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marantz PM-11S2です。
昨年の年末に購入して以来愛用しています。
スピーカーをMonitor AudioのPL100に変更して以来いろいろ設定見直し等行って、ある程度の音にはなりましたが、それでもOnkyoのAVアンプで鳴らしている Pioneer S-81と大差ない音質、ってのが気になっておりました。
そして出た結論が、marantz PM-11S2ではMonitor Audio PL100はドライブできない、ってことです。スピーカーのインピーダンスが4Ωってのがやっかいなんでしょうね。
このアンプ、非常に好みの音質で手放すのは忍びないので、どうにかできないか考えた結果出た答えが
”コンプリートバイアンプで鳴らす”
です。
1台のスピーカーをアンプ1台で鳴らすようにすることで、アンプの性能をフルに使って1台のスピーカーを鳴らせるし、左右信号を完全に筐体ごと分離することによる音質UPも期待できます。
ってことで1台追加して2台にてコンプリートバイアンプで鳴らしてみました。
ちなみに、これでやっとスピーカーへ完全なバイワイヤリング接続ができました。
非常に存在感のある筐体2台が並ぶと壮観です。2台合わせると重量も50kgオーバーとかなりのものです。
向かって左はLeftチャンネル専用でマスター(コントロール機)、右がRightチャンネル専用でスレイブ、のように設定しました。スピーカーとの距離も直感的にもその方がわかりやすいので。
なお、2台のアンプともにモノラル動作になりますので、各機器からの入力はLeft端子のみに接続します。
ちなみにマニュアルによるとこの接続状態ではRight端子は使えない、とのことでした。
セッティング後早速鳴らしてみて、まずちゃんとスピーカーが鳴るようになっている、ってのが第1印象です。
左右のバランスも非常に良好で、音質もやわらかくてさらに心地よいものに変わりました。
これが本来このスピーカーの持つ音なんでしょうね。
ただスピーカーがまともに鳴ってくれるようになっただけって感じで、掛けたコストとは見合わないかもしれませんが、お気に入りのアンプを手放さずに済んだってことで良しとします。
アナログレコードも抜群の音質で楽しめるようになりました。っていうか抜群のマッチングのような気がします。
ただ、MCカートリッジだとインピーダンスが合っていないようで、別途フォノアンプを用意した方がいいかもしれません。
いちおう当方で最終的に使用したケーブルは以下の製品です。
インターコネクト(バランス、アンバランス)
BELDEN 8412
スピーカー
AIRBOW HCR-ACF/EVO/EZ
marantz プリメインアンプ PM-11S2 メーカー製品情報
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