以心伝心

書・旅・本などのメモ。

関戸本古今集13

2009年01月05日 | 関戸本古今集
 かほをよみうちみばかりぞを
 みなへしわれはおちぬと
 ひとにかたるな
  僧昭がもとに、ならへまかり
  けるときに、をとこ山にてを
  みなへしを見てよめる
     ふるのいまみち
 をみなへしうしとみつつぞゆ
 きすぐるをとこ山にしたて
 なへしあきぎりにのみたち
 かくるらむ
     よみびとしらず
 ひとりのみながむるよりはをみ
 なへしわがすむやどにうえ
 てみましを
 をみなへしなきなやたちしし
 らつゆをぬれぎぬにのみきて
 わたるらん
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