昨日YouTubeをウロウロしていて、ふと、おのれが人生で一番最初に買ったレコード(当時はまだレコードの時代です)が、風の「ささやかなこの人生」だった記憶がよみがえってきました
。親類のおじさんに、年子の妹と1枚ずつ好きなレコードを買っていいと言われ、妹は山口百恵の「横須賀ストーリー」で、ワタクシが「ささやかなこの人生」だったのを思い出しました。ワタクシが中2、妹が中1の頃だったと思います。我が家にコンポーネントステレオを買ったため、それからは少しずつお小遣いを貯めて、グレープ、さだまさし、オフコースなどを買うようになっていくのですが。その当時は、風というよりは伊勢正三の作る歌が好きだったのだろうと思います。伊勢正三といえば「なごり雪」に止めを刺すのかもしれませんが、他にもいろいろ素敵な曲があったような気がします。「きみと歩いた青春」とか。
それにしても、弱冠中学2年生で「ささやかなこの人生」を選んだワタクシもいかがなものかとは思います
。14歳にして、
優しかった恋人たちよ ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
というフレーズがいたくお気に入りだった記憶がありますが、一体何をどう考えてこんなフレーズに共感していたのか、今となっては本当に不思議な中学生だったとしかいいようがありません。その頃から厭世観のあるものが好きだったのは間違いないのですが、14歳で何をそんなに人生に疲れていたのか、甚だ謎が多い中学生ではあります。アイドルには全く興味がなかったので、妹のように山口百恵のレコードを買うという発想もなかったのだと思います。上記のフレーズは、それから30年以上経った今のほうがしっくり馴染むようなものではあります。人生も折り返し地点を過ぎたと思しき昨今、「ささやかなこの人生」を喜びとか悲しみとかの言葉で決め付けないように…と自戒を込める次第です。

それにしても、弱冠中学2年生で「ささやかなこの人生」を選んだワタクシもいかがなものかとは思います

優しかった恋人たちよ ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
というフレーズがいたくお気に入りだった記憶がありますが、一体何をどう考えてこんなフレーズに共感していたのか、今となっては本当に不思議な中学生だったとしかいいようがありません。その頃から厭世観のあるものが好きだったのは間違いないのですが、14歳で何をそんなに人生に疲れていたのか、甚だ謎が多い中学生ではあります。アイドルには全く興味がなかったので、妹のように山口百恵のレコードを買うという発想もなかったのだと思います。上記のフレーズは、それから30年以上経った今のほうがしっくり馴染むようなものではあります。人生も折り返し地点を過ぎたと思しき昨今、「ささやかなこの人生」を喜びとか悲しみとかの言葉で決め付けないように…と自戒を込める次第です。