
社会福祉協議会の公共施設『ふらっと』でのライブ。

日曜はもともとしっかり雨という予報であった。当初音響設備のない会場だと電話で聞いていたので自前PAセットとヤマハのエレピを車に積んで搬入する予定であったが、会場奥にある貸しスタジオには一応全て揃っているという事が分かり、見に行って全部借りる話になっていたので正直ホッとした

ただ、初めての会場で、初めての機材という時にはやはりその機材をよく使いこなしている人が操作しないとリスク大である。ライブは『生もの』でやり直しがきかない。一発勝負だ

演奏の良し悪しはさて置き

PAが命取りになる。私がギターの弾き語り専門であったら、こじんまりした会場ならマイクもPAもなしの、ほんまの生なまライブと行きたいところだ。ピアノではそれはかなりキツイ

不安はあったが事前に平瀬楽器の方に接続の問題はクリアーしてもらっていたので後は当日の音のバランスにかかっていた。
フェアーの進行上あまりセッティングと音チェックに時間のない中で、バンドをやっている有馬高校2年のS君がPA担当で、とても頑張ってくれた。私なんかよりずっとよく分かっていたのでぎりぎりのところでなんとかいいバランスを作ってくれた


が、本番でリバーブが程よくかけられず、かけてもお風呂状態でかかり過ぎてしまう

かなり古い機材でモニターの音が割れる割れる

ドキドキハラハラのライブとなったが、やるしかない

機材に負けてたまるか

と奮起して頑張った。そこんところは自前のポーカーフェイスで、笑顔を振りまきながらお客様に話しかけながらのライブ、そう、『演奏者が楽しまなければお客様が楽しめるはずがない


』の一心で


司会進行もPAも全て公共の貸しスタジオを利用してバンド練習に励んでいる地元高校生たちで、職員さんみんなが温かく見守っているといった空気の中でのイベントである。『多世代交流』を目的とした場であり一年に一度のフェアーもまさしくそれが大前提。なんとか無事終わって良かった良かった

市会議員の方が何人かいらしていた。韓国から帰国されていたKさんもピンポイントでのご参加有難う

音わらびのTさん、つぶらちゃん、雨の中をほんとに有難う
イベント担当職員のIさんから翌日早速写真を添付してのお礼メールを頂いた。「個人的にも大好きな歌ばかりで楽しかったです

会場がとてもほんわかした空気になりました。」
ほっ…。