アロエの花、イヌビワの果実 観音山

道端にアロエの花が珍しく咲いていました！

アロエはツルボラン科アロエ属の植物の総称です。
このアロエはキダチアロエでしょうか。

キダチアロエ　木立Aloe
科目：ツルボラン科アロエ属
学名：Aloe arbonescens
原産地：南アフリカ
開花期：12月～3月
花言葉：万能、健康、迷信、苦痛、悲痛

2020年1月8日撮影





イヌビワ　犬枇杷
科目：クワ科イチジク属
学名：Ficus erecta Thonb.
別名：コイチジク、ヤマビワ、カラビワ
原産地：日本、台湾、朝鮮半島
開花期：4月～5月（イチジクの仲間で「無花果」です）
結実期：9月～12月
花言葉：漏れる思い

実がなるということは、花が咲いているはずですが、花は見たことがありません。
イヌビワはイチジクの仲間で、花が無い果実「無花果」と言われ、
花は花嚢（花が入っている袋状のもの）で、果実の内側に花を咲かせます。
イヌビワは雌雄異株の落葉樹です。

2020年1月8日撮影




このイヌビワ冬の落葉後も果実があるので「雄株」です。
「雌株」は冬の落葉時には果実は付いていません。
「雄株」の果実（果嚢）の中でイヌビワコバチの幼虫が冬を過ごすようです。
雌雄異株の花が見えない「無花果」のイヌビワが受粉できるのは
このイヌビワコバチという体長1mm程度の小さな蜂がかかわっているようです。
イヌビワの花や実は不思議ですねエ！