日々つれづれ

~心思うままに/一日一笑~

本を読んで妄想

2014-01-29 | 日記
10℃を超えると暖かいね。
もう3月に近かったっけ?と本気で間違えるくらい。
まだまだ一番寒い2月が待ってるって言うのにね。


さて、昨年末から映画を見たり本を読んだりしてて妄想が広がっている。

<風立ちぬ>をみて、零戦を作った人のことを考え。
<永遠の0>を読んで、その零戦に乗って戦った人のことを考え。
<ごちそうさん>を見て、そういう時代で育ち出兵した人たちの気持ちが分かる気がして。

たった70年近く前のことなのに、元寇や関が原の戦いの頃くらい昔のように思えて。
でも、世界では今でも、毎日こうやって戦争に送り出されている人もいるんだなと悲しく思って。
1人の母として、自分の子供が死ぬって(それも若いうちに)苦しいなって。


そして、永遠の0では映画の主人公が岡田君で。
もうね。
百田さんの文章を読みながら、岡田君が私の脳内で映像化されて。
いろんな人の証言を組み合わせて出来上がる主人公なのに、脳内で岡田君に証言を付加して1人の男性像が出来上がってしまった。


で、岡田君つながりで。

三谷幸喜さんが書いた<清須会議>を読んだ。
彼が脚本を書いた映画は面白いと思うので、映画を見てみたいと思ったのだけど。
だけど、映画って最近は私の中で不発ばかりなので原作を読んで妄想するほうが楽しいと、本を買ったのだ。

この清須会議の中で、黒田勘兵衛という軍師が出てくるのだけど。
そう、今年の大河の主人公。(こちらは見てないけれど)

主に、柴田勝家・羽柴秀吉の心理戦。
この秀吉の頭脳となるのが岡田君演じる黒田勘兵衛で。

三谷さんの映画には岡田君は出てないのに、勝手に私の脳内では一演者として登場してしまった。
うん。かっこよかったな。

秀吉は、私の中では竹中直人さんなんだけど、大泉洋さんもアリだね。
三谷さんが当てた役者さんを想像しつつ本を読むと、ピッタリだなぁ!!と思った。


妄想が得意な私には、映画で映像を見てガッカリするよりも、小説を2~3冊読んだ方がお得なような気がしてきた。
そして、何でもかんでも映像化すればいいってもんじゃないねと思う。