未来への扉

人それぞれに生きた証・生き様があり、それは自己・他者へのメッセージとなります。

最後の投稿

2020-12-31 00:22:08 | コメント
 2020年も残すところ本日のみとなりました。

 コロナの流行によって、生活スタイルの大きな転換が求められた一年だったと思います。

 個人的な話になりますが、(コロナの影響によるものではありませんが)家族と親類が亡くなった年でもあります。

 万が一コロナに罹患したら、ある日突然、生を終えるかもしれない。
 死は思っている以上に身近なものだ。

 そんな思いを抱き、断捨離を行いました。



 秋口の話になりますが、親類が亡くなった日の未明、早朝のウォーキング中にあるインスピレーションを得ました。

 「この状況をチャンスと捉え、もっと人生を楽しもう」

 後に親類が亡くなったと連絡を受けた際、このインスピレーションは親類からのメッセージかもしれないと思いました。



 自分の人生を振り返ると、旅の占める割合の多い人生だったと思います。
 長期の旅行に出れなくなってからも、数日の休みを見つけては旅行に出かけていました。
 それによって、マインドリセットを行っていたのだと思います。自分の軸がブレていた場合、旅で修正していました。



 コロナの流行に伴い、今までのように気楽に旅行に出かけることが出来なくなりつつあります。
 しかもこの状態がいつまで続くか分かりません。

 そういった状況ではありますが、自分にとってやはり旅は切り離せないと感じています。

 このブログは今日で最後の投稿となりますが、もう一つ旅に特化したブログを立ち上げましたので、今後もご愛顧頂ければ幸いです。

 今までご訪問頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

 それでは、よいお年をお迎えください。



※旅のブログはこちら

『環太平洋インナーネット紀行』より

2020-11-12 22:40:35 | イロコイ族
 『環太平洋インナーネット紀行 モンゴロイド系先住民の叡智』(星川淳著、NTT出版刊)より。

 (書籍紹介)

 一万年の時を越えて真実の生き方を守り継ぐ人々がいる場所(アラスカ、コロラド高原、五大湖東岸、オーストラリア北西部、クイーン・シャーロット群島、ハワイ諸島、屋久島)をめぐるスピリチュアル・ジャーニー。



 【第3章】自由へのネイティヴ・ルーツ-イロコイ連邦

 (P109)

 族母と族長

「小さいときから子どもたちを見ていれば、女たちのあいだでなんとなく「あの子ならチーフにふさわしい」っていう白羽の矢が立つのよ」
 アリス・バビノーは、八十四歳とは思えないくらいかわいらしいおばちゃんだった。風邪で体調がすぐれないといいながら頬に赤みがさし、目は生気に輝いて、奥のほうで笑っている。夫にはずいぶん前に先立たれ、粗末な家は傾きかけているけれど、深いところで満ち足りた女性だとわかる。
 クランマザーは男のチーフ(族長)とともにイロコイ民主制の柱をなす役職で、各クランにそれぞれ一人ずつ選出される。世界各地の先住民文化を特徴づけるクラン構成は、部族を二分するモエティ(半族)制も少なくないが、イロコイの場合はもっと複雑で、六部族合わせて現在四九人のチーフと四九人のクランマザーがいる(厳密には「タドダホ」と呼ばれるグランドチーフがもう一人)。クランやモエティは、もともと近親婚を避けるのが主な目的ではじまったとされ(同じ氏族・半族とは結婚しないのがふつう)、日本にも少し前まで氏(うじ)や家(いえ)のような形で片鱗が残っていた。私の知る北米先住民のあいだでは、白人社会の影響でほころびが出てきているものの、まだクラン制がかなりよく守られている印象だった。クランを話題にするとき、人びとの顔にはそこはかとない誇りが浮かぶ。
 イロコイでは、クランの構成メンバーから直接推薦で選ばれたクランマザーがチーフを選び、チーフの言動に好ましくないものがあればリコールもできると聞いて、私はアリスにチーフ選びの秘訣をたずねたのだった。
「クランマザーの役目はみんなの自然な合意を汲み上げることでね、ほかの人たちの上に君臨したりはしないの」
「じゃあ、クランマザーはどうやって選ばれるんですか?」私がさらに聞く。
「それは厳しいものよ。若いときからみんなに目をつけられて、ちょっとでも不品行や自分本意の見える人はだめ。結婚して子どもを育て上げ、家庭の切り盛りは卒業したうえで、それでも人びとの信頼を裏切らない熟女が選ばれるの」
 そう答えるアリスはちょっぴり得意げだった。しかし、だからといって特別待遇があるわけではなく、金銭的な報酬もなく、しかもいったん選ばれたら終身その役を勤めるという。あるのは人びとの尊敬と、伝統を未来へつなぐ自負だけだ。事実上、イロコイ社会の存亡はクランマザーたちのこの自負と良心にかかっており、それを支える女たちの意志にかかっていることになる。
「そういう決定への参加資格とか発言権は?」
私が世界最古の直接民主制といわれるものの実態をたずねた。
「だれでも平等よ。クランの会議ならクラン全員、大協議会-グランド・カウンシル-なら六つの国の人たち全部」アリスがさも当然そうにいう。
「年齢制限もないんですか?」
「その場に出てきたい人ならだれでも、そして子どもから大人まで、とにかく全員一致の合意に達するまで話し合うの」
 聞きしにまさる徹底ぶりに、次の質問が思い浮かばなくなってしまった。イロコイになにか決定事項を持ち込むと、回答が出るのに最低でも一日、長いときは一年待たされるという話もうなずける。本物の参加型民主主義には根気がいるということか。



