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春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ブライダル系 交配種 サボテン

2020-05-20 | サボテン

ブライダル系(イエロー ピンク)の2種の交配種のサボテン、実生苗

6年物、エキノプシス属とロビエンシスとの掛け合わせ、花姿は外輪ピンクが

フリル八重咲きの傾向、イエローが八重咲き、両者の違いは株にも表れてます。

 

刺の密度が違い、これから株が大きくなると、縦に伸びあがる性質が

出ると予想してますが、これはサボテン次第。 花咲、色は

交配種の特徴が出たサボテンと思われます。 イエロー系の外側ピンクのブライダル。

ともに10cm弱の大きさで、両株とも夕方に花を開き、翌日の午前中に花を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エキノプシス系の花姿

メシベ、オシベ形状

 

 

ブライダル系のピンクの色彩

 

 

 

両株を見ても刺の違い、花色、花姿

が違います。右がタンゲマルが母体

左が花盛丸、ブライダルコスチュームとの交配種

6年物で最速で花を咲いてくれてます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大型宝剣 開花

2020-05-19 | サボテン

記念にと当時の地区の班長からの依頼で、家のウチワの最高峰、大型宝剣を

4枚植えたのが20年以上前、これだけの自生の地で、大群生は稀な物。

 

大きな黄色の花。8cmは超えるオプンチワの最高峰、当時は珍しく、

増えることは期待してなかったですが、耐寒性、耐暑性、すべてに優れる

大型宝剣、今は巨大な姿で、芝川畔に生き続けてます。当時近くに公園を

作るのに何か珍しい植物を植えてほしいと言われたのを、覚えてます。

 

 

 

 

 

    

 

1枚の大きさが最大40cmにもなり、肉厚は3.5cm、そこから蕾を上げ

花を咲かせ花の下が果肉となり、結実すると大きな種袋を形成します。

 

 

 

 

 

 

       

 

団扇と言われる種類は細かに200以上と言われてますが、大型宝剣はその中でも

耐寒性 耐暑性 全てに優れ、この地で生き続けてます。

 


サボテン交配種 レモンイエロー

2020-05-16 | サボテン

2014年に多くの交配種を作り上げてきましたが、種を作り採取して

翌年2015年に実生苗を作り始め、今年花を咲かせるサボテンの開花が

数点見られるに至りました。 

 

この花はロビビア属の黄掌丸(オウショウマル)

×エキノプシス属、タンゲマル、母体は短毛丸、両者の花色の交じり合った

混合色の薄い黄色、シベはエキノプシス属の形態。 花サボテンの交配は

花を咲かせての完成度、5年での開花の早さでは交配の相互のサボテンの

相性の良さにもあります。 10年過ぎても花を咲いてくれない株が

あることを、交配の難しさ、奥深さはまだ分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

当時の掛け合わせた短毛丸×黄掌丸

 

 

 

白色の花、黄色の花が混ざり合う混合色の

薄い黄色、名前を頂きました、レモンイエロー

早朝咲で、すでに帰宅したころ午後4時、花は

半分閉じてました。

交配種のプシス関係の花は1日花。あれから6年たち

当時の思い出は今も鮮明にすべてを覚えてます。

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ 早朝開花

2020-05-12 | サボテン

米国の亡き交配士、ジョンソン氏が30年前に作り上げた花サボテン、30種の

中の一つ、肌色の色彩のロビビア属、多くの色彩の花を今では市場に

出回りますが、肌色の色彩の花は珍しく自宅でも1種のみ。

 

今では花サボテンとして確立して、ロビエンシス ロビプシスと多くの

交配種が生まれてます。 その元祖は 彼の作り上げたジュンソンロビが

出発の花サボテンです。  昼咲きの1日花。

 

 

 

 

 

花サボテン特有の内の縁取りに巻き付くオシベ

中央奥にメシベ、時間が経つにつれ

伸びあがってきます。9cm花。

 

 

 

 

 

 

 

これからがサボテン花の季節到来です。

いつも見て頂く会員さんには

感謝してます。

 

今日は公園内の花壇の整備を

女子部(と言っても皆さんベテランの

おばちゃんたちですが)でも男衆よりは

この手の作業はおばちゃんたちが1番です。

行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白花大輪 交配種 短金丸

2020-05-09 | サボテン

短毛丸×金盛丸の交配種、昨日の7時ごろから咲き始め、夜半に全開、

我が家では作り上げた交配種の中で、最も遅い開花8年目。

タンゲマルの開花性の良さと、金盛丸の花付きの悪い性質を改良した

美しい多弁な花は、すべて短金丸に受け継がれました。

 

金盛丸の花に受粉し、結実したことが成功の秘訣、交配士の方のアドバイス

有難うございました。 写真はすべて寄贈いたします。

 

