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車とパソコンと私

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Core i7 990XのO.C.耐性 3

2011年03月03日 23時16分59秒 | オーバークロック

3個目の990XのO.C.耐性チェックを始めました。といっても2個目と同じロットなので、個体差を見極めるくらいのつもりですが。

使用マシンの構成は以下の通りです。

CPU i7 990X Extreme Edition ロット:3045A643
M/B ASUS P6T7 WS SUPERCOMPUTER Version 3
Memory Corsair CMT6GX3M3A1600C6 高耐性メモリ

いつものように4GHzから始めました。今回は4Gベンチの設定も一緒にやることにしたのですが、いままでベンチ設定を行うと、意味不明の不具合が発生していましたが、やっとはっきりとした原因が判明しました。

これまで、IOH,IOH PCIE電圧をUPすることで、なんとかベンチ完走できるよう設定していましたが、もともとベンチ完走しなかったのは、QPI Voltの入れすぎが原因でした。

というのも、今回の環境はメモリの耐性もいいので、できるだけQPI Voltを盛らないようにできないか、ということで、QPI Voltを1.4Vから設定開始したのですが、この電圧であれば、いままでのような意味不明の不具合が全く発生せず、安定してベンチ完走できたので、試しに2個目の990Xを使用しているマシンで、メモリを高耐性なG.Skillのメモリに変更し、QPIを1.4Vに設定してベンチを回すと、こちらも全く問題なくベンチが完走しました。ちなみに、980Xを使用していたときには、1.4875V以下ではベンチは完走しませんでした。このことにとらわれすぎていたようですね。やはり990Xは中身は別物と考えて設定した方がいいようです。

ということで、990Xは980Xとちがって、QPI Voltを入れすぎてはいけないことが分かったので、まずはQPI Volt 1.4V付近でベンチ設定を詰めてみようと思います。

なお、3個目の4GHzでのベンチ可能なVCore Voltは、2個目と同じ1.2Vでした。


CPU 5GHzベンチ

2011年02月28日 00時34分37秒 | オーバークロック

いつも参加しているベンチサイトにて、新レギュレーションCPU 5GHzでの3DMark06ベンチが開始されたので、手持ちのCore i7 990Xで参加したい、と思い設定を開始しました。

まずは、4.2GHz~5GHzまでのVGA定格でのベンチスコア取得を行い5GHzでは、スコアの出やすい設定を見つけるため、少しづつ設定を変更し、まわしてみているところです。

4.8GHz スコア:31229

5.0GHz スコア:32196

5.0GHz スコア:32547

とりあえず、今日わかったことは、unCoreのクロックをあげることがスコアUPにつながる、ということだけで、ベンチ完走すら容易ではない状況でした。先は果てしなく長そうです。

P.S.途中煮詰まったところでいったんしばらくの仮眠をとったあと、再びパソコンの前に座って何気なくネットサーフィンしてたところ、ふと気づきました。今このパソコンが5GHzで動いていることに。全く違和感なく使えているので、こんなクロックで普通に使える時代もそう遠くない時期に来そうですね。

(3/4追記)

990Xの3個目の耐性チェックのときに発見したQPI電圧盛りすぎ事件を考慮して5GHzにチャレンジしたところ、あっさり安定してベンチが回るようになりました。ほんとにいままでの苦労はなんだったのか?って感じです。

3DMark06 CPU 200.1×25 5GHz, VGA:Asus GTX580 DirectCU II

コア/メモリ:980/2380 スコア:34084

次は、4GHzにてベンチ完走に必要な最低電圧(Core、QPIとも)をチェックしてみようと思ってます。


Core i7 990XのO.C.耐性 2

2011年02月27日 00時02分42秒 | オーバークロック

Core i7 990Xの2個目のO.C.耐性チェックをしてみました。ロット3045A643です。

使用マシンの構成は以下の通りです。

CPU i7 990X Extreme Edition ロット:3045A643
CPU冷却 PROLIMA TECH Mega Shadow 空冷(12cm 2000rpm FAN×1使用)
M/B ASUS Rampage III Extreme O.C.向けマザー
Memory SanMax SMD-6G88NP-16F(HYPER)-T ELPIDA HYPERのはずれ品

クロックごとの要求コア電圧を調べた結果以下のようになりました。なお、以下の結果は、3DMark11ベンチ完走に必要なコア電圧です。今回は、CPU-ZのCore Voltageが表示されなかったので、Monitor欄には、AIDA64でモニタリングしたコア電圧を記載しています。おそらくCPU-ZのCore Voltageと同じ値が表示されていると思われます。

Clock VCore Monitor
4.0GHz 1.20000V 1.197V
4.2GHz 1.20000V 1.197V
4.4GHz 1.27500V 1.270V
4.6GHz 1.32500V 1.323V
4.8GHz 1.42500V 1.422V
5.0GHz 1.52500V 1.521V

ちなみに、4.0GHzと4.2GHzのVCoreが同じですが間違いではありません。4.0GHzが1.2Vで通ったので、そのまま4.2GHzを行ったのですがこちらも通りました。

4.2GHz 3DMark11 PhysX Test & Combined Test結果

1個目より耐性は上な感じですが、2個目の方が温度がかなり高いです。空冷環境ですので、5.0GHz以上の確認は行いませんでした。

 なお、半日かけて4GHzのベンチ設定の最適化を行った後でスコアをとってみましたが、結構いいスコアが出てくれました。VGAには、ASUS GTX580 DirectCU IIを使用してます。

