春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

蒲田ジャカランダ  行く末

2019-06-01 | 樹木
都内で案件を済ませ帰宅途中、京浜東北線で蒲田駅で降りる。
当然、あの環状八号線脇の蒲田ジャカランダに会いに行く。 理由は簡単、大田区役所の街路樹課の
違法であるジャカランダの伐採命令が再燃し始めました。  植栽されて30年弱、小さな苗木は

今や樹高5m以上、幹回の太さも30センチは越し、毎年紫の花を環状8号線に垂らします。
地域の皆さんで守ってきた世界三大花木はすでに花を数輪咲かせ、環境の劣悪なこの地に
信じられないような光景を毎年これから見せてくれます。

街路樹法はその土地に工作物や他の樹木などは植えることは出来ません。違法構築物として
撤去できます。その対象がジャカランダ
かなり前ですが伐採を阻止した地域の皆さんたちのニュースが新聞にも載りました。

今回はどうなるのかわかりません。 市役所は抜き打ちで不意に伐採をすることを
自分は建設時代、見てきました。  あれから7年、どうぞ道順を載せます。植物園、公園ではなく
環状八号線の脇に咲く、蒲田ジャカランダの勇姿を。 2日前の蕾と数輪
の花付き。















蒲田駅西口、広場の左の通りを直進、
蒲田高架橋の下を右(道路中央に自分立つ) 直進5分 更地の前にジャカランダ。











給油スタンドがあった場所が今は更地、植えたのが
スタンド社長。すでに30年以上前。左がジャカランダ。銀杏の木に挟まれる。









毎年6月10日ぐらいが満開。現在の状況。





  









満開の時季には、下からさらに環八の反対側からの眺め
が見事ですが、果たして見られるでしょうか。