サンタさんの草花

スマホ片手に観音山の草花から季節の移り変わりを切り取っています。

タカサゴユリ 観音山

2020-08-16 13:12:22 | みんなの花図鑑
テッポウユリ、タカサゴユリ、シンテッポウユリはいずれも白百合でよく似ています。

テッポウユリは春(4月~6月)に花を咲かせ、
タカサゴユリはお盆頃(8月~10月)に白い花を咲かせます。
 テッポウユリとよく似ていて、細葉鉄砲百合とも言われています。
 タカサゴユリは台湾から帰化し、球根ではなく種を飛ばしてどこでも生えてきます。
シンテッポウユリはテッポウユリとタカサゴユリとの交雑種とも
 園芸品種とも言われています。
 シンテッポウユリもお盆頃(8月~9月)花を咲かせます。
 タカサゴユリと同じで、種を飛ばしてどこでも生えてきます。

タカサゴユリ 高砂百合
科目:ユリ科ユリ属
学名:Lilium formosanum
別名:タイワンユリ(台湾百合)
   ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
原産地:台湾
開花期:8月~10月
花言葉:威厳、純潔、無拓

タカサゴユリは花の外側に赤紫の筋が縦方向に入っているのが特徴です。
いつもタカサゴユリが生えてる場所ですが、
今年のタカサゴユリは特徴の赤紫の筋がほとんどなくなっています。
2020年8月15日撮影

昨年のタカサゴユリは赤紫の筋が薄く入っていました。
2019年8月10日撮影


ここのタカサゴユリは赤紫色の筋もなくなり
シンテッポウユリに変身中ですかね??
2020年8月15日撮影






マルバアサガオ 観音山

2020-08-13 15:52:01 | みんなの花図鑑
野に咲く朝顔 丸葉朝顔
丸っこいハート形の葉っぱと
一般の朝顔より一回り小さな花径3.5cmの花が特徴

マルバアサガオ 丸葉朝顔
科目:ヒルガオカ科サツマイモ属
学名:Ipomoea purpurea
原産地:熱帯アメリカ
開花期:7月~9月
花言葉:はかない恋

2020年8月13日撮影






朝早くに花は咲き、昼前にはしぼんでしまう一日花です。
暑さと乾燥で花弁の水分が蒸発してしまうから花はすぐにしぼんでしまいます。
しぼむことで中の雌蕊を守っています。






イヌビワとイヌビワコバチ 観音山

2020-08-06 19:10:00 | みんなの花図鑑
イヌビワはイチジクの仲間で、花が無い果実「無花果」と言われ、
実は果嚢(かのう:花が入っている袋状のもの)で、内側に花を咲かせます。

イヌビワのでき始めの緑色の実は枇杷のでき始めの実に似ています。
少し赤くなった実は小さなリンゴのようでもあり、
少し熟してきた赤い実はイチジクのようでもあります。

イヌビワ 犬枇
科目:クワ科イチジク属
学名:Ficus erecta Thonb,
別名:コイチジク、ヤマビワ、カラビワ
原産地:日本、台湾、朝鮮半島
開花期:4月~5月
結実期:9月~12月
花言葉:溢れる思い

2020年8月6日撮影

▲右上の羽根蟻のような小さな虫は、雌のイヌビワコバチようです。体長1mm程度の小さな蜂です。
(イヌビワコバチには初めてお目にかかれました!!)
雌のイヌビワコバチは羽根を持っていますが、オスには羽根がありません。
夏になると雄果嚢の頭の口が開き、雌のイヌビワコバチは果嚢の中から飛び出します。
雌果嚢にたどり着いた雌ノイヌビワコバチは果嚢の頭から中へ入っていき雌花に受粉します。

イヌビワは雌雄異株で、
この時期イチジクが熟したような色をした雄の果嚢の頭には穴があり

この時期黒く光るように熟しているのは雌の果嚢です。


実を割ってみるとイチジクに似ていますね。



オマケ
胡瓜の実にまだ花がついていました!!!


胡瓜の実はこのままでなかなか大きくなりません。





オキシペタラムとタマスダレ 観音山

2020-08-04 14:18:42 | みんなの花図鑑
白い毛で覆われた青い花が咲いていました。

オキシペタラム(ブルースター)
花の色は青、ピンク、白色です。
青(ブルースター)、ピンク(ローズスター)、白(ホワイトスター)
科目:キョウチクトウ科ドウイーディア属
学名:Tweedia caerulea
別名:ルリトウワタ(瑠璃唐綿)
原産地:ブラジル、ウルグアイ
開花期:5月~10月
花言葉:幸福な愛、信じあう心

2020年8月3日撮影


開花後にできる果実は長さ7~8㎝の大きな紡錘形で

裂けるとふわふわの綿毛のついた種が飛びます。


飛び出した綿毛のついた種がフェンスに引っかかっていました。



タマスダレが咲き始めました。秋まで楽しませてくれます。

タマスダレ 玉簾
科目:ヒガンバナ科タマスダレ属
学名:Zephyranthes candida
別名:ゼフィランサス、レインリリー
原産地:南アメリカ
開花期:5月~10月
花言葉:汚れなき愛、純白の愛、期待

2020年8月3日撮影