ゆうべの暉をさまりて、
まづ暮れかゝる草陰に、
わづかに影を點せども、
なを身を恥づるけしきあり。
虫を逐ふて細川の、
淺をはしる若鮎が、
靜まる頃やほたる火は、
低く水邊をわたり行く。
腐草に生をうくる身の、
かなしや月に照らされて、
もとの草にもかへらずに、
たちまち空に消えにけり。
北村透谷 「三籟」四号掲載 明治26年(1893年)6月30日発行
まづ暮れかゝる草陰に、
わづかに影を點せども、
なを身を恥づるけしきあり。
虫を逐ふて細川の、
淺をはしる若鮎が、
靜まる頃やほたる火は、
低く水邊をわたり行く。
腐草に生をうくる身の、
かなしや月に照らされて、
もとの草にもかへらずに、
たちまち空に消えにけり。
♪蛍の光なら
「哀愁」のヴィヴィアン・リーとロバート・テイラー思い出す。
恋模様も気になったけど、働くステキ女子たちがやっぱり洗練されていてまぶしかった。
やっぱり透明感が美しいです。
そうそうリラックスクリアーでなきゃね。
秋に向けてファイト★
和泉式部
今夜★歴史秘話ヒストリアを観ました。
いま、あなたに逢いたい、和泉式部は恋に生きる女、大きな魂の持ち主、和歌に気持ちを託す。
情念燃やして・・さまよえる魂・・恋ははかない。
子どもたちと百人一首で遊んでいる。
これまで毎年冬には大会も開いているとのこと。
それぞれ自分の持ち歌を一首決める、ちょうど100人くらいだものね。
昨年の、みんな忘れてなくて、よく覚えているのに感心する。
平安男女のほんとうの歌の心はまだ知らないけれど。