しばらくすると、外乗りにでも行ったかと思っていた鞍馬号と大文字号の先導で
黒塗りの車がやって来ました。どうやらどなたかが騎馬隊の視察に来られた模様。
日頃の訓練の成果を、お偉いさんに披露する日に偶然居合わせちゃったみたいです。
できれば部外者にウロチョロしてほしくないのかも知れませんが、私にとっては
千載一遇の大チャンス、漏れ聞こえる説明に耳を傾けつつ大江号の模範演技に見入りました。
寺社の山門をイメージした?関門をくぐり
狭い場所をジグザグ抜けたり、バックで通ったり
スラロームをすばやく抜け
障害を華麗にジャンプ
街中での雑踏警備を想定して太鼓を鳴らしても動じず
炸裂する爆竹にも泰然と駐立
隊旗を手に颯爽と
素晴らしい演技の後、引き馬で馬場を1周したお偉いさんもご満悦の様子でした。
喜んで写真撮りまくってたら隊員から「何かの取材ですか?」と何度も聞かれた。
制服の警官に問われると、なんだか職質みたいだなぁ。
つづく