貞観御時に、万葉集はいつばかりつくれるぞと
問はせ給ひければ、よみて奉りける
文屋有真
神無月 時雨ふりおける ならの葉の
名におふ宮の 古言ぞこれ
(清和天皇の御代に、「万葉集はいつごろ編集されたのか」と
お尋ねがあったので、よんで奉った歌
文屋有真(ふみやのありま)
十月の時雨に美しく染まる楢の葉の その名も高い
奈良の都の 古き歌を集めたものこそ
「万葉集」でございます)
問はせ給ひければ、よみて奉りける
文屋有真
神無月 時雨ふりおける ならの葉の
名におふ宮の 古言ぞこれ
(清和天皇の御代に、「万葉集はいつごろ編集されたのか」と
お尋ねがあったので、よんで奉った歌
文屋有真(ふみやのありま)
十月の時雨に美しく染まる楢の葉の その名も高い
奈良の都の 古き歌を集めたものこそ
「万葉集」でございます)