未来への扉

人それぞれに生きた証・生き様があり、それは自己・他者へのメッセージとなります。

余命半年の宣告を受け、愛犬ベラと旅に出た男性。

2016-07-28 23:55:55 | 転載記事
 余命半年の宣告を受け、愛犬ベラと旅に出た男性。に関する転載記事です。



 クーグラーさんと愛犬のベラは、9年以上仲睦まじく生活を共にしてきた、かけがえのない家族同士です。

 ある日のこと、そんなふたりに衝撃的な事実がつきつけられました。

 突然のがん宣告。
 残された時間はわずか半年。

 2015年5月にがんの診断を受けたのはベラの方でした。「WOWT 6 News」によれば、医師は飼い主のクーグラーさんにこう伝えました。

 「最悪のニュースです。彼女は悪性骨肉腫です。がんが肺に転移しています。今日脚を切断するか、それとも諦めるか、どちらか選ばなければいけません」。

 ベラは片足を失いました。それだけではありません。残された余命はたった3~6ヶ月ほどだと言います。つらすぎる事実でした。彼は悲しみに打ちひしがれました。

 とくに、この十年で家族を2人も失っていた彼にとっては、耐え難いできごと。そして、こう考えたそうです。

 「彼女が死んでしまったことに、家に帰ってから気づくなんてゴメンだ」。

 仕事をやめて、
 ベラと最後の旅に出た。

 最初は短い旅行になる予定でしたが、旅は今も続行中。いろいろな出会いがあったようです。

 クーグラーさんはこうコメント。

 「ぼくがベラをどう可愛がっているのか、いつもシェアしていきたい。そうすれば、どれだけ彼女が幸せなのかをみんなが教えてくれるしね」。

 半年どころか14ヶ月も続いている旅の様子は、Instagram で確認できます。ふたりとも幸せそう。

 彼が「家に帰ってから気づくなんてゴメンだ」と考えて起こした行動は、決して簡単なことではありません。けれど、親しい人と過ごす一瞬一瞬の大切さを改めて考えさせられます。素敵な旅を一日でも長く続けて欲しいですね。 

 (以上、転載元はこちら)



 日々肉体の死に向かって進んでいるということを忘れがちな自分がいますが、こういった記事は大切なことを思い出させてくれます。