Wanderers

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読み終える

2007-03-01 22:55:16 | 本より
早いもので今年ももう3月ですね。
このあいだ、年末の大掃除したと思ったんだけどなぁ。
年を重ねるほど時間の流れは速い、と私のまわりの大人はいいますが、そういうことみたいです。

さて、すっかり春めいてテンプレートにハートなぞ飛ばしているみかですが、本日は本屋さんに行ってきました。
嬉しいね、新しい本

わたくし、先月は「買い溜めた本を読もうよ月間」を設定していたので、一冊も新刊を買っていなかったのですよ
えらい、私。
それでも読んでない本が出番を待っているという、私の読まなさもすごい ←威張らない 

新刊は買わずとも、古本屋には行ってたんですけど、先月購入したのは先日アップした「あまぐりまんが」たち2冊と、ハードカバーが1冊。
それって、私の1ヶ月としては少ない方。
だって、手もつけないで次の本買ってたりするからね、いつもは。 ←だから溜まる

そのせいでしょうか。今日の本屋さんでは、手に取る本全てが面白く映ってしまいました。
店内には10分もいなかったくせに、3冊お買い上げ。
たった1ヶ月で本屋禁断症状でもでてたんでしょうかね~
とりあえず、部屋の未読本と相談して順に読んでいこうと思います。

1日遅くなりましたが、「買い溜めた本を読もうよ月間」最後の日に読み終えたのはこの本。
             

中村航さんを初めて読んだのは「夏休み」でした。
もちろん酒井さん目当てだったのですが、マグネット灰皿(というのが本文中にでてきます)にえらくウケてしまった私は、その後もちゃくちゃくと中村航さんを読み進めております。

そして、この「ぐるぐるまわるすべり台」
そういう(どういう?)バンドを組むお話だと思っていたんですよ、途中までは。
それがねぇ・・・
書いちゃうとホントに結末なので、これから読んでみようと思われた方がいらっしゃると申し訳ないので伏せますけれど、私は思わず「そうきたか」と、息を吐きましたね。
なんていうの?意外とか当然とかが混ざったような、ほお~みたいな。
ふーん、って流すわけでもなく、へえ~と驚くわけでもなく、ほお~って。そんなのを口にしました。

じつはこの本、「月に吠える」も収録されているのですけど、案の定「ぐるぐる~」読んで満足した私は、いったん本を閉じたんですね。
だって別物だと思ってたんだもん
で、気が向いたら時に読むことになるだろうと思っていたら、意外にもその時はすぐに来て、読んでびっくり!
別物ではなかったという新事実
だから、裏表紙に「カップリング作」って書いてあるんだ、と読み終えて納得。
こっちのほうに、「夏休み」ででてきた“マグネタイザー”という文字があり、文脈に関係なくニヤっとしたのは私です。

「ぐるぐるまわるすべり台」よりも、「月に吠える」のほうが好きかなっと思ったのは次のセリフのせい。

「まだまだ俺たち、これからだよな?」 本文164頁より
これがどうしても村上氏のセリフみたいに聞こえてきちゃったんです
なんか、言いそうじゃない? 

そんな、文中とはなんら関係ない感想で締めくくりたいと思います。
それでは


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