未来への扉

人それぞれに生きた証・生き様があり、それは自己・他者へのメッセージとなります。

目的(その3)

2012-01-12 23:30:10 | このブログについて
 このブログの目的(その3)について。

 以前の記事で【後世にメッセージを残す】と書きましたが、それは誰に対してなのか。

 前々回未来の自分自身に対して、そして前回自分の将来の子孫に対してと書きました。

 最後の一つは、未来の子供たちに対してです。血縁は関係ありません。将来の地球で暮らす我々の子孫に対してと捉えて下さい。

 前述『一万年の旅路』(ポーラ・アンダーウッド(著)、星川淳(訳)、翔泳社刊)に登場するイロコイ族七世代先の子孫の為に部族の決定を行っていました
 世界各地の先住民たちは、皆同じ思想を持っています。

 生きて会うことはないであろう未来の子孫に、何か伝え残したいことはありませんか。

目的(その2)

2012-01-05 23:48:21 | このブログについて
 このブログの目的(その2)について。

 【後世にメッセージを残す】と書きましたが、それは誰に対してなのか。

 前回未来の自分自身に対してと書きました。

 その次は、自分の将来の子孫に対してです。
 身近なところで言えば、自分の子供やお孫さん、そして、生きている間には出会えないかもしれないその子孫たち、彼らに対して言葉を残して頂きたいと思います。



 一つの例を挙げたいと思います。

 私ごとなのですが、数年前に父が病気で亡くなりました。
 男同士ということもあり、普段から多くの言葉を交わすこともなかったのですが、「しまった」と思った時には父は言葉を話すことが出来なくなっていました。
 その後しばらく筆談で会話をしましたが、いつしか文字が読み取れなくなりました。ミミズの這ったような文字になっていたのです。心で会話が出来ていたかもしれませんが、もっとたくさんコミュニケーションを取っておけば良かったと後悔しました。父も同じ気持ちだったかもしれません。

 人間いつ病気や事故で亡くなるか分かりません。去年は関東大震災という想像を絶する天災で多くの方が亡くなられました。
 いざという時の為に、自分の家族や子孫たちに伝え残す言葉を書き綴っておくことはとても大切だと思います。



  皆さんも、ご自身の将来の子孫たちにに対し、何か伝え残したい言葉はありませんか?

目的(その1)

2012-01-03 23:32:50 | このブログについて
 このブログの目的(その1)について。

 【後世にメッセージを残す】と書きましたが、それは誰に対してなのか。

 まずは、未来の自分自身に対してです。



 ここで、昔お会いした方の話をさせて頂きます。

 その方は、会社の経営者でした(ここではAさんとさせて頂きます)。 
 経営者とは孤独な仕事だそうです。全ての決断の責任を自分が持たなくてはならないからです。
 
 事業が順調な時にAさんの周りに寄って来た人達(友人だと思っていた人達)は、会社の経営が傾くと皆Aさんの周りから離れていったそうです。
 その時、Aさんは激しい孤独を感じ、自殺まで考えたそうです。

 そんなAさんを救ったのは、自分自身の言葉でした。
 Aさんはブログを書いており、毎日そこにポジティブな言葉を書き綴っていたそうです。
 結果的に過去に書いた自分自身の言葉に勇気づけられてAさんは復活を果たしたのでした。



  皆さんも、数年後、数十年後(或いは数ヶ月後かもしれません)の自分自身に対し、何か伝えたい言葉はありませんか?

『一万年の旅路』

2012-01-02 23:34:50 | イロコイ族
 皆さんは『一万年の旅路-ネイティヴ・アメリカンの口承史-』(ポーラ・アンダーウッド(著)、星川淳(訳)、翔泳社刊)という書籍をご存知でしょうか。



 アメリカ合衆国憲法にも影響を与えているイロコイ族の物語です。
 イロコイ族は、一万年以上もの長きにわたる部族の物語を歌にして語り継いできた部族です。その物語には、部族の叡智が込められています。
 現在五大湖周辺に暮らしていますが、ユーラシア大陸からベーリング海峡を渡りアメリカ大陸に移り住んだ歴史が語り継がれています。

※参考記事はこちら

 このブログは、イロコイ族の文化にヒントを得ています。後世にメッセージを伝え残す文化をもっと一般的にしたいのです。