枇杷の花 神戸・観音山

ビワ　枇杷
科目：バラ科ビワ属
学名：Eriobotrya japonica
原産地：中国
開花期：11月～2月
果実期：5月～6月（梅雨のころ実が成ります）
花言葉：温和、静かな思い、内気、密かな告白、あなたに打ち明ける

ビワは兵庫県では淡路島が有名です。
神戸では北風が吹き、空の気配も秋から冬へと切り替わりつつある今日この頃
枇杷の花は目立たないですが咲いてくれています。
枇杷の花の季語は立冬です。

2018年11月20日作成

カンツバキが咲き始めました

一般的にはカンツバキ（寒椿）は、ツバキ（椿）とサザンカ（山茶花）の
交雑種とされるツバキ目ツバキ科ツバキ属の常緑中低木です。
花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴、性質を合わせ持ちます。
常緑で横に広がりやすく、刈り込みに強い性質なので庭木や垣根に使われます。
背丈が高くなる品種もあるので、山茶花と見分けがつきません。
寒椿と山茶花を別物と捉えることは難しく、
寒椿は山茶花の一種と捉えることが主流になってきているようです。

カンツバキ　寒椿
学名：Camellia hiemalis Nakai　中国原産　
　　　Camellia sasanqua kanstubaki　　園芸品種
原産地：日本、中国
開花期：11月～12月
花言葉：愛嬌、謙譲、申し分のない愛らしさ

2018年11月11日撮影




2018年11月15日撮影




サザンカ（山茶花）の花は少し出遅れています。
12018年11月16日撮影

モッコクの果実と花が一緒に咲いていました アジュール舞子

モッコク　木斛
科目：ツバキ科モックコク属
学名：Ternstroemia gymnanthera
原産地：日本、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア
開花期：６月～７月
花言葉：人情家

素人目には何の変哲もなく、名前を覚えてもらえない木ですが、
モチノキ、モクセイとともに「三大庭木」に数え上げられ、
地味ですが風格があり庭の主役です。

2018年11月15日撮影
果実が熟し裂けた中から濃い赤色の種子が顔をのぞかしてくれました。










花は夏に咲くはずなのに、果実のそばで俯きかげんに咲いていました。
これは両性花です。株によっては雌蕊が退化して雄蕊のみの雄花を咲かせる株があります。
雄花の株は果実を付けません。

ニシキギの紅葉とはじけた果実 アジュール舞子

10月の台風で大きな木のニシキギは
塩害で葉っぱを落としてしまったので紅葉はあきらめていたのですが、
公園の隅の小さなニシキギは塩害の被害から逃れたようです。
紅葉と果実が熟して避け中から顔をだした赤橙色の種子が美しい。

紅葉した美しい姿を「錦」に例えられて「錦木」の名前があります。
世界三大広葉樹の一つです。


ニシキギ　錦木
科目：ニシキギ科ニシキギ属
学名：Euonymus alatus
別名：ヤハズニシキギ
原産地：日本、朝鮮半島、中国
開花期：5月～6月
紅葉：10月～11月
花言葉：危険な遊び

2018年11月12日撮影












まだ小さなニシキギです

ノジギク、ハナイソギク、イソギク アジュール舞子

ノジギク　野路菊
科目：キク科キク属
学名：Chrysanthemum japonense
原産地：日本
開花期：11月～12月
花言葉：真実

日本固有の美しい野菊です。
兵庫県の県花です。
兵庫県は日本での分布の東端になり、
最も多く分布すると言われています。

2018年11月11日撮影









ハナイソギクでした。
なかちゃんさんのブログで間違いを知りました。
訂正します。
ハマギク　浜菊→ハナイソギク　花磯菊
科目：キク科キク属
学名：Chrysanthemum nipponicum→Chrysanthemum×marginatum
原産地：日本
開花期：10月～12月
花言葉：逆境に立ち向かう→清楚な美しさ、精一杯の美しさ

イソギクと園芸品種のイエギクとの自然交雑種ともいわれ、
イソギクの先祖返りという説もあります。
イソギクの外側に花弁がついた種類がハナイソギクと言われています。

2018年11月11日撮影








同じ舌状花が黄色のものをサトイソギクと呼んでいるようです。
2018年11月11日撮影





イソギク　磯菊
科目：キク科キク属
学名：Chrysanthemum pacificum
別名：イワギク（岩菊）
原産地：日本
開花期：10月～12月
花言葉：感謝、清楚な美しさ、静かな喜び

伊豆半島や房総半島等の海岸に自生し群生する野菊です。
こちらは園芸品種として栽培されたイソギクでしょう。
多数の黄色い筒状花だけで形成された小さな丸い頭花を散房状に咲かせます。

2018年11月11日撮影