「出演作:22」、「不朽の名作:3本(オーシャンズ11、ファイト・クラブ、テルマ&ルイーズ)」で「打率.136」といった具合です。「不朽の名作」をどう選ぶかによって、評価は変わりますが、確かに「大物俳優」が主演した映画でも「名作」と「駄作」がはっきりしてしまうのも事実です。さらに10年もたてば、完全に忘れ去られてしまう映画や俳優も多いことでしょう。ビデオなどでたまに古い映画を見ますが、古いだけあって多少取っつきにくさを感じますし、時代背景もしっくりこないのですが、やはり50年生き残る作品というものはありそうです。最近の流行の映画で、50年後も生き残るか?という目で見るのもおもしろいかもしれません。