春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

千本公孫樹  巨樹 葛飾八幡宮

2019-10-10 | 巨樹

葛飾に植え替えの依頼で
長く来てます、葛飾八幡宮に帰りに立ち寄りました。

お目当ては久しぶりの巨樹に対面。見ての通り多数の幹が寄り集まり

まるで根元から1本の大樹が伸びてるように見える
ことから千本公孫樹の名で呼ばれる下総国総鎮守、葛飾八幡の御神木。

古くからこの御神木は江戸名所図会にも書かれ、神前石の脇に
銀杏の大樹あり、神木と記すと言われ、現在 樹高22m、幹回り10.2m
、推定樹齢1200年の千本公孫樹と言われてます。








































全国には巨樹と言われる

樹木は約3200本、その8割が社寺仏閣の地域に存在いたします。つまり多くが御神木となり

信仰する人の心のより所になってます。 境内にはクスノキ、イチョウの木 ケヤキの木、

これらが多く存在して、巨樹の中でも本数のベスト3です。

クスノキは防腐剤を含み社寺などの補強や害虫を寄せ付けない、イチョウの木は水分を含み大火を防ぐ、

ケヤキは材が柔らかく建材にすぐ利用される、これらが境内に

多くあるのが理由です。 昔の人の知恵と言われてます。それらが大切にされて今は巨樹になる理由です。