3個目の990XのO.C.耐性チェックを始めました。といっても2個目と同じロットなので、個体差を見極めるくらいのつもりですが。
使用マシンの構成は以下の通りです。
CPU | i7 990X Extreme Edition | ロット:3045A643 |
M/B | ASUS P6T7 WS SUPERCOMPUTER | Version 3 |
Memory | Corsair CMT6GX3M3A1600C6 | 高耐性メモリ |
いつものように4GHzから始めました。今回は4Gベンチの設定も一緒にやることにしたのですが、いままでベンチ設定を行うと、意味不明の不具合が発生していましたが、やっとはっきりとした原因が判明しました。
これまで、IOH,IOH PCIE電圧をUPすることで、なんとかベンチ完走できるよう設定していましたが、もともとベンチ完走しなかったのは、QPI Voltの入れすぎが原因でした。
というのも、今回の環境はメモリの耐性もいいので、できるだけQPI Voltを盛らないようにできないか、ということで、QPI Voltを1.4Vから設定開始したのですが、この電圧であれば、いままでのような意味不明の不具合が全く発生せず、安定してベンチ完走できたので、試しに2個目の990Xを使用しているマシンで、メモリを高耐性なG.Skillのメモリに変更し、QPIを1.4Vに設定してベンチを回すと、こちらも全く問題なくベンチが完走しました。ちなみに、980Xを使用していたときには、1.4875V以下ではベンチは完走しませんでした。このことにとらわれすぎていたようですね。やはり990Xは中身は別物と考えて設定した方がいいようです。
ということで、990Xは980Xとちがって、QPI Voltを入れすぎてはいけないことが分かったので、まずはQPI Volt 1.4V付近でベンチ設定を詰めてみようと思います。
なお、3個目の4GHzでのベンチ可能なVCore Voltは、2個目と同じ1.2Vでした。