端境期の間に、ブルーベリーとキウイフルーツの有機JAS認証を受けました。
これにより、堂々と「有機農産物」であると表示できるようになったわけです。
こんなふうに、ブルーベリーのパックに有機JASマーク入りのシールを貼って販売できるようになります。
もともと畑自体は、野菜もブルーベリもすべて無農薬、無化学肥料で栽培しています。
でも、もしも野菜ひとつひとつについてJAS認証を受けるとなると、事務作業的にかなり負担になり、とてもムリでしょう。JAS法に基づいて有機栽培の条件を満たしていると証明し、記帳管理することは、少量多品目の野菜を栽培してセット販売しているというスタイルをとっているしげファームにとっては、ちょっと現実的ではないのです。
そもそも、うちの野菜を使ってくださっている方と直接やりとりをしていて、信頼関係の下になりたっていると思っているので、野菜に関してJAS認証を受ける必要性をあまり感じていません。
一方ブルーベリーについては、野菜と同じような販売の他に、直売所で不特定多数の方へ販売することも考えています。そのため、有機JAS認証が必要だと感じていました。
「有機栽培しています」、それが伝えられるように販売したい。
もちろん、有機農産物にとりたてて興味を持っていない人も大勢いると思いますが・・・。
近くに大きい直売所があります。
そこには、近隣から新鮮で綺麗な野菜がたくさん、しかも安い値段で並びます。
こんな値段で販売して、生活できるのだろうか・・?そう思ってしまいます。
でも、新鮮で安いことは消費者にとって嬉しいことでしょう。
たまに、なりもの野菜が採れすぎたときに持って行きます。
そんな時、他の生産者と同じ土俵に立つのは難しいと感じてしまいます(安さ、見栄えの点で)。
小さな虫穴があって普通の値段の野菜と、虫穴が無くて破格の野菜が隣同士に並んでいたら、多くの消費者は虫穴の無いほうを選ぶことでしょう。
そんなわけで、ブルーベリーとキウイフルーツの2品目のみ、有機認証を取るに至りました。
ブルーベリー畑にも、有機圃場であることを表示。
新規就農してから、試行錯誤の10年間。
新しい試みです。
ブルーベリーのパックにシールがついていました。
直売所私も行きますが、沢山の生産者からどれが有機栽培なのか・・・分かりませんよね。
私も認証のシールが張られているものや、たまに品だししている農家さんが、「家は無農薬です。」と教えてくれて、その名前を覚えておいて購入したりします。(まぁmikaさんのところで買っているのでほとんど他では買いませんが・・・)
有機JAS認証を受けるのに大変だと聞きます。
やりましたねおめでとうございます。
これからも応援しています。
日曜マーケットですね。
楽しみにしています。
私達は、作物を食べて下さる方がいるから、やっていけます。応援していただいて、本当に感謝です。