Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

目に入ったのはこの雑誌

2007-07-05 22:50:54 | 本より
先月の中旬以降、自分のために本屋へ行くことがなかったので、今日はふらりと仕事帰りに立ち寄ってみました。
特に目当てがあったわけでもないので、店内をブラブラと。
カメラ雑誌をペラペラめくってみたり、小説の裏のあらすじを読んでみたり。
マンガを手にとってみたり、通販雑誌を見比べてみたり。
本屋さんにいると時間が流れるのが早いわ 

教育テレビと連動している本(とっさの中国語とかだっけ?)が置いてある棚にも行ってみて、なんとなく興味本位でニューカレドニアはフランス語・・・とか思いながらキョロキョロ
しかし、目立ったところのは英語と中国語と韓国語しか視界に入ってこない。
まあね、それらに比べたらあんまり需要はないのかもしれないな。
細かく棚を調べるのは早々と諦め、再びフラフラしようと視線を上げると、思わぬ方の笑顔を見つけました。
それがコチラ ↓

  

細谷亮太さん! ってすみません。見たことはありますが知りません。
じゃなくて、お登紀さんこと加藤登紀子さんです。

NHKが出版ですよ。しかもサブ題が「人生の歩き方」
で、登紀子さんのタイトルは「男と女の旅路」
すっごい濃そうでしょ?
気になったら買ってしまえと思うほうなんで、手にしていたマンガと一緒に即清算。

こちらの本、というか雑誌?
やはり濃かったです。
内容は、簡単にいうと登紀子さん夫妻のお話ですかね。
出会いから結婚、妻であり歌手である苦悩、旦那さんの最期とかその後など。
潜伏とか獄中とか普通に出てきますからね。お登紀さんの通ってきた道って、やっぱりすごいんだなーと改めて思います。
歌や佇まいにも、そういうのって出てくるもんなんでしょうね。
さっきはパラパラと読んでしまった感があるのですが、もう一度じっくり読み直したい人生でした。

そんなパラパラの中でも印象に残ったのは、飛行機ハイジャックに遭遇した際におしゃった、登紀子さんのお母様の言葉。
「みんな情けないわね」
自分が危ないってのに、気を吐けるのはすごい。
そして、無事に救出された後での、やっぱり登紀子さんのお母様の言葉。
「こんなのは怖いうちに入りませんよ」
スッゲー 


ちなみに、「子どもの命みつめて」の細谷亮太さんはお医者さん。
読んでみたんですけれど、最近とみに涙もろい私にはかなり“くる”内容でした。
命の尊さが沁みる。こちらもじっくり読みたい話でした。