以心伝心

書・旅・本などのメモ。

狐狸庵閑話

2010年12月24日 | あ行の作家

狐狸庵閑話 (新潮文庫)

遠藤 周作
新潮社

               「こりゃいかんわ」の語呂合わせです。

先日の「こだわり人物伝」で遠藤周作さんのことを放送していましたので

この本を思い出しました。「祈りとユーモアの作家」ということで四人の作家さんが語り手でした。

最後の瀬戸内寂聴さんの解説が一番印象に残りました。

遠藤さんという作家さんはシリアスな面と一寸照れ屋さんでユーモアがありますが

もの凄く真面目な作家さんだったと思います。あまり真面目なので吉行淳之介さんにもっと遊ぶように薦められたそうです。^^