随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

今週のNEWSWEEK誌より~シネマ!シネマ!シネマ!

2005-04-28 22:11:29 | NEWSWEEK日本版



今週のNEWSWEEK(日本版)の表紙は「シネマ!シネマ!シネマ!」でした。毎年、ゴールデンウィーク前、夏休み前、冬休み前は映画特集を掲載してくれるので、毎回楽しみにしています。特に、アメリカでの劇場公開直前の映画を取り上げていることが多いため、日本で公開される数ヶ月も前に、映画の内容を知ることができます。そして”当たり”か”はずれ”かの見当をつけることができます。もちろん、TVなどでも紹介されますが、TVでは一番いいシーンだけを断片的に見せられ、結局ほめちぎることが多いのに比べ、NEWSWEEK誌では、結構辛口の評論も出ています。

たとえば、2004年12月15日号のNEWSWEEK、「シネマ・シネマ・シネマ」では、映画「ターミナル」を紹介していますが、タイトルは「最後まで飛ばない空港コメディー~スピルバーグの新作は後半で失速」で、記事の結論として「・・・・偉大な監督が心温まる作品に挑戦し、偉大な経歴に傷をつけた。」とあります。私はこの映画を見ていません。(こんな記事を読んでしまうとなかなか見る気になりませんが)しかし、監督はあのスピルバーグ、主演はあのトム・ハンクス、しかも心温まる物語、とくれば、日本では大当たり間違いなし、と思うのですが、どんなもんでしょう。

今週の「シネマ!シネマ!シネマ!」のトップは「スター・ウォーズ エピソード3」。これは1977年にスタートした「スター・ウォーズ」シリーズの完結編だそうで、「明らかになるダークベイダーの秘密・・・-全ての答えがここにある。」だそうです。記事はネタバレぎりぎりの内容が多く、興味深いのですが、今までの5作を全く見ていないので、あまり関心が湧きません。でも、いつかヒマな時に、25年かけたシリーズ6作を一気に一週間くらいで見るのもいいかも、と思っています。

もう一つは「ミリオンダラー・ベイビー」。クリント・イーストウッド監督・主演ですが、こちらは、タイトルが「イーストウッドが放つ衝撃のノックアウト」で、結論は「・・・涙を流したくない人にはおすすめしない。だが、こいつを見ればハリウッドにも本物の映画があることがわかる。」ということでベタぼめ。うん。これは是非見よう。ホラー映画は体質的に苦手ですが、「泣ける」映画には弱いのです。ただ、いい歳ぶっこいた男が、映画館でおいおい泣くのはちょっと恥ずかしいもの。一人でこっそり見るべきか・・・DVDが出るまで待つべきか・・・・

あと、「ホームシアターで極上のバカンスを」と題して、休日におすすめの秀作20本を紹介しています。スリラーあり、歴史大作あり、コメディーありでしたが、それはおいといて、囲み記事におもしろいのがありました。あるアンケート調査による「人生でいちばんつまらなかった映画」は・・・・ちなみに第2位は「ウォーター・ワールド」でした。また、別のアンケート調査による「最も安っぽいシーン」は・・・圧倒的な第1位は「タイタニック」で船首に立つレオ様が「I'm the king of the world!」と叫ぶシーンだそうです。うーん、そのシーンは覚えているけど、そんなに安っぽかったっけ?

2 コメント

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TB有難うございました。 (その)
2005-04-29 10:47:59
本当にビデオで良かったと思える作品でした。

スピルバーグも少々息切れかな?
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コメントありがとうございます (miles1234)
2005-04-29 23:48:37
そうですか・・・・。名監督なら常に名作、というわけにはいかないんですね。
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