『太陽の棘』 原田マハ 読了
~終戦後の沖縄。米軍の若き軍医・エドワードはある日、
沖縄の画家たちが暮らす集落―ニシムイ美術村に行きつく。
警戒心を抱く画家たちだったが、自らもアートを愛するエドは、
言葉、文化、何よりも立場の壁を越え、彼らと交流を深める。
だがそんな美しい日々に影が忍び寄る―。実話をもとにした感動作。~
実話だったとは最後まで意識してなかった
食べるものも困る状況で「芸術」だけを心の拠り所として生きるって
可能なんだろうか?とか思いながら
そしていつも感じる「沖縄作品」に対する複雑な気持ち
そこにあるはずのない主従/上下/高低/優劣という概念
平等という単語のもろさ
気づかぬうちに私はエド側に立っているのでは
決して同じところではなく
あちらとこちら
まるで違う景色を見ているみたいに
せめて
自分がわかっていないということをわかっていようと思う
~終戦後の沖縄。米軍の若き軍医・エドワードはある日、
沖縄の画家たちが暮らす集落―ニシムイ美術村に行きつく。
警戒心を抱く画家たちだったが、自らもアートを愛するエドは、
言葉、文化、何よりも立場の壁を越え、彼らと交流を深める。
だがそんな美しい日々に影が忍び寄る―。実話をもとにした感動作。~
実話だったとは最後まで意識してなかった
食べるものも困る状況で「芸術」だけを心の拠り所として生きるって
可能なんだろうか?とか思いながら
そしていつも感じる「沖縄作品」に対する複雑な気持ち
そこにあるはずのない主従/上下/高低/優劣という概念
平等という単語のもろさ
気づかぬうちに私はエド側に立っているのでは
決して同じところではなく
あちらとこちら
まるで違う景色を見ているみたいに
せめて
自分がわかっていないということをわかっていようと思う