ベンチ VGA Core/Memory スコア ScreenShot
3DMarkVantage 980/2380 36934
3DMark11 990/2380 7676

2個目は1個目よりさらにベンチ設定のスィートスポットが狭くて設定には苦労しましたが、ASUS GTX580 DirectCU IIだと連続ベンチでも全く熱だれしないで安定したスコアが出てくれるので、微調整の成果が分かりやすくて助かりました。

990Xは後3個ありますが、疲れるのでしばらくは耐性チェックはしないと思います。


Core i7 990XのO.C.耐性 1

2011年02月24日 21時17分33秒 | オーバークロック

Core i7 990XのO.C.耐性チェックを始めました。まずは、ロット3045A596のチェックをしてます。

使用マシンの構成は以下の通りです。

CPU i7 990X Extreme Edition ロット:3045A596
M/B ASUS P6T7 WS SUPERCOMPUTER Version 3
Memory Corsair CMT6GX3M3A1600C6 高耐性メモリ

噂通り低電圧でもベンチいけそうです。

クロックごとの要求コア電圧を調べた結果以下のようになりました。なお、以下の結果は、3DMark11ベンチ完走に必要なコア電圧です。

Clock

Vcore

Monitor

4.0GHz 1.22500V 1.208V
4.2GHz 1.26250V 1.248V
4.4GHz 1.31875V 1.304V
4.6GHz 1.37500V 1.360V
4.8GHz 1.45625V 1.440V
5.0GHz 1.53750V 1.520V

Core i7 980Xと比べると確実に耐性がUPしているようです。

(2/23追記)

だいたいクロックごとの要求電圧が分かったところで、CPU 4GHzベンチに向けての設定を始めることにしました。

最初はメモリの設定を行いましたが、980X使用時にはDRAM Volt 1.6Vで問題なかった2000MHzでのレイテンシ7-8-7-18 1Tが990Xではベンチが通りませんでした。結局ベンチ完走には、1.64V必要でした。メモコンの違いでもあるのでしょうか。
ちなみに、別ロットである3045A643の耐性チェックを行った人に聞いてみると、980Xと同じ設定でも全く違いがないそうなので、今回検証したロット3045A596の耐性によるものなのかもしれません。

次に、GPUをオーバークロックして確認を始めましたが、GPU定格では問題ないのに、なぜかベンチが正常に完走しませんでした。CPUでもメモリでもGPUでもない部分に問題があるようで、ベンチが途中で終了してしまいます。

いろいろ調べてみたところ、原因はIOHだということが判明したので、ベンチ完走するようにIOHおよびIOH PCIE電圧を変更することで、解決しました。

ベンチが正常に完走するようになったので、スコアが出るポイントを探して各種電圧を細かく設定変更しつつ回してみると、今度は、QPI電圧を入れすぎるとベンチが正常に動作しなくなるようです。QPI電圧自体は980Xより下げても問題なかったですが、スイートスポットがかなり狭い感じでした。ベンチをとりつつBIOS設定の微調整を繰り返しておいしいところを探しました。

いろんな部分でひっかかったため、結局設定までに丸1日かかりましたが、なんとか4Gベンチ設定も決まった感じなので、現状での3DMark11と3DMarkVantageのスコアをとってみました。なお、VGAには、空冷で1000MHz回ってくれるASUSのGTX580を使用してます。

3DMarkVantage スコア:37180
3DMark11 スコア:7738

ひとまずはまともなスコアが出るようになって一安心というところですので、ひとまずこのマシンは置いといて、次は1stマシンの990X(ロット:3045A643)の耐性を確認しようと思います。

(2/25追記)

1stマシンの990X(ロット:3045A643)の耐性チェック始めました。とりあえず4GHzの要求電圧確認と、4GHzベンチ設定を簡単に行ってみましたが、1個目と同じく、VGAをO.C.してベンチすると、IOHとIOH PCIE電圧を変更しないと完走しませんでした。

やはり990X独自の特性なのかもしれません。なお、4GHzでの要求電圧は、1.20vだったので、1個目より要求電圧は低い感じです。


新ベンチ開始

2011年02月02日 18時30分07秒 | オーバークロック

いつも参加しているベンチ企画で、CPU4.5GHzでの3DMarkVantageが始まったので、試しに回してみました。

といってもXEON W3680は4.0GHzまでしか回したことなかったので、とりあえず4.5GHzの設定からはじめました。

過去のO.C.データやCPUの耐性を考慮し、1.35Vから設定開始し、最終的に1.375vで問題ない、ということでひとまずベンチ環境はこれでOKとなりました。ちなみに、4.5GHzということで、BCLKを204.8MHzの22倍に落ち着きました。

早速ベンチを回すと、室温が高めのせいか、普段なら通るクロック990/2400が通りませんでしたので、設定を変更しつつ回してみました。

コア980/メモリ2400 スコア:37357

コア990/メモリ2360 スコア:37707

コア980/メモリ2420 スコア:37745

ということで、最終的にコア980/メモリ2420が本日最高のスコアでした。

CPUをある程度O.C.してのベンチだったので、少し緊張しましたが、同系のCPU(XEON X5680, Core i7 980X)をO.C.した時のデータがあったので、比較的簡単に設定が決まってくれたので助かりました。やはりデータはちゃんと残しておくものですね。

また、このCPUもまだまだ底力がありそうなので安心しました。機会があればBCLK耐性やMAXクロックの確認もしてみたいです。

(2/4追記)後日再度回してみました。

コア990/メモリ2420 スコア:37761

いまいちスコアが振るわない感じですので、もう少し設定を見直す必要がありそうです。