雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

考え直す時期かもしれない。

2019-06-18 06:28:25 | …and so on
おはようございます。

昨日に続いて今日もいいお天気ですが、梅雨の晴れ間は今日で終わり、明日からはまたどんよりとした空になるようです。
今年はわりと梅雨らしい梅雨になっていると思うのだけど、おかげで、ワタクシは体調不良が続いております。
どこがどう悪いということではなく、心身ともに不定愁訴的な感じが続いており、何もやりたくないと思ってしまいます。
気温の乱高下に身体がついていけていないのが敗因だと思われ、こういう時は、極力おとなしくしているに限ります。

昨日のこのくらいの時間には全国に指名手配されたばかりだった大阪の拳銃強奪犯は、その後、すぐに逮捕されました。
犯人が捕まったことで近隣の方々はほっとされたと思いますが、刃物で刺された警察官は、まだ意識不明の重体とのこと。
犯人の父親が関西のテレビ局の重役だったということで、その父親がお詫びコメントを出していましたね。
30歳を過ぎた大人がやらかしたことに対して、父親がコメントを出すのもどうかと思いますが、立場上致し方なしかと。

最近、人の命を軽く扱うような事件が多い気がして、この国は間違った方向に進んでいるのでは?と不安になります。
昨日の事件もそうですが、後を絶たない児童虐待事件とか、高齢者による交通事故とかが報道されるたびに怖くなってしまう。
背景には「自分さえよければ」という心情が見え隠れしているようで、他人に対する思いやりの気持ちが薄れている。
相手にされて嫌なことは自分もしないという自覚があれば、事件の何割かは減るんじゃないかなと思います。
高齢者の事故などは日々の生活もあるとは思うけど、自分が事故を起こしたら…という想像力があれば防げるかもしれない。
物質的な豊かさや便利さと引き換えに、この国の譲り合いの精神が薄れているとすれば、もう一度考え直す時期かもしれません。