The Blessing of Gold~金の祝福

世の中のよいモノ・コト・人をボーダレスにアンブリエル視点で発信していく、AmbrielMワールド♪

アンデルセン童話集

2016-10-06 | オススメ 本

アンブリエルです

 

久々々に朝から青空&お日さまが拝めたよーな。。

ありがたくて朝一番、思わず手を合わせちゃいましたー。

 

やっぱり晴れはいいですね~。しみじみ

 

そして久々に写真とりたいタマシイが動き、パシャパシャと太陽を撮ってみたら。

 

むむむ、

前よりパワーアップされているような。

 

光り方がハンパなく強く美しい。

 

久々だからこそ見えてくることもあるのかもしれませんね。

 

 

 

サテ、秋というと食欲とかスポーツとかイロイロいわれますが。

ちょうど今、久々にちゃんと読んでいる本がありまして、ワタクシ的には「読書の秋」デス。

 

その名も「アンデルセン童話集」であります。

 

 

そもそもナゼ今、アンデルセンかと申しますと。

 

先日、英語の勉強~☆と英語版の「人魚姫」を手にとって読んでたのですー。

子供向けの絵本なので、うすいしカンタンだし絵もキレイだし、ということで。

 

そして改めてしっかり読んでみたら・・

 

なんかスピリチュアル☆

 

作中、人魚は300年生きれる設定になってます。ですがタマシイがなく、よって生まれ変わりがないと。

対してニンゲンは100年の寿命だけど、不死のタマシイがあり、肉体が土にかえるとタマシイが未知の美しい世界へ上っていくんだと。

 

そして人魚がニンゲンを好きになって、その人もその人魚を好きになって永遠の真心と愛情を捧げると、その人のタマシイが人魚のカラダに乗り移って人魚でもタマシイが持てるようになるそうな。

 

そしてそして驚いたのはラスト!

悲劇のヒロイン人魚姫が最後、海の泡となった後にこんな話があったなんてワタクシ、記憶がありませんでしたー。(ネタバレになってしまうので、詳しくは読んでねー。)

 

この発想力、世界観・・

読んだ後、「アンデルセン、何者??」って思いました。笑

 

 

元々、物語り好きで童話は世界中のものを結構読んでいる方と自負しておりますが、

こんな世界観は童話集で見たことございません~。だから驚いたのなんのって。

 

19世紀のクリスチャンがこんな異端ともいえるべき世界観を童話の中でシェアしてたなんて!

(きっと、宇宙人と交信してインスピレーションを得ていたに違いない☆笑)

 

 

・・その後、気になったので調べてもみました。アンデルセンの童話について。

そしたら異色なのに合点いきました。

 

一般に、童話集で有名どころといえばグリム童話ですが。

(「赤ずきん」とか「白雪姫」とかです。)

 

地域の伝説や民話を集めたグリム童話と異なり、アンデルセンの童話は個人の「創作」だそうです。

つまりフツーに小説です。それがちょっと子供向けだったりファンタジー色あったりするだけで。

 

そしてワタクシ的に最大の

アンデルセンの「ココが違うよ、フツーの童話と!」ですが、

 

なんたって世知辛い!

 

先の「人魚姫」しかり、「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」・・

 

どれも自己犠牲的でかわいそうな主人公。

特に人魚姫やマッチ売りの少女は最後、死んじゃいますし。

 

子供というよりむしろ大人の「世間てそうよねー」「あるある」話で、

童話らしからぬリアリティ感じさせるキビしい設定デス。

 

でもだからなのか、大人になった今、美しく魅力的でもあるのです。

(カラッとしたハッピー話もありますよー。)

 

 

今回、「人魚姫」を読んで

「いやー、人魚姫アッパレじゃんよくやったよ。」て思いました。

(今、大人の中で一番アツく人魚姫を語れる人かもしれません、ワタクシ。笑)

 

玉砕しちゃいますが、彼女はいつも自分で行動してました。

(童話のヒロインは、魔法使いのおばあさんが出てきたり、王子様がやってきたり、キホン「受け身」ですからー。)

 

ひれでなく足を持つため魔女のところへ自分で行きましたし、

薬の代償として自分が持っているものの中で一番ステキな「声」を対価として差し出しますし、

足を持てても一足ごとにナイフでさされるような痛みに耐えました。

 

そして最後に自分が助かるより好きな人の幸せを優先して、せっかくのチャンスのナイフを捨てて自己犠牲するわけです。


(まぁ、かなり冷静にみると、今でいう「一途すぎで独りよがりなストーカー女」かもしれませんが。笑

そしてそんな事情をつゆ知らず、思わせぶりな態度をとりつつちゃっかり初恋の人とゴールインする、頭に花が咲いた王子にも軽くイラッとしたりして。

そんな風にヒネた見方ができるのも、大人ならではの楽しみ方っ。苦笑

 

とにかく見事だ!人魚姫

よくやった、アッパレなり~。

 

 

時代を超え、年齢や国境を超えて読み継がれる。

それがワタクシ的「名作」であります

 

アンデルセンの童話はまさに、その名作かと。

特に大人になってからゼヒ!改めて読んでいただきたいなー、と思うアンブリエルでありました。

 


最後にワタクシHPですが。

ただ今、順調に作成中。11月くらいからセッション始められそうです。

また進展ありましたらお知らせさせていただきま~す。


Love, Light and Harmony!