未来への扉

人それぞれに生きた証・生き様があり、それは自己・他者へのメッセージとなります。

『知恵の三つ編み』より(その6)

2014-11-06 22:58:50 | イロコイ族
 『知恵の三つ編み』(著者はイロコイ族の語り部ポーラ・アンダーウッド女史、翻訳は星川淳氏、徳間書店刊)より。



 【第Ⅱ部 知恵の三つ編み―学びを促す人びとのための手引き】
 【六の法則―左脳向け】

 (P223)

 六の説明を思いついたら、一つひとつの説明に自分なりの可能性指数をつけてみます。その可能性指数は、個人的な体験にもとづいたもので、あなたにとってはそれだけが頼りです。体験がちがう以上、ほかの人の可能性指数はあなたのとはちがうでしょう。それを理解してください。それでいいのです。それで当然なのです。私たちは一人ひとり経験がちがうので、異なった可能性をはじき出すのです。
 この個人的可能性指数は、けっして100パーセントにもならなければ、0パーセントにもなりません。
 おわかりですか?いつどんな瞬間にでも新しい情報が入ってきうるからには、すべての結論はあくまでも仮のものとしておくのが賢明なのです。なおかつ、決定が必要なときには、即座に、そしてきっぱりと、上から得点の高い可能性を三つ選ぶことができます。きっと三つはどれも指数が95パーセント以上のはずですね!こうして、心を新しい可能性に対して開いたまま、手早く確実に決定が行われるわけです。
 


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