お預かりしているおおぜいの子どもたち、一緒に過ごしている時間のなかで、どの子にも当然ながらみんな平等に接っしている。けれど、なかでも、「かわいいなー」って思う子がいたりします。それはしぜんな気持ち。ある三年の男の子、急にね、引っ越しが決まって転校しちゃうんだ。あぁーいゃだいゃだ、行かないで、さみしい。これまでの大切な思い出もいっぱいあるけれど、やっぱりもっといっしょにいたかった。お別れにミッチ明日は泣いてしまうと思う。でもね、今度の新しいところ、お家からも学校からも東京タワーが見えるんだって、そっか、東京タワー、カッコイイもんね。よかったね。これからも元気で頑張ってね。最後の一日、あしたまた会えるからうれしい。「ああ、月にはほんとにうさぎがいるのかなぁ・・。」そう言って月を見上げたあの日の君の顔、瞳が忘れられない。
ヤッタァー 
買わなくっちゃ。