 

 

 

 

短毛丸、広く栽培されてる名品

エキノプシス属

 

 

   

 

×

 

金盛丸の花は見ることの

少ないサボテンです。

 

   

 

両者の一番良い性格。タンゲマル 多花生の良さと

金盛丸の多弁の美しい、八重咲きと言われる美しい花。継承してます。

 

 

 

両者の花姿

紅鳳丸と短金丸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見て頂き有難うございました。

 

 

 

 

 


紅鳳丸 開花 サボテン

2020-05-08 | サボテン

エキノプシス属の中でも珍しい深紅の大輪花を咲かせる紅鳳丸

昨日夜半から開花する。 5月下旬~6月に咲くのが通例、夏の宵のイメージが

ありますが、最初から大型の真打が花を咲かせるとは。

 

原産地はアルゼンチン北部(この地域には多くのエキノプシスのサボテンが存在いたします)。

全開が夜半の2時ごろですが、早朝の5時の撮影です。7個のうちの5個

開花。 花茎15cm、花は10センチ強 、株は15cmの扁平状の古株。

 夜咲の1日花。香りは無し。

プシスは多くが白花で、香りがユリの香りですが無臭です。

 

花は多くの個体差が有り深紅でも紫系が強い株、赤花の濃淡もあり多種です。

広大な原産地で分布する株は土地柄で色彩が違うのが出ます。

 

 

 

 

 

 

 

     

 

サボテンの大型の花のシベには他のサボテンに見られない特徴があります。

開花が始まるとメジベはまだ花管の中央に隠れてます。 花全開になるにつれて

中央にメシベは開かないで伸びあがってきます。

オシベは中央の下段に特に沢山集まり、受粉しやすいように待機します。

しかし多くのサボテンは自家受粉は行われないのが現実です。種作りが難しい。

なので交配士の方が登場して、多くの素晴らしいサボテンを作り上げるのです。

 

 

最終にはメシベも広がりを見せて

受粉を確実にする形をとります

 

昨日の夜の7~8時ごろの様子。

開きが始まります。

 

 

蕾や花はサボテンのどの場所から出るのかを

良く店頭で聞かれます。

大型の花の蕾は刺が出る場所

刺座の上段から花茎を出して開花します。

 

 

暖かな1日でした。

短金丸は明日の開花予定ですが?

 

 

所用で大宮駅からタクシーを拾いましたが

驚くことに駅前のタクシー駐車場には

いつもなら待機待ちの数多く車両が並ぶのですが

数台しか車両配置だけです。

運ちゃん曰く、運転手も車両も

今は本部に待機中。客数が激減。

埼玉県は感染者数が多く、5月一杯は

緊急事態処置を継続中です。

 

安行事務所で今日の報告書を書き終えて

今ブログも終了。 3.20.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ サボテン開花

2020-05-07 | サボテン

花サボテンの中でもジョンソン氏が作り上げた、ジョンソンロビの名称の

サボテンは今でも不滅の名品として、世界のサボテン愛好家の記憶に

残ってます。 

 

交配士であったジョンソン氏のジョンソン商会は、30数年前に、30種の

花サボテンを作り上げその名品は多くの交配士の方々に参考になって、世界に広まった

サボテンいわゆる花サボテン、今は商会も無くなり彼も亡くなりましたが、彼の名を残す

 

花サボテンの名品は我が家にも生き、大きく成長をしてます。

その一つジョンソンロビ名称の深紅の花サボテンが咲き始めました。

数年前から移動が困難で軒下に置きっぱなし。 多少の雨や雪はしのげます。

 

 

 

 

 

 

ジョンソンロビの名称は1種だけでなく、広く使われてます。深紅の

ジョンソンロビは9年前に8cm位の高さで、サボテン栽培場から購入しました。

下5年前に初めて頂上に多花性の豪華な花冠を見せてくれました。高さを増して

1m以上にもなる柱サボテンと確信してましたが?

 

 

去年を見てください、この花数驚きの70輪近く咲きだし、蕾の重さて時間をかけて

柱が曲がり横向きになってしまいました。多数子吹きもして、同時に直立下部に老化現象が急に起こり

 曲がり始める現象も発生。 現在は蕾を多数持ってますが今年の花数が少ないのは

去年のは反動と理解してますが? 2019年 の状態。

 

 

 

 

 

ジョンソンロビは忘れられないサボテンとなりました。

 

現在の自宅での花サボテン。

 

白美人、王冠咲5重連が1か月以上咲き始めてます。

 

 

   

 

2種の夜花は2日で開花します。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


開花迫る 巨大な蕾 サボテン

2020-05-05 | サボテン

5月になると、多くの花サボテンが蕾を上げて、咲き始めてきます。

種類はエキノプシス、ロビビア、ロビエンシス、ロビプシス、

交配種のサボテンたちの花の競演になります。 

 

今年は最初に大型の

花を咲かせる、エキノプシス属の紅鳳丸、さらに種から育て上げた、初めての開花

短金丸が咲きだす異例の開花になります。 夜花の1日花、あと数日で

開花 蕾の状態を久しぶりに早朝の撮影を載せて見ます。

 

短毛丸と金盛丸との交配種 短金丸 作り上げたサボテンで10年の

歳月がかかってますが、私も初めて見られる花、期待をしてます。

 

左、紅鳳丸 右、短金丸。

 

 

 

 

 

2017年開花時、しかしかつて

群生咲は1度もありません。

今年は満願が叶いそうです。

出会いの少ない紅鳳丸。

深紅の花を。

 

 

 

 

短毛丸×金盛丸の掛け合わせ、 短金丸 実生苗から10年目で開花です。

花はどの様な形状か、色彩は純白、果たして香りは、エキノプシス属両者の掛け合わせ。

交配種つくりは多くは作らないのが私の主義。種は残しますが。

これは交配種つくりの鉄則として聞かされてきました。

 

 

 

 

 

数日で開花いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


輸入サボテン 30年目 仁王丸

2020-05-03 | サボテン

30数年前に、ボリビアから輸出代行業者に頼み、現地のエキノプシス属を

数点依頼をかけました。 当時長野の今の交配士のお父様がまだ現役のころ

輸入の手続きを後押ししてくれました。 当時は羽田の植物検疫所での直接の

受け取りで輸入国の検疫証明書が必要で、やり方を聞いて、すべて自分で

手続きを行ったのを忘れもしません。 根に土が付着したり、病原菌が見つかれば

その場で処分されることも、数十年の中にはありました。 今日のサボテンの輸入物

 

懐かしく4年ぶりに移植でした。 しかし株自体も重く、サボテン刺に、

悪戦苦闘で何とか1人で大鉢に移植が終わりました。作業工程は載せるのは

久しぶりです。 高さ35cm 直径15cm 重量あり。

 

一番は根張りがしっかり確認できたのと、培養土に根が確実に絡んでるので

赤玉、鹿沼、燻炭、軽石、ゼオライト、バーミキュライト 424423の配合が正解

と確信いたしました。 根に絡みつく白いネジラミもなく良好でした。

 

30年前以上は根は付いて無く、球形の

10cm位の株でした。

今は高さが増すサボテンです。

 

 

4年前の植え込みの時は、多くの細根をカットして植え込みました。

輸入球の根張りは大変難しく、見た限りは良好な根張りと思われます。

培養土に根が絡みさらに細根が絡みつく、サボテンの鉢中の良好な根張りです。

 

 

 

植え替えは今後はしないつもりで左の大鉢に移植しました。

すでに強刺で重く持つことが出来ません。

 

 

 

   

植え替え完了です。生長点あたりの茶に変色した色が、気にかかり去年から

春先に移植をして根の状態を確かめました。 異常無し、今年の成長を

これから確かめます。

 

  

 

30年ばかり名無しのサボテンでしたが、輸入した時のラベルがありませんでした。

しかし去年花が咲いてこの花を見てエキノプシス属、仁王丸と確信いたしました。

 

特徴は大きな白花、(15cm)しべの多さ、へばり付く様なオシベ、メシベは中央から

伸び上がる、株の刺の出方。  サボテンの専門業者にも見てもらい確信を

いたしました。 ボリビアの山間部に咲く薫り高き、1日の夜花は今年も

咲いてくれるでしょうか。

2019年7月開花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白美人 王冠咲

2020-04-23 | サボテン

1週間前に1輪咲き始めたマミラリア属、白美人が円を描く様に花を

王冠咲に咲かせ始めました。 5重連咲きは、我が家では初めての形状。

しかし3頭一緒には咲くことが出来ませんでした。

 

 

 

 

 

 

1週間前です。

 

 

 

 

 

       

 

 

長く花サボテンの交配種を作り上げてきましたが、早いものでは4~5年で

花を咲かせるサボテンもありますが、全てが思ったような花や色彩を咲かせることは

ありません。今年初めて花を咲かせる 短金丸。エキノプシス属の

金盛丸×お馴染みの短毛丸=短金丸。 楽しみです。

金盛丸なかなか花を咲かせない、夜咲の純白の花

 

短毛丸 花

 

短金丸

 

かなりの長い時間はかかりましたが、沢山の蕾を持ちました。

一番好きなエキノプシスの交配種

どの様な花姿を見せてくれるのか。

2株形状も親株の両者の株に似てます。花は?