※『環太平洋インナーネット紀行 モンゴロイド系先住民の叡智』の紹介は以上です。興味のある方は、是非この書籍をご購入して読んで頂きたいと思っています。

※アマゾンの書籍紹介はこちら

【目次】(その4)

2020-10-22 23:55:55 | 【目次】
【2020年12月31日更新】
 
 【コメント】(その2)
 
 最後の投稿

最近の出来事

2020-09-10 00:46:37 | コメント

 先月PCが壊れました。OSは Windows Vista です。ネットには接続せずに周辺機器(プリンタ等)用に使用していたものです。

 もう1台 Windows10 のPCを所持しているのですが、スペックが低く動作が遅い為、新しいPCを購入しました。

 周辺機器については、Windows10 用のドライバがない為、お役御免となりました。周辺機器自体はまだ使えるので、何とも残念に感じました。

 いつの間にか時代遅れになってしまったという悲しいお話です。

 

 

 

 (写真は、今月撮影した朝陽です。)


残暑

2020-08-27 23:53:24 | コメント

 8月も残り僅かですが、残暑が厳しい今日この頃です。

 

 せっかくの夏ですが、コロナの影響で遠出するのを我慢しています。

 それでもマインドリセットが必要に感じた場合は、車で海まで行って朝陽を拝んでいます。

 

 ケガレ:気枯れ=穢れ

 

 潮風には祓いの作用があると思います。

 


コロナ後の世界

2020-07-30 23:34:00 | コメント

 友人が亡くなってから10年以上の月日が流れました。

 亡くなる前に発信していた小さなメッセージにあの時気付いてあげればという思いは今でもあります。

 心の闇というものにどう向き合って生きていくのか、正解は人によって違うと思いますが、まずは生きることが大事だと思います。

 

 話変わりまして、先日山本寛斎さんが亡くなられました。

 幼少の頃からいろいろと大変な経験をされたと思われますが、太陽のようなポジティブエネルギーを持たれた方でした。

 ご冥福をお祈り致します。

 

 コロナウィルスの影響により、これから更に停滞感、閉塞感を感じることが増えて行くと思います。

 ささやかなことに感謝する習慣を持つこと。行動すること。少しずつ変えて(適応して)いくこと。

 生きて経験することが人生の目的だと思いますので、何とかコロナ後の世界に適応していきたいと思います。


断捨離

2020-06-25 23:55:55 | コメント

 家族に病気が見つかり、今月より治療を行っています。

 ここ最近人生についていろいろ考えるようになりました。

 コロナウィルスに罹患するリスクもありますので、私自身いつ死んでもいいように準備はしておくべきだと思いました。その為、今月より断捨離を始めました。

 今まで断捨離で失敗(途中で中止)するのはアルバムを開いた時でしたが、今回は自分がもうすぐ死ぬと仮定して本当に必要な写真以外は全て廃棄することにしました(フィルム撮影した写真です)。

 写真だけでなく、物には使っていた時の想いが磁気として残っています。そのことを強く感じました。


生あるもの必ず死ぬ

2020-05-28 23:55:55 | コメント

 先日、祖母が老衰の為亡くなりました。

 大往生と言える人生だったと思います。

 亡くなってから、いろいろと祖母に守られていたことに気付きました(身体は動けなくても気持ちを向けることは出来ます)。

 祖母の冥福を祈りたいと思います。


登山のリスク

2020-04-30 23:55:05 | コメント

 コロナウィルスの影響により緊急事態宣言が発令され、【 Stay Home 】と叫ばれています。

 状況が劇的に改善するとは考えにくい為、今年は登山に行くことが難しそうです。

※カナダの遭難事件についてニュースで知ったのです、遭難者がコロナウィルスに感染していた為、救助にあたった人達が2週間の自宅待機を余儀なくされたそうです。

 

 この状況で何が出来るのか、今まで出来なかったことを試すチャンスとしてこの機会を前向きに捉えていきたいと思います。


一歩ずつ前へ

2020-03-12 23:55:55 | コメント

 早いもので東日本大震災から9年が経過しました。

 被災された方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 コロナウィルスの影響により、改めて生きていることのありがたさを痛感しています。

 日々感謝しながら歩んでいきたいと思います。

 

 写真は、今朝撮影した朝陽です。

 


2月ももうすぐ終わりです

2020-02-27 23:37:40 | コメント

2020年の2月ももうすぐ終わりです。

ついこの間まで正月だと思っていたのに早いものですね。

今月は、ずっとコロナウィルスのことが気になっていました。

感染しないように対策を立てていますが、今後も予断を許さない状況が続きそうです。

気付かないうちに感染し治癒しているケースもあるようですが、2回目、3回目と罹患する回数が増えるにつれ重症化しやすくなるのかが気になるところです。

 


謹賀新年2020

2020-01-30 23:55:55 | コメント

 2020年も宜しくお願いします。

 新年早々コロナウィルスの問題で大変なことになっていますが、予防に努めたいと思っています。

 ウィルスの毒性がこれ以上強くならないように願っています。

 

※コロナウィルスの罹患者数を集計したサイトはこちら

 

 


2019年最後の投稿です

2019-12-26 23:22:50 | コメント

 今年も残すところあと僅(わず)かとなりました。

 

 本年ご訪問頂いた皆様に感謝申し上げます。

 

 来年も宜しくお願い致します。

 

 よいお年をお迎え下さい。


坂東三十三観音巡礼(3)

2019-11-28 20:22:50 | コメント

 坂東三十三観音霊場の最後の巡礼地は鎌倉でした(2018年12月に参拝 )。

 

 印象に残っているお寺について記載します(参拝順に記載)。

 

(1)長谷寺(はせでら)(長谷観音)(4番札所)(神奈川県鎌倉市)

 

 受付の方の瞳が澄んでいるのが印象的でした(一人だけではなく複数の方々です)。心が澄んでいる方に出会えたことに感謝です。

 

(2)岩殿寺(がんでんじ)(岩殿(いわどの)観音)(2番札所)(神奈川県逗子市)

 

 観光客の多い地でこれだけ音の無い場所があるとは、良い意味で予想を裏切られた気がします。とにかく静かで長居したい場所でしたが、時間が無い為しばしの滞在となりました。

 

(3)杉本寺(すぎもとでら)(杉本観音)(1番札所)(神奈川県鎌倉市)

 

 1番札所ですので通常は最初に参拝する方も多いと思いますが、私にとってここが最後の札所(結願霊場)となりました。またいつの日か坂東三十三観音霊場を参拝したいと思います。

 

 (写真は杉本寺)

杉本寺


ラグビーW杯

2019-10-31 22:18:10 | コメント

 素晴らしい試合が多かったですが、この大会で一番印象に残っているのは、日本VSスコットランド戦(28-21で日本の勝利)です。

 スコットランドは前回大会で負けた相手で強敵です。しかも令和元年東日本台風の後で試合の開催自体が危ぶまれていました。

 この試合は、戦っている選手の頑張りだけでなく、もっと大きな力がサポートしていたように感じた試合でした。日本代表のサポーターだけでなく、日本の国魂のような存在が働きかけているように思いました。

 

 試合だけでなく、ラグビーの素晴らしい精神を随所に感じた大会でもあります。