海 浴女 いでゆ・・・  

2008-08-14 00:23:41 | ・とにかくラブリ~☆
↓借りていた本はちゃんと図書館に返却しました~。
 (けっきょくこの本は自分で購入しました。)
 
東京国立近代美術館の常設展にも
いくつかよいモノ、作品が出ています。
★古賀春江の「海」1929はシュールでいつみても好きです。

この夏の季節に★小倉遊亀の「浴女 その一」1938と「浴女 その二」1939
並べて特別に展示して下さるような粋なはからいはないものかしら・・
なんて思ってしまいます。どちらも好きですが、特にその二。
残念ながら私は両方が並んでいるのをみたことなくて、
何年か前の展覧会で展示されたそうですが、いつかまたみせていただきたい。

実は、うちのご近所エリアに日本画家の小林古径のアトリエと住まい
あったらしいのですが(住まいは昭和9年竣工 吉田五十八設計の数寄屋造り)、 
でも、平成5年に残念ながら取り壊されてしまいました。
職場の先輩はそちらを訪ねたことがあり、
「あそこにね、ほら、小倉遊亀の絵に出てくるみたいなお風呂があったよ。」
って話してくれました。

古径にも★「いでゆ」1918という題名の絵があって、やはり浴室に女性がふたり、
窓から少しだけ緑がさわやかにのぞく、その構図、線、とてもモダンです。
こちらは東京国立博物館所蔵、ぜひこちらもいつかみたいです。 

★小林古径邸は早稲田大学により解体実測調査が行われました。
その後、現在★小林古径邸は移築復原されています。

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3 コメント

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川合玉堂アトリエ ()
2010-01-05 21:00:20
今日は冬の海で海水浴 ! おままごとでね。

写美の展覧会、木村伊兵衛の川合玉堂とらえた写真、
アトリエの、角落した障子の、すっきり線細く、美しかったよ。
あれはやっぱり吉田五十八だな。

木村さんの撮った、
煙草いっぷく大観、めちゃよかったし。
清方の肖像写真もよかった。
後期のサン美行きたいけどな~。

昨夜は「ロマンティストたちの家」をまた読んでた。
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窓外の化粧と・・ ()
2009-08-21 23:56:50
゛海の゛翌年1930 同じく古賀春江の゛窓外の化粧゛
これもよろしいのだー。
楽しい絵画、ううっ、絵画じゃないような・・。
青空にパラシュート こちらバルーンスカートふわり。
前回行ったら、東京の近美に古賀さんのスケッチが出ていてうれしかったです。

展示室では、ちょうどこの作品の前にソファーがあって、腰掛けてじっくり、イイ感じにそっちの世界へ行っちゃいますわ。

小町通りの鏑木清方記念美術館も尋ねました。
日本画のような庭に咲く濃いピンクの百日紅が美しかった。
清方の画室も設計は吉田五十八さんですね、やっぱりねとうなづけます。
秋に福富太郎コレクションが東京に廻ってくるのかな、楽しみです。
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出湯と黒髪と・・ (mityiyo)
2008-09-08 23:50:40
ただいま東博の常設に
古径の゛出湯゛と清方の゛黒髪゛が出てるってー。
キャ~みたいみたいみたーい!! みるもんねー。

えどカル列伝に中川先生ご登場は・・・
ご専門のアンコールワットとか、復元にまつわるそちらのお話をお聞かせくださるのだと思い込んでいましたので、古径のお家に関しても・・なんて、ささやかに思っていました。

そうですわ!! 
なぜにピンとすぐに気がつかなかったの、みちよちゃん、でも、その分、今は歓びもめっちゃ大きいわけですが・・。
今回の列伝は本編シリーズの特別編なのですから、藤森先生の丹下さん、谷川先生のライトに続く、第二弾は、鈴木先生のコンドルさんと、そして、早稲田の佐藤功一さんは早稲田の中川先生なわけでございます。

キャ~米山先生~どうもありがとうございます。
ちゃんと分かってくださっていて、うれしい。
さすが先生です。
わたしは夢のような希望が叶ってしあわせです。
たてもの園の展覧会準備いろいろと大変でしょうが、がんばってくださいね